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テーマ:「中国語版『運命を変える未来からの情報』」 |
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書き込み期間:2006/06/14〜2006/06/26 |
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要旨:
私の著書『運命を変える未来からの情報』が、中国語に翻訳されて、『未來情報,改變命運』というタイトルで台湾、香港、上海の地域へ出版されることになりました。
私がずっと追究している「私は誰?」の問いが中国語で書かれていて嬉しいです。
翻訳はとても素晴らしいです。原文に忠実に翻訳されているようです。
原本に何度も使われている「自由」という単語が、翻訳本では「自由」「自由自在」という単語に使い分けられています。また、「私は誰?」は「我是誰?」「我為何者?」という二つに書き分けられています。
私がテーマにしている「自由」と「私は誰?」の問題は大変に深く、定義が非常に難しいものです。訳者は著書の内容をよく汲み取って、本当に深く考えて翻訳をしてくれたと思います。
ところで、何故この本が翻訳されることになったのかを考えてみました。
私が本に書いた情報は、ほとんど中国が源です。中国発の情報を日本人が日本へ広めて、それが翻訳されて再び中国で出版される例は珍しいです。
中国発の情報を同じ目線で肯定的に扱っているので、これを読んだ中国の人も気持ちが良くなると思います。また、日本人の視点からの情報を読むことで「源」を改めて見直し、より深く知ることにもなると思います。
トラさんにも訳本を送ったら、とても喜んでもらえました。
私は今度の中国紀行に、この訳本を沢山持っていきます。中国で新しく会った人にこの本を読んでもらえば、私が「私は誰?」を知りたくて中国全土を回って調査していることが、伝わると思います。
中国では占いの本は発行禁止にされているため表立って売ることが出来ないのですが、今回の翻訳本が出ることで、占いへの評価が見直されるかも知れません。
『運命を変える未来からの情報』そして翻訳本『未來情報,改變命運』は、日本でも中国でも、スタートラインに戻ってみようという「問い」を投げかける本になると思います。
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○ 中国語版『運命を変える未来からの情報』
○ トラさんの呼び名
○ 日本神話
○ 「私は誰?」
○ 自由の定義
○ なぜ翻訳されたのか
○ 占いを見直す動き
○ 「奇異」と「不思議」
○ 訳本、到着
○ 他動詞、時制が無い
○ 『運命を変える未来からの情報』中国語版購入方法 |
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中国語版『運命を変える未来からの情報』
『運命を変える未来からの情報』が中国語に翻訳されて、台湾の出版社から出版されました。売られる地域は台湾、香港、上海です。
まずは表紙です。
出版社の情報です。
最初のページです(私が辞表を出すところ)
宮本武蔵のところ・・
ざっと見る限り、原文に忠実に訳されているようです。私の日本語が分かりやすいのか?(笑)
しかし、たった一つ難点がありました。最後です。「問いを持って次のページを見て下さい」ところです。「すべてはうまくいきます」を、左の見開きページに書くんじゃないよ(泣)(笑)
それでも私は、ここまで忠実にやろうとした出版社側に、むしろ拍手を送りたいです。
そうです、この本は、基本的には「個人の運命を上げること」など、どうでも良いはずではないでしょうか・・。
最後に、川島さんへのお礼まで訳されています。本当なら、その後に訳者への一言も書いてあげたいです(笑)。
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トラさんの呼び名
「トラさん」が最初に出てくるところは「原文では神出鬼没な『流浪的寅次郎』から『寅兄』と書いていますので、ここでも『寅兄』と書きたいところですが、この訳本は中国向けなので『虎兄』で統一します。但し日本では虎と寅は同一発音です」などと書いてあります(笑)。
『虎兄』というのが、中国で売られている他の本とは、別物ものにしていると思いました。
中国のほとんどの本では「老師」「先生」「師匠」・・つまり縦の関係です。
この本では、六爻占術を開発した偉大な人物を『虎兄』と呼んでいるところが、本の後半の「時空的自由」の説明を、より理解的にしていると思いました。
(だから訳者は、けっこう行数を割いて略称呼びの解説をしています。)
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日本神話
『運命を変える未来からの情報』の最後は、「人間と地球の運命は」です。中国語版の訳本には「人類地球的命運」と訳されています。
その中に「天宇姫至担胸露乳、性感地跳舞来」などと書かれています(一部表現出来ない漢字を省略)。これは原文では「天宇受売神(あめのうずめのかみ)に至っては胸を露わにしてセクシーに躍りました」です(天宇姫至担胸露乳を姫と訳したのも、素晴らしい・・)。
西洋では神が怒って洪水を起こしたりします(抵抗したウサギもいましたが)。
日本の神話は素晴らしいと思います。しかし天照大神は天皇とも繋がっていて、中国では肯定的には捉えられていないような気もしました。それがこういう形で紹介されるのは、とても良いと思いました。
権威(神)の行動を変えてしまうのが、「胸露乳、性感地跳舞来」だからです(笑)。
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「私は誰?」
「私は誰?」、「私たちはどこから来て、どこに行くのか?」・・このフレーズが中国語で書かれていて、とても嬉しいです。
トラさんは「ほとんどの中国の人は、占いは自分の生活のためにするものであって、『私は誰?』を解明するためにやっている人はいません」と言いました。
しかしそれは日本だって同じです。人が何のために生きるのかと言えば、カルマを解消するためなどと即答する人が多いです。
翻訳本『未來情報,改變命運』は、もう一度スタートラインに戻ってみようという本だと思います。そして今日、メインコーナーでは「神の手が動き出す」が出てきました。「私は誰?」の副産物は、すごいんじゃないかと思います。
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自由の定義
私自身は『運命を変える未来からの情報』の中で、「自由」という単語を何度も使っています。しかし翻訳本「未來情報,改變命運」では、「自由」と「自由自在」という単語に使い分けているのです。
ちなみにネットで検索すると、以下のようになります。
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「自由」・・消極的には他から強制・拘束・妨害などを受けないことをいい、積極的には自主的、主体的に自己自身の本性に従うことをいう。つまり、「…からの自由」と「…への自由」を指す。
「自由自在」・・思いのままにするさま。思いのままにできるさま。
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上の方のは、エーリッヒ・フロムから取ったのだと思います(笑)。
翻訳本『未來情報,改變命運』の訳者(陳暁琴さん)は本当に苦労したと思います。訳本の話が上がったのが2004年の11月で、彼女は翻訳に一年以上をかけたからです。
それで「自由」と「自由自在」に訳し分けました。
私の原本の中でも、「自由」は、本当に定義が難しいものです。時空と一体化するのが「自由」であるというような表現になっていて、それは社会で言えば、体制に飲み込まれるようなものです。少なくても「個」の自由を、「自由」だとは書いていません。
(そういう意味でこの本は、現在の中国の社会体制を批判するものではありません)
人はどうすれば本当の自由を手にすることが出来るのか・・、訳者は本当によく考えてくれたようです。
私の書いた自由という単語に対して、訳者は「自由」と「自由自在」に書き分けていると書きました。
今日気づいたのですが、「私は誰?」というセンテンスは「我是誰?」「我為何者?」という二つに書き分けているのです。
ところで、私の本がなぜ翻訳されたのでしょうか?
世の中にはノウハウ本が溢れています。もしも私がノウハウ本として書けばどうだったでしょうか?
万が一翻訳されたとして、それを読んだ中国の人の中には、次のように感じる人もいるかも知れません。
「元々は中国の情報なのにそれを日本に持っていき、自分たちが儲かる本(あるいは自分たちがレベルアップする本)として出版した」・・と。
占いは個人の生活を上げるために存在するのに、「私は誰?」というテーマに変換されたことが翻訳のきっかけになり、だからこそ中国の人が読んでも納得してくれる本になったのだというような気がします。
逆輸出するきっかけとなった「我是誰?」「我為何者?」に訳者が奮闘してくれて、とても嬉しいです。
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なぜ翻訳されたのか
占いの情報ならば、中国の人が書いた本を買った方が良いです。中国が情報源の元だからです。ましてや私の書いた本に、日本発の情報はありません。
『運命を変える未来からの情報』を日本人が買うのは理解できます。だって知らない情報ばかりが書いてあるからです。
なのに、なぜ翻訳されたのでしょうか・・。
昨日は「私は誰?」をテーマにしたからだと書きました。今日はもう一つの理由を推定してみました。
中国発の情報を、同じ目線で肯定的に扱ったからだと思います。たぶん中国の人も、読んでいて気持ちが良くなるはずです。
「そうでしょう、そうでしょう・・中国発の情報に、これだけしっかりと向き合った本は嬉しいわ」とか言いながら(笑)。
翻訳された三つ目の理由を考えてみました。
昨日も書いたように、これは特殊なケースだと思います。
中国の文化を日本人が、日本に広めようとして書いた本を、再び翻訳して中国で売ることになったからです。こういう例を、あまり知りません。
空海は中国で仏教を勉強して日本に真言宗を開きましたが、それが中国に返ったという話は知りません。中国は「源」だからです。
占いだって同様です。中国が「源」です。
しかし私の本が翻訳されたのは、「源」を「ある日本人の目から見たもの」から、もう一度見直してみよう・・という理由もあったのではないでしょうか・・。
それは「源」を、より知ることのできる行為になるから思います。一種の「ループ」だと思います。
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占いを見直す動き
次の中国紀行には、この訳本を沢山持っていきます。
調査している地域に自分の本を持って行けるというのは、嬉しいことです。
もしも彼らを「利用」していれば、これはあり得ません。相手が怒り出すからです。
新しく会う人なら、この本を読んでもらえば、私の調査スタンスが分かってもらえるます。「私は誰?」を知るために中国全土を回っていることを・・。
中国(大陸)では、占いの本は、基本的に発行禁止です。迷信の部類に入っているからです。だからトラさんが最初書いた本も、表立っては売れませんでした。私の翻訳本『未來情報,改變命運』の販売地域が台湾、香港、上海なのも、そのためです。
しかし今回、翻訳本『未來情報,改變命運』が逆輸出されることは、占いの評価を上げると思います。もしかすると、何かのスイッチを入れるかも知れません。
今日本でも、ちょっとした動きが始まっているような気がします。
例えば「私は原因」の人が、「占いは当たらなくなるだろう」とか、言い始めたからです。そして「百匹目の猿現象」などを、再び大きく推進しようとしています。
これなどは、「私は結果」に対する反動ではないかと思っています。
21世紀は科学の世界であり、理性が勝つ時代だと思われてきました。「私は結果」などは、あり得ないと思われてきました。
今回、翻訳本『未來情報,改變命運』が出たと言うことは、事は日本だけでは済まなくなったということかも知れません。
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「奇異」と「不思議」
この本で一点、不思議なところがあります。
「不思議研究所」を「奇異現象研究所」と訳されている部分です(笑)。
中国に行ったとき私は日本の名刺をそのまま出します。すると相手は「なかなかいい名前だ」と言います。
しかし「不思議」と「奇異現象」の違いが未だに分かっていません。
ヤフーの辞書で引くと、
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不思議・・どうしてなのか、普通では考えも想像もできないこと。説明のつかないこと。また、そのさま。「―な出来事」「成功も―でない」
奇異・・普通とようすが違っていること。不思議なこと。また、そのさま。「―な服装」
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うむむ・・(笑)。
「奇異」は「アブノーマル」という意味が強いと思います。しかし「不思議」には「アブノーマル」という意味は薄いと思います。
アブノーマル・・それは変態です(笑)。変態でないことは、扱ってはイケナイ感じです。しかし「不思議」という単語は、本当に不思議です(笑)。定義が難しいです。
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訳本、到着
例の台湾の本屋から、訳本が届きました。確認メールも出荷メールも何も来ないので(笑)、無視されたかと思っていました。住所と名前を英文で書いたからでしょうか・・。
トラさんの方にも10冊送ってもらいました。既に着いたそうです。トラさんはとても喜んでいます。
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他動詞、時制が無い
中国語には自動詞しかないことが分かりました。
火を付ける・・他動詞
火がつく・・・自動詞
ドアを開ける・・他動詞
ドアが開く・・自動詞
「私は原因」から「私は結果」への移行は、「他動詞」から「自動詞」への移行と考えられます。
しかも運命を変えるときも、「他動詞」だとうまくいかないと思います。運命変更すら「自動詞」の世界に入ることが、自由の世界に近付くことだと思います。
中国語には他動詞が無いと書きましたが、時制というものもありません。過去に起こったのか未来に起こるのか、その単語だけ聞いたのではわかりません。「昨日」とか「明日」とか付けて、初めてわかります。
そういう意味では、未来と過去と現在が、同格に扱われている感じがします。
もしかすると占いが発達した一つの原因が、「時制が無い」ことに関係するかも知れません。
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『運命を変える未来からの情報』中国語版購入方法
このHPを見ている人が、調べて書き込みしてくれました。以下はそのコピーです。
(1) アクセスする先は台湾の本屋さんです。
『捜主義綱路複合式書店<http://www.soidea.com.tw/soidea/>』
(2) 画面左上のほうに検索機能があります。
「書籍」→「書名」→「未來情報,改變命運」と入れて、GO!(作者名では検索できないかもしれません)
ただしブラウザによっては、「未來情報,改變命運」が文字化けすることがあります。
その場合は、
・「書籍」→「出版社」→「新苗文化事業有限公司」と入れて、GO!
・一覧から、「森田健」を選択
でやってみてください。
(3) 本が表示されるので、「採購車」をクリック。
(4) カートが表示されるので 「結帳」をクリック(数量を変更する場合は、数字を入力し、「更改」をクリックしてから「結帳」をクリック)。
(5) 会員登録画面が出るので、「非会員訂購」をクリック。
運送方法と自分の情報を入力する画面になります。
運送方法は「國外航空掛號」をクリックしてください。
自分の情報を入力するときは、以下を注意してください。
・氏名(漢字入力です)
・メールアドレス(「常用E-mail」と「備用E-mail」があって、「備用E-mail」は「予備E-mail」という意味です)
・JAPAN選択
・郵便番号(日本ので良いです)
・都道府県(漢字入力です)
・住所(漢字入力です)
・電話番号(2回入れます)
最後に「身分證字號」というのがあります。
台湾の身分証番号らしいですが、パスポート番号はダメで、適当な番号でもダメなので、以下のサイトに行って、適当な番号を作ってみてください。
http://www.cis.nctu.edu.tw/~is86007/magicshop/ROCid.html
CITYは適当に選んで Generateをクリックすると適当な番号を作ってくれます。
その下の「Verification」のCheckをクリックして、「正確」と表示されれば、使えます。
その番号をすべて「身分證字號」にコピー・ペーストしてください。
もしそれでエラーになる場合は、「身分證字號」のアルファベットを大文字から小文字にするなど工夫してみてください。
(6) 全部入力したら、オレンジ色の「〜〜結帳」というのをクリックすると、支払い方法選択画面になります。
SSLというのを選択すると、カード情報を入力する画面になります。
(7) カード番号等必要な情報を入力し(名前はアルファベット)、左側の「結帳」をクリック(右側の「重選結帳須知」をクリックすると、前の画面に戻って入力した内容が消えてしまいます)。
(8) カードの確認がとれると、「完成購物」と表示されて、終了です。
(9) 少しすると、確認メールが届きます。2通来るかも知れませんが、心配はいりません。
また、メールはタイトル文字化けで、中味は真っ白かもしれません。
その場合は、メーラーの「表示」→「エンコード」→「その他」で中国語を選択すると、メールの中味が表示されるはずです。
たぶんこれで注文できると思います。
費用は本の代金158元、送料455元で、総額613元です。
1台湾元は約3円なので、総額で1,800円前後だと思います。
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書き込み期間:2006/06/14〜2006/06/26 |
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