テーマ:「六爻占術2002.11」
書き込み期間:2002/11/03〜2002/11/27
要旨:
六爻占術の暗記に挑戦し、何も見ずに短時間でスラスラと卦を出せるまでになりました。
暗記の勉強は面白くてやったようなものです。苦痛は全くありませんでした。
次にトラさんから六爻占術を教わる時には、トラさんの速い説明に付いていけるようになっていたいです。
卦の勉強をしている時に、時空は回転しているという気付きがありました。
運命が決まっている状態は、回転のない止まった歯車の様なものです。
その歯車を動かして運命に変化を起こせるのが六爻占術なのでしょう。
運命が決まっているのは、回転が止まっているのではなくて、時空に合わせて回転をしているからではないかと思います。宇宙に止まったものは存在しないからです。
月日が回転なら、孫さんの蘇生も神坂さんの銀河運動装置も回転です。これらの回転運動が運命を変えるキーではないかと考えています。
六爻占術が運命を変更できるのは、第五の時間次元を使っているからではないかという仮説を考えました。
四次元的には運命が決まっていて動かせないように見えても、もう一つの次元を加えてそちらの方向に動ければ、危険が目の前に迫っていても回避することが可能になるでしょう。
六爻占術をやっていると、物体にも個別の運命があることがわかってきます。物を占うと、占う本人との関係性が出てきます。
そして、物体から天気や地震などの自然現象までもが六爻占術で占えるということは、これらはみな未来方程式の下で動いていると言えそうです。
目次
○中間報告
○卦を出すためのお勉強
○回転
○第五の時間・・という仮説
○回転(続)
○未来が変われば今が変わる
○運命変更の実験
○何を捨てて何を拾うか
○「元に戻る」が、運命を変更する
中間報告

 今日も文房具屋さんに行って、単語帳を買ってきました。
 私の好きな黄色の表紙のです。単語帳はこれで三種類になりました。
 まだ「卦の表記」のみに挑戦中です。ですが、かなりの進歩がありました。
 コインを振り終わってから五秒くらいで卦の名前を書き、その後ゆっくりと書く感じで書き上げます(五秒の間に卦の名前と宮の五行と卦の世数を出します)。
 伏神も五秒もあれば出ます。但しまだ、書かないと無理です。
 私がテキストからサインを読み取り、その結果、64卦を全部覚えないでも手書きが可能になりました。基本的に覚える項目は、そう多くはないです。
 ですが、この方法が間違っていないかをトラさんに訊きます。その後で、ある方法を使って公開したいと思います。ある方法とは、このオープンコーナー以外という意味です。
 
 さて、私とみなさんはいつも対等だと思います。
 トラさんがある日突然、私にとっての師匠になってしまいました。
 でも私とトラさんの関係は、それで大きく変わったとは思えません。
 私はトラさんが持っていない情報を持っていますし、経験も持っています。
 それと同様に、みなさんも私に無いものを持っています。
 私が隣のギャンブルコーナーに「競馬やパチンコの結果を「不思議の友」に出したい」と言ったのは、まさにそれです。
 これらはたぶん、トラさんと私を越えています。いえ、中国4000年の歴史も、越えていると思います。
 六爻占術で競馬やパチンコのギャンブルが出来るとは思ってもいませんでした。
 やっている人達は、まさに新天地です。
 そのうち日本版六爻占術テキストとして、中国に逆輸入されるかも知れません。
 
 それから、他のコーナーで気になったレスをします。
「こんな方法で金儲けをしても良いでしょうか」良いに決まっています。
 六爻占術は簡単なものではないというレスも入っていますが、例え超簡単だとしても、良いに決まっていると思います。
 空いた時間でもっと楽しいことをすれば、もっと良いでしょう・・
「楽しむのが人生の目的というのは先進国だ」という意見ですが、その人は発展途上国に行ったことがないのではないでしょうか・・
 彼らは生活には苦しくても、先進国以上に楽しんでいます。バカみたいに働くのは、先進国だけです。
 私が輪廻を終了するということを書き込んだ人がいましたが、私は次回も、肉体を選びたいと思います。
 私は肉体次元で、時空を解明したいのです。私は現場が好きですから・・

卦を出すためのお勉強

 とりあえずの目標をクリアしました。
 というのは、今日、家族とドライブをしましたが、車の助手席で何も書く物を持たずに卦を出すことをやってみました。
 ものすごく大変ですが、やって出来ないことはありませんでした。
 でも、私はトラさんが完璧に暗算だけでやっているのを見たことがないので、暗算はやめておきます。
 メモ用紙があれば、手書きでかなりスラスラといけるので、もうこれで充分です。
 今日は六神と空亡の勉強をしましたが、空亡は指折り数える必要がありますが、それでいこうと思います。
 決心してから一ヶ月でした。明日から、五行消滅状態の勉強に入ります。
 卦の勉強で気づいたのは、時空は回転をしているということです。それも規則正しく回転している・・でも回転の渦は、一つではないのですね・・
 この一ヶ月は、マニア路線でした。でも、とても楽しかったです。
 このまま突き進みます(笑)。とにかくテキストに書いてあることは、全て記憶します。
 暗記に使った時間は、それでも一日一時間くらいです。信号待ちの時間もやっていましたが(笑)。
 何故そんなに勉強したかというと、面白いからです。苦痛は全くありません。
 実は、トラさんの説明はとても早いです。
「こことここが相合で、ここが入墓して・・分かるでしょう?」
「えーーーーーと、酉と辰は・・・(相冲図を見て)相合ですね・・はい」 
 こういう感じでくるのですが、次回はバッチリ同じスピードで付いていきたいです。
 私の場合、卓越した占い師になるよりも、時空の解明に興味があるのですが・・
 だから株の儲けは、本当言うと二の次です。
 トラさんは私に毎日宿題を出します。それに私は毎日回答します。
 それをある時期、もう一度見直してみなさんへの通信教育にします。
 通信教育は、私も受けています。ですので私は必然的に三回同じ問題をやります。
 それでも時々間違えます。三回とも全く同じところを間違えるときがあります。
 通信教育は、画期的だと思います。師匠が生きているとき(失礼)に指導が受けられるのですから・・
 インターネットにより、師弟関係も国を越え、時間を短縮し・・
 六爻占術は、こういう環境が整備されるときも、計算に入れていたのでしょうか・・

回転

 八卦は回転、五行も回転、十二支も回転、六神も回転、消滅状態も回転、空亡も回転、日にちも回転(地球の自転)、月も回転(地球の公転)・・
 八卦、五行、十二支、六神、消滅状態、空亡の回転は意識できません。
 しかし日にちの回転(地球の自転)と月の回転(地球の公転)は意識できます。
 八卦、五行、十二支、六神、消滅状態、空亡の回転を物理の世界に降ろせれば、六爻占術を、かなり証明できるのですがね・・ 
 アインシュタインは晩年、中国から易の資料を取り寄せ研究を始めたと・・・前回の中国調査で会った易の大家の人が言っていました。
 卦の並びは、四柱推命と六爻占術とでは違っていると思います。四柱推命の64卦の方が、綺麗に並んでいたと思います。
 四柱推命と六爻占術の64卦の並びの違いを知ったとき、とても驚きました。でも、それから追求していません。
 回転がないとき、運命が決まってしまうのですね・・自分の中で、この気付きの衝撃は大きいです。
 瞑想している時に、突然止まっている歯車が見えたのです。こうなると、変化に乗るどころの話ではありません。
 変化を起こせるのは、むしろ物理の世界です。空亡が解けたり月破が解けたりするのは、月日の移動(自転・公転)ですから・・
 もしかすると、古代の人も、止まっている歯車が見えたのではないでしょうか・・
 そしてどうやって動かせばよいか(運命変換)を考えたのでしょう・・
 歯車が止まっているのだから、カルマなんて、あるわけありません。
 もしも女装で内面的にも女性に近付けば、六親が変わるので、歯車が動く(運命が変わる)可能性はあるかも知れません(笑)。
 しかし、目に見えない動き(五行とか六神)と、目に見える動き(自転・公転)が対等なのは、何故でしょう・・

 ラジコンの飛行機には、二つのモーターがあります。一つは駆動モーターで、プロペラを回すモーターです。二つ目はサーボモーターで、舵取りをするモーターです。
 駆動モーターは常に回転しています。まるで私たちの人生の日常そものです。
 サーボモーターは、進路変更にしか使いません。その時だけ「ギー」と回って、あとは止まります。飛行機は旋回して、その後、同じ進路を飛び続けます。
 私が「止まっている歯車」と言ったのは、サーボモーターのことです。
 しかし私達は、駆動モーターを「動く人生」と勘違いしています。いくら飛び続けても財運は無いかも知れません。
 でも一秒間だけサーボモーターを駆動させれば、財運の方向に人生を転換できます。
 その歯車を動かせるのは、六爻占術でしょう。

 考えたことは三つあります
・運命の歯車が動かないのは、支点が定まらないからではないか・・
・運命の歯車が動かないのは、未来が真っ暗で視界がきかないからではないか・・
・運命の歯車が動かないのは、我々が願望を持ちすぎているからではないか・・
 いずれも、私の核心には響いていません・・
 運命を変える大概の行動は「快」に反しています。
 うさぎ八匹など、別に飼いたくはない(占いが無いと飼わない)。
 朝五時になんか、大学に行きたくない(占いが無いと行かない)。
 快システムがあるから、運命は一律とも言えそうですが・・
 天気占いと地震占いは、両方とも自然現象です。
 これらが占えるとすれば、未来方程式の下に物理方程式があると言えそうです。
 空を悟った人は、やはり運命からある程度フリーになるのではないかと、考えました。
 輪廻は、空を悟らない人、つまり運命に乗ってしまう人が経験するものなのでしょう。
 だとすると、空を悟った人は輪廻を脱出できるのが理解できます。
 しかし六爻占術師はどうでしょうか・・運命の変更も出来る人なのです・・

第五の時間・・という仮説

 縦、横、高さ、時間、これは私たちが意識できる次元です。時間を第四の次元とします。
 さて、一本の道がありました。向こうには大きな岩があります。あなたはどうしますか?
 選択肢1・・道から外れて、横によける
 選択肢2・・ジャンプして飛び越える
 選択肢1は、横方向に行けないと不可能です。選択肢2は、高さ方向に行けないと不可能です。
 六爻占術が危険回避するのは、選択肢1か2ではないでしょうか・・
 つまりここで言う道は、一次元のことです。だからもう一つの次元があれば良いのです。
 六爻占術が運命を変えるのは、第五の時間次元を使っている可能性が大です。
 f(t1,t2)
 t2が第五の次元です。
 この世がt2の方向から投影されていたら、私たちには検知することが難しいです。
 投影とは、微分のことでもあります。微分は、変化しないときは現れません。
 だから、運命が決まっているように見えるのです。t2方向に動くことは、ほとんど無かったからです。 

 テキスト第三巻に、器の中の物を当てるという章があります。
 この「器の中の物を当てる」というのは、第五の時間と直接の関係はないと思いました。
 どちからと言えば、物理の世界です。成分分析器にかけて、中の成分を分析すれば済む問題です。いえ、そんなことをしなくても、蓋を取ればよいのです(笑)。
 でも、それだけでは済みそうにもありません。これからその理由を書きます。
 テキストの一部には次のような記載があります。
「ポケットのあるものが食べられるでしょう。冠帯の地で、その品物が包装されているでしょう。」
 たったこの二つを取ってみても、物理の世界を越えています。どちらも人間という視点から見たときの像なのです。しかもそれを食べたときの吉凶まで判断できます。
 器の中の物ですら、今という瞬間・・そして客観という切り口ではなく、人間という主観から見た、第五の時間までをも加味した判断なのです。
 宇宙空間を飛ぶロケットの軌道は、計算できます。しかしそれが何らかの事故で火災を起こすことは、計算できません。物体ですら、こうなのです。
 車に乗ってドライブするとき、自分の身の安全は世爻が用神です。車はといえば、父母です。
 人間と物体は、別の運命があるのです。物体ですら、未来方程式の影響下にあります。
 第五の時間は物体にも影響を及ぼしているという、私の仮説でした。

 さて、テキスト第一巻でも物を占う事柄は出てきます。紛失物の捜索です。
 無くした物はどこにあるのか・・それはいつ出てくるのか・・
 物がまるで生き物の様に扱われます。
 物を扱うとき、一つの共通点のようなものがあります。それは本人との関係です。
 無くした物がどうなるかというのは、まさに本人との関係です。
「他人に拾われた」なんていう結果も出るときがあります。
 器の中の物を当てるのも、同様です。
 以前、孫さんと当てっこしたときは「楽しみのために使う」などという結果が出ました。
 器の中にはダイヤモンドゲームの駒が入っていました。
 しかし「物」自身にとって、人間の楽しみに使われるかどうかなんて、どうでも良いことです。
 科学的な成分分析器では、絶対に出ない情報だと思います。
 隣に株の件で書き込みましたが、株を占うときも「その銘柄と私の関係」というのが、出るような気がしました。
 私が売買した銘柄は、その時点の私にとっては、大正解の銘柄が多いです。でもそれが他の人にも吉かと言えば、わかりません。
 たとえば田中商事・・・800円を超えた時点で私の売買は禁止されていました。
 うーーむ・・他人の振った卦をそのまま見て売買するのは、やはり危険かも知れません。
 恋愛問題でも同様だと思います。応爻に白虎が臨むと「相手は怒りっぽい」と判断しますが、それは自分に対してであって、世間一般に対してではないかも知れません。
 だから物を買ったりするときも、ある意味、物が自分を選択したのかも知れません。まるで生き物のように・・
 こう考えたら、買ったのに放置してある物が、突然愛おしくなりました。

回転(続)

 運命は決まっている・・
 この理由は、六爻占術の卦の中では、月日以外の部分が定数だからです。
 月日は毎日変わります。それがキーとなって空亡が開けたりします。
 しかし卦の中で月日以外は、変わることがありません。用神の五行が金ならば、いつまでたっても金です。
 さて、これは運命そのものが固定されているからでしょうか・・・
 今日考えていた仮説は、次のようなものです。時空の五行はあるスピードで回転しています。
 この世に回転しないものはないからです。止まっているものは、ないからです。
 とすれば、なぜ固定されるのでしょうか・・
 それは私たちの持っている運命そのものの回転が、時空の回転とピッタリ同期しているからかも知れません。
 自分が動いても、バックの映像が動くと止まっているように見えます。
 世の中は相対的だから、バック(時空)と同じ回転をする(同期する)と、運命は固定されてしまう・・
 つまり固定されているのではなく、時空そのものと動いているからなのではないでしょうか・・
 さて、そこに月日が出てきます。月日は物質的な動きです。
 それは時空そのものの動きとは、ちょっと違うのです。だから、卦の中で独立して動くものとして出てくるのです。
 月日も回転です。孫さんの蘇生も、エネルギーの回転によって起こります。神坂さんの銀河運動装置も、回転がキーです。
 この二つは運命を変えているような気がします。
 何らかの回転運動は、運命に変化を起こすキーになると思いました。

未来が変われば今が変わる

 講演会に出た人が、面白い資料を送ってきました。
「未来が変われば今が変わる」というのは、ある会社経営のコンサルタントも同じことを言っているというのです。
 原因思考ではなく、結果思考にすれば、会社はうまくいく・・ということです。
 原因を追及して変えても、何も変わらない。しかし未来を変えると、原因が自動的に作り出されるというのです。
 原因が結果の原因ではなく、結果が原因の原因だというのです。
 次のような言葉が書かれています。
「我々のほとんどの会社は問題が起こったときに原因を追及して、そしてその問題を解決しようとする思考法が染みついている。しかしこれが会社にとっては致命的な思考パターンとなる。」
「我々は原因をつきとめてそれを直すことが重要だと教えられてきた。それがまさに組織の問題を起こす思考法だったのである。」
「問題やクレームのない組織は、その時点で、成長が止まっている・」
「結果思考に変えることにより、効率アップおよび平穏な心が得られる。」
 原因を探り始めると芋づる式にどんどん出てきて、前世にまで遡るのだそうです(笑)。
 原因は過去の事柄の結果であり、その原因を探ると・・また原因が・・というわけです。
 大抵は、ある時点で外側に振ってしまうのだそうです。俺は悪くない・・って(笑)。
 今を変えようとすると、悪くしか変わらない・・と書いてあります(笑)。
 情報を送ってきた人は、サンマークからベストセラーの本を出しています。
 昼食の時に話しました。次のように言っていました。
「最初森田さんは現象面を追っていると思いましたが、だんだんそうではないことに気が付きました。根底のものを探ろうとしているので、私もこうして講演会を聴きに来ました。」

運命変更の実験

 7月に中国に行ったとき、ある事柄について運命の変更をするということになりました。
 そのためには犬という字の「梵字(ぼんじ)」が必要でした。
 日本に帰ってから調べ、さらにハンコ屋さんに聞いて、四つの候補があることが分かりました。トラさんに聞いたら、Dだそうです。
 内容は言えませんが、これを使って運命変更の実験をします。

 運命変更はテキスト第4巻に書かれる予定になっていますが、やはりとても興味が湧きますね・・
 しかし、この梵字の持つ「エネルギー」で変えているとは思えないのですが・・
 だとすると、運命の流れというやつは、「気」のエネルギーとは違うのかも知れません。
 超能力は私自身が実験できません。しかし六爻占術はすべて私が実験できます。
 内容も全て公開されています。

何を捨てて何を拾うか

 トラさんからの宿題の正解率が上がったような気がします。今日も「森田さんの判断が正しいです」でした。違ったときも、愕然というようなの(笑)は、少なくなりました。
 少し前まではテキストを見ながら答えていました。特にテキストの、章の前に出ている注意事項は気にしていました。
 でも最近、テキストを全く見ないで答えます。おそらく頭の中に入った情報が増えたのだと思います。
 そして最近思うことは、「何を捨てて何を拾うか」ということがとても大事であるということです。
 一方からものを見ていると、捨てることも拾うことも出来ません。その一方からの判断を押し進めるだけです。
 要素が増えるたびに、ものを見る視点が増えます。
 これはよく言うところの次元上昇(笑)と同じかも知れません。二次元では見えないものが三次元では見えます。
 トラさんから初めて宿題が来たのは、2001年11月3日でした。ほぼ一年です。
 通信教育が始まったのは7月ですので、みなさんよりも半年だけ先行しています。
 毎日毎日判断し、その正解がくるのは、勉強の上の次元上昇には、本当に役に立ちます。
 何を捨てて何を拾うか・・これは生き方にも関係すると思います。
 捨てることも、拾うことも大事です。

「元に戻る」が、運命を変更する

 ことわっておきますが、これから書くことは全部仮説です。
 さて、私にはずっと大きな疑問がありました。
1.回転によってどうして気エネルギーは発生し、蓄積するのか・・
2.六爻占術において運命のキーはなぜ十二支という回転なのか・・
3.孫さんの瞑想、銀河駆動装置、六爻占術の共通点は何か・・
 以下の気付きは、孫さんセミナーの初級と中級の間の夜に起こったものです。
 私は両セミナーでは「ミニミニ講演会」というのをやっていまして、講演会では同じことは喋りたくない・・少しは進歩したことを喋りたいという動機もありました。
 まずは私が元々持っていた疑問点を書きます。
 神坂さんの銀河運動装置は回転がキーです。回転をさせると蘇生をするエネルギーが蓄積されます。
 しかし回転は・・「元に戻る」という運動です。
 少なくとも神坂さんの機械では、A点からスタートしたものはA点に帰ります。
 神坂さんの装置は銀河の運動に似せて作られました。だから銀河運動装置と言います。
 それらの装置は、自転と公転からなっています。
 自転は、回転して元に戻る運動です。公転は、同じく回転して元に戻る運動です。
 元に戻る運動がどうして生命のエネルギーを生むのでしょうか・・
 神坂さんは銀河運動装置の他に太極拳シュミレーターを作りました。それも元に戻る回転がキーです。
 太極拳シュミレーターは地上生物も生き返らせた実績があります。
 元に戻る運動には、気エネルギーを発生させるような仕組みがありそうなのです。
 さて、孫さんの瞑想も同様です。光の玉を回すというのが主なやることです。
 孫さんがピーナッツを蘇生するときも同様です。
 ピーナッツのイメージを天目にコピーして、そこにエネルギーの回転をかけます。するとピーナッツは芽を出します。
 次に六爻占術において、振った卦の主要部分は決まった運命を表しています。
 たとえば妻財丑土はずっと妻財丑土のままです。妻財は土のエネルギーしか持ちません。
 しかし時間(月日)の部分は変わります。
 時間がキーなら、24時間で十二支を一週します。月がキーなら、一年で十二支を一週します。
 そのとき、卦の中に空亡があったりすれば、空亡を開いたりします。
 つまりある意味、運命を変えるのは月日の変化・・すなわち地球の自転公転なのです。
 しかし上で述べたように、自転公転は始点に帰るという運動でもあります。子→丑→寅と進んでも、必ず子に帰ります。
 
 さて一方、孫さんセミナーの中級では磁気黒板というのを頭の上に当てて、一センチくらいの大きな黒点を得られる人がいます。私も二度ほど出しました。
 でも直流のガウスメーターを当てても反応しません。
 頭の上に方位磁石を持っていけば振れるのではないかと思いましたが、こんな方法で「気」が計れればもっと以前から一般化されているはずです。
 しかも「あなたはN系だ」とか言う人も出そうです。
 セミナーの晩、朝の三時と五時に起きたとき、波動という単語がひらめきました。
 ここで「そうだ・・すべては波動だ」と思う人は多いと思います。私達は波動という単語が好きです。
 波動は、交流です。気エネルギーが波動であれば、プラスマイナスがどんどん入れ替わっているはずです。
 磁気反応なら、NとSがどんどん入れ替わっているはずです。
 次に頭に浮かんだのは家庭用の電気の電線です。
 電線の中は関東なら一秒間に50回のプラスマイナスの変化があるだけです。
 一秒間の総和はゼロです。
 足し算をすれば常にゼロなのに、発電所からエネルギーが伝わります。
 そのエネルギーたるや大変なものです。ドライヤーを動かし、テレビをつけます。 
 逆に総和がゼロでないのは、多くのエネルギーを生みません。
 これはおかしいと思いませんか?一回回転したところで始の点に戻らないと、ダメなのです。
 たとえば六爻占術において年からエネルギーが来ることはないそうです。
 今年は午年なので、午は火のエネルギーだから、妻財丑土なら一年中エネルギーがもらえてラッキー・・とはならないのです。
 もちろん微弱なエネルギーはあると思いますが、月日ほどではありません。
 年は、始点に戻らないからです。年が意味するのは、太陽の運動です。
 太陽が銀河系の中心を回る運動なのです。それは三億年ほどの長い年月を必要とするらしいです。
 なのに古代人は12年で一週させてしまいました。
 これが原因だと思います。12年は三億年の中では、単なる直線運動に等しいのです。
 
 さて、これらの運動の共通点は何かを考えました。それは「元に返る」ということと「加速度」です。円運動は方向が常に変わるので、加速度運動なのです。
 つまり加速度運動は気エネルギーを作り出すといっても過言ではないと思います。
 神坂さんの作った太極拳シュミレーターはゆっくりゆっくりと加速していきます。
 これは加速度の加速度と言えます。変化の、そのまた変化です。加速度というのは変化です。
 ロケットが宇宙空間を飛び続けるのは惰性です。どんなに高速に飛んでも、惰性です。
 しかし元のところに戻るような運動をすれば、そこには加速度が発生します。
 ちょっとここで精神世界の話をしますが、私たちが過去の経験から未来に向かって生きるのは、直線で飛び続けるロケットに似ていませんか?
 出来るだけ遠くに行きたいと思っていませんか?
 だとすると、原因の世界に対する運命の変化は起こせないと思います。
 原因の世界に対する変化が起こせるのは、元に戻るという円運動なのです。
 孫さんの蘇生も、エネルギーの円運動がキーです。神坂さんの銀河運動装置も同様です。
 六爻占術の月日も同様です。
 以前、道教の解説で同じ事を言いました。
 しかし銀河運動装置や六爻占術に出会っても、道教の教えと一致することはありませんでした。
 孫さんは運命の変更が出来る人だと思います。彼女は回転を使っています。
 六爻占術でも、運命を変えたりする部分は月日で、それも回転です。
 回転はおそらく原因の世界を変えることが出来るのです。
 
 さて、話は進みます。
 最初に電気が発明されたのは直流だったと思います。あるときマルコーニが無線電信を発明(発見)します。
 無線は、直流ではありません。一秒間に30000回の変化を越えると、空中に電波となって飛び出します。
 このとき条件を良くしていけば、途中のロスを限りなくゼロにすることが出来ます。いわゆるマッチングという方法です。
 もしも家庭用の電気が直流だったら大変です。電気の輸送はほどとん無理でしょう。
 なぜなら電子そのものが移動して、長い旅をしないといけないからです。これは直線運動を思わせます。
 しかし家庭用の電気は交流です。電子は旅をしません。
 同じ位置で回転運動(波動運動)をしているだけです。ちょっと移動しては同じ位置に戻るという運動です。その「変化」が伝わるだけです。
 テレビも同様です。一秒間に一億回もの変化する電波に、映像信号という変化を乗せているだけです。テレビ内部では変化だけを抽出します。
 この三次元の世界においても、効率よく伝えることの出来るのは「変化」なのです。
 しかもそれらの変化は、常にゼロに帰る変化なのです。ある一定時間のプラスマイナスの総和は、ゼロです。
 もしも私達がこんな人生を歩んだら、バカみたいではないでしょうか・・
 わざわざ戻るくらいなら、行動しなければいい・・
 しかしこの中に運命を変えるというキーがあるのは、不思議です。

書き込み期間:2002/11/03〜2002/11/27