もりけん語録
テーマ:「中国冬紀行2005.11-12(後編)」
書き込み期間:2005/12/02〜2005/12/21
要旨:
今回も、未来予知または占いの出来る能力者にたくさん出会いました。
寿命を延ばす薬を物質化した女性もいました。手相を見て女装していることまで言い当てた女性もいました。
中でもトップクラスの予知能力を発揮してくれたのは、目をつむったまま相手の場にアクセスし、極めて詳細な情報を取れる女性でした。彼女は情景がそのまま浮かぶといいます。その情報がどこにどの様な形で存在しているのか、謎は多いです。
任意の数字を書かせて、その数字とその時の日にち・時刻から卦のようなものを出し、当てることの出来る人もいました。トランプを使って同様の占いをする人もいました。
この世界はあらゆる事柄がある変換方法を通して繋がっていて、その変換方法の解読として易のシステムがあるようです。そしてその時何の数字を書くかということも、宇宙の始まりから決まっていたことだったのです。

今回の中国冬紀行は、見た目に派手なイベントこそありませんでしたが、得られた情報はとても多かったです。特に、盲師派推命占術の師匠との出会いは衝撃的でした。この旅によって、翌年からの展開に繋がる、大きなタネが蒔かれたと思っています。
面相占術のテキストを日本に公開するための契約を交わしたことも大きかったです。面相占術師は私の顔を一秒見ただけでサインをして、契約は成立しました。
正式な名前も決まりました。時空の天機(秘密)を洩らすという意味で、「天機面相占術」です。実は今回の契約が決まったときに初めて正式な名前が付けられたのです。これから初めて世に出る「赤ちゃん」誕生の瞬間でした。
ところで中国に出発する前日にコインを振って出した卦では、事故か怪我の情報が出ていました。実際に指の事故が起こって怪我をしましたが、私は事前にこれを回避しませんでした。生命に影響のない卦だったので、それ以上の小細工はしたくなかったのです。小さな運命変更をすれば、もっと大きな何かを失うと思ったからです。別の言い方をすれば、私は欲が強いから事故を回避しなかったのです。
こうして冬の中国紀行を終え、帰国して数日後に指は全快しました。
目次
○ 湖南省到着の報告と面相占術師とのやりとり(2005/12/02)
○ 目をつむって全てが見える女性(2005/12/03)
○ 目をつむって全てが見える女性・・銀行強盗に追われる息子(2005/12/04)
○ 目をつむって全てが見える女性・・お金が目的ではないかも(2005/12/05)
○ リュウさんと、その後ろに掲げてあるボード(2005/12/05)
○ 普通の状態で当てる女性、そして最後は私の足をスリスリと(笑)(2005/12/06)
○ 男女を間違えた四柱推命師(2005/12/06)
○ 好きな数字を書いたとしても、それは宇宙の始まりから決まっていたこと(2005/12/06)
○ 直接的な意味付けは出来ない(2005/12/08)
○ 酒を飲んでも、いつまでもとっくりの中が無くならない予知能力者(2005/12/08)
○ 盲目になることも命式に出ていた(2005/12/09)
○ 道教スタイルの占い(2005/12/11)
○ 再びトランプ登場(2005/12/11)
○ 日本に向かう機内の中での書き込み(2005/12/11)
○ 占い師との契約書(2005/12/17)
○ 天機面相占術(2005/12/18)
○ 指の事故は回避しない(笑)(2005/12/19)
○ 「商標登録」と「法制度」と「メインへの書き込み」(2005/12/20)
○ 時間系と空間系が揃った(2005/12/21)
湖南省到着の報告と面相占術師とのやりとり(2005/12/02)

 湖南省に来ました。空港に着くと、何人かの人(紹介者)が待っていました。
 彼らが用意した車は小さくて、私のスーツケースが入りません。そこでどうしたかと言えば、彼らの一人が近くにいたバスと交渉して、スーツケースだけ運んでくれと言ったのです。
 私のスーツケースは、バスに揺られてどこかに行ってしまいました(笑)。その後みんなでお昼を食べたとき、トラさんは言いました。
「この人が今回の紹介者でリュウさんと言います。占いの本とかを書いています。」
 私は適当に挨拶しました。
 リュウさんの友達も合流して人数が増えたので、車は2台になりました。そして2時間ほど走ると、バス停がありました。待合室のあるバス停で、その中ではコンロを持ち込んで鍋をしている奴らもいました(笑)。その隅の一角に、私のスーツケースがありました。
 車から降りたトラさんが言いました。「あの人はリュウさんではありませんでした。」
「えっ、では誰がこの地区の紹介者なのですか?」
「この中(4人)に私の知っている人は、誰もいません。」
 つまり、こういう表現はマズイかも知れませんが、トラさんすら知らないネットワークの末端が案内してくれたのです。
<追補:後から知った話>
 バス停の小屋の中で鍋をしていたのは、運転手さん達でした。彼らは鍋を食べながら、私が来るのを待っていました(笑)
 スーツケース運搬費として私が50元(600円)払ったので、具を買ってきて、みんなで食べていたそうです(笑)(本当かどうかは知りません(笑)。)
 タクシーの初乗りが3元(40円)と、中国の中でも超安い地域なので、50元は臨時収入としては大きいです。
 彼らはスーツケースを、命をかけて守っていたはずです(笑)。

 さて、今日はこれ以外の出会いはありません(笑)。なので、面相占術師とのインタビューを載せます。
 これは『もりけん生放送』にも出す予定ですが、文字と言葉とは違うので、これを読んでも「生放送」を楽しめると思います。
<面相占術とのやりとり>
 面相占術師に訊きました。
私「面相占術が出来て便利な点は何でしょうか?」
彼「人と付き合うとき、自分にとって悪い人かどうかが判ります。また商売するとき相手が信頼できる人かどうかを見るのにも役立ちます。」
私「私は女性の心が解りませんが(笑)、面相が出来ると、女心が見抜けるのではないでしょうか・・。」
彼「その通りです。しかも結婚していない人(男性)が女性を選ぶとき、運が良い人を選ぶことが出来ます。逆も可能です。自分にとって運の良くなる男を選ぶことも可能です。」
私「あなたが付き合う女性達に面相占術をやっていることが広まると、女性が警戒して近寄ってこないのではないでしょうか?」
彼「逆です。面相を身に付けた人を女性は好みます。隠す必要が無くなるからです(笑)。」
私「面相を使って事故の回避などが出来ますか?」
彼「出がけに鏡で顔色を見て、今日一日を判断します。事故があれは出かけない。どの方向に行けば商売もうまくいくか分かる。非常に便利です。」
私「人を雇ったりする時も面相で選びますか?」
彼「もちろんです。会社の経営者は面相をマスターすれば、会社はどんどん伸びます。昔の将軍の中にも面相ができた人がいて、とても強かったです。なぜなら死なない人や役に立つ人を、兵士として選んでいたからです。」
私「女性の話に戻りますが、ナンパも簡単なのでは?(笑)」
彼「はい、面相をやっていれば、目当ての女性を手に入れられるか、簡単に判ります(笑)。」
 彼との話は以上です。
 しかし面相をやっている男女が対面したら、どうでしょうか?(笑)お互いに相手を読み合い、無言ままホテルに入っていくかも知れません(笑)。
 聞けば面相占術は、六爻占術や盲師派推命占術よりも簡単だと言います。けれど顔を見るだけで相手が分かるというのは、六爻占術や盲師派推命占術と並ぶくらいの強力な武器になると思います。
目をつむって全てが見える女性(2005/12/03)

 私達は湖南省の山中に入りました。そこには、祠のような家がありました。まるで家畜小屋を思わせる場所に(笑)、大勢の人が集まっていました。
 長椅子に、一人の女性が寝ていました。彼女はまるで、イッてしまったかのように恍惚状態になり、判断する人でした。
 私の前には多くの相談者がいて、3時間も待たされましたが、その人達への判断は凄いものがありました。
 生年月日や生まれた時間を当てられている人もいました。
 肉親が死んだときの状況を、事細かに言い当てられている人もいました。その相談者は、陰陽師にお金を払わなかったことまで言われていました。
 中には病気の人がいて、治すための漢方薬を言われていました。私の紹介者であるリュウさんが、その薬の名前書き留めてあげていました(20個も(笑))。
 すると突然彼女から「その字はサンズイではなく、ゴンベンだよ」などと言われているのです。彼女にはリュウさんの書いている文字が見えたのです。離れた位置で寝ているのに・・。

    向こうで寝ているのが彼女です。リュウさんはメモしています(他の人はメモすることが出来ず、リュウさんは博学なので抜擢されていたのです)。


   やっと私の番になりました。リュウさんは私の名前を彼女に告げました。すると彼女は言いました。「今、アクセスできました。」
 ゲッ、何それ(笑)。
「まず場所のことからです。この人(森田)の生まれた家の近くには八幡神宮があり、それは平地ではなく、窪地にあります。坂の途中にあります。この情報は合ってますか?合っていれば次に進みます。」
「合っています。私が子供の頃によく遊んだ神社です。そこだけ窪地になって、急な坂があります。」
「森田さんはこれから特別な人になります。」
(彼女は3時間に渡り人を褒めたことがなかったので(笑)、他の相談者の注目を浴びました(笑)。)
「次は過去のことです。森田さんは今まで五つの会社を経験してきました。」
「当たりです。サラリーマンで一つと、独立してから四つの会社を作りました。みんな黒字です(笑)。」
「中国には何度も来ています。中国では色々な人が紹介者になってくれています。そして多くの場所に行っています。」
「当たりです。」
「どこに行くにもいつもパスポートを携帯していました。今も持っています。」
「はい・・(当たり前かも(笑))。」
「森田さんは会社を経営しながら今の研究しています。」
「当たりです。」
「最近本を書いて、有名になりつつあります。」
「はい、本は書いています。」
「財運はとても良いです。しかし森田さんは研究の方が大事です。研究はまだ始まったばかりです。大きな成果はまだありません。徐々に成果が上がりつつあります。そして最後には大きな成果を残します。次に病気の診断に移ります。頭にも目にも鼻にも口にも、病気はありません。手に怪我があります。二カ所もあります」
「当たりです。一カ所はスキーで転んだときのものです。手術までしました(笑)。もう一カ所はバイクで車に衝突しました。」
「それらの怪我は、現在の手の機能に問題ありません。」
「当たりです。」
「お腹に盲腸の手術の痕があります。」
「当たりです。」
「下半身の機能に問題はありません。」
「そうですか・・(笑)。」
「糖尿病にもなりません。」
「はい、太ってないし・・(笑)。」
「次は森田さんの子供のことです。子供は一人だけです。女の子です。」
「当たりです。」
「娘さんはお父さんによく似ています。」
「当たりです。」
「娘さんは既に大きくなっています。今、大学生一年生です。」
「当たりです。」
「娘さんは将来うまくいきます。他のお客さんがいるので具体的な事までは言っている時間がありません。判断は以上です。」
「ありがとうございました。」

   私の判断はデジタル情報は少なかったですが、全部当たりました。この情報は一体どこから取っているのでしょうか・・。
 判断してる間中、彼女はずっと目をつむりっぱなしでした。
 六爻占術でも盲師派推命占術でも、面相占術でもこれらの情報を取ることは出来ます。
 しかし聞けば彼女は、情景がそのまま浮かぶと言います。
 そういう情景は実体のようなものでどこかに存在するのか、それとも方程式のような数値の形で存在するのか、その数値を彼女は視覚化しているのか・・。依然謎は残ります。
 私についてのデジタル情報は少なかったものの、私が経験した予知能力者の中では、トップクラスに入る人でした。
目をつむって全てが見える女性・・銀行強盗に追われる息子(2005/12/04)

 目をつむって全てが見える女性に関して、他の相談者に対する判断をもう少し入れたいと思います。
 ある女性は自分の息子の相談に来ました。でも自分(母親)の名前を言い、「今日は息子の件で・・」と言っただけで、超能力者はしゃべり始めました。
 息子さんは銀行の警備部に勤務していました。ある夜、銀行強盗が入りました。
 息子さんは縛られて、猿ぐつわをされました。そして強盗は金を奪い、逃げました。
 息子さんは強盗が車に乗る瞬間、頭巾を外した彼らの顔を見ました。そして公安に行って彼らの人相を喋りました。
 数日後、息子さんは犯人達に襲われ、ほうほうの体で逃げました。
 ここまでを、超能力者は一気に喋りました。彼女の隣に座っていた母親は、言葉もありませんでした。図星だったのです。
 超能力者は言いました。「息子さんは自分の名前を変えて、××に行きなさい。そこでしばらく時を過ごせば、全てが解決します。」
(××の地名は書きません。だってここを銀行強盗が見ているとヤバイから(笑)。)
 超能力者の描写は、まるで映画を見て喋っているようです。六爻占術でも盲師派推命占術でも面相でも、ここまでを記述することは出来ません。
 少なくても過去に限っては、18ビットを超えている可能性があります。
左で茶色の服を着て座っているのが母親です。超能力者は「××へ行け」とか言っています(笑)。


目をつむって全てが見える女性・・お金が目的ではないかも(2005/12/05)

 私達が彼女の場所に着いた時は、10時でした。周りには沢山の相談者がいましたが、彼女はお茶を飲んでいました(笑)。
 聞けば既に一時間半にも渡り、恍惚状態で相談を受けていた後だったのです。
 5分ほどすると彼女が自分の席(長椅子)に座りました。
 そのとき「あなたのお陰で娘の病気が治りました。これはお礼です。」と言ってミカンの箱入りを置き、それと一緒に100元(1300円)を渡そうとした女性がいました。
 すると、超能力者は言いました。「100元も受け取れないよ。これで娘さんに美味しいものでも食べさせてあげな」と言い、返しました。
 難病が治ったのだからどうしても100元を受け取って欲しいと言い、それを突き返す作業が繰り返されました。結局10元で充分だと言い、10元を受け取りました。
 しかし彼女が恍惚状態に入ると、母親はまた100元をミカンの箱に置きました。すると超能力者の息子の嫁が、さっさとそれを持って居間に引き上げました(笑)。
 その瞬間、超能力者はどうするのかと思いました。「おい、その100元は持って行ってはイケナイ!」と言うのかと思いました。
 しかし別の相談者へのメッセージが続けられているだけでした。
 ということは、やはり「場」なのだと思いました。彼女は360度の場が開いているわけではないのです。あくまで相談者への「アクセスできた場」の中にいるのです。
 そして「場」の入り口まで案内しているのは、相談者の意識だと思うのです。   

   休憩時間に居間でツーショットを撮らせてもらいました。いかつい顔をしていますが、本当はとてもソフトな人です。


リュウさんと、その後ろに掲げてあるボード(2005/12/05)

 右側に書いてある文字列は「タオ」を言っています。
 左側の文字列は、「楽しい気持ちで運命を知っている故に、憂い無し」と書いてあります。


普通の状態で当てる女性、そして最後は私の足をスリスリと(笑)(2005/12/06)

彼女:あなたは線香を焚きますか?
森田:焚きません。
彼女:家族はどうですか?
森田:誰も焚きません。
彼女:仏像関係の首飾りはしますか?
森田:しません。
 これらの問答に、いったい何の意味があったのか?(笑)
彼女:一生涯、あちらこちらを回ります。
森田:はい。
彼女:邪魔する人がいます。
森田:たまには・・(笑)。
彼女:名前を変えたことがあります。
森田:おお、当たりです。私は以前、「もりたたけし」という名前の呼び名でした。30歳のとき、区役所で「もりたけん」に変えました。
彼女:車やバイクの運転をします。今年の末は注意してください。
森田:はい、注意します。
彼女:父母のどちらかがいません。
森田:はい、父は他界しました。
彼女:あまり紙のお金を燃やしていません(墓参りをしていないということ)。
森田:あの世の両替所のチーフがいないときに燃やします。
彼女:自分で商売すると儲かります。56〜58歳は金運がいいです。58歳のとき、新しい事業が始まります。5,6の会社を持つようになります。女性運が良いです。お金の損をします。どんどん使います。森田さんは別の名前を持っています。
トラ:それは「りんご」でしょう(笑)。
彼女:子供がいます。女の子です。学業は良いです。
森田:当たりです。
彼女:森田さんにとって赤いオートバイは良くありません。
森田:おお、赤いオートバイの時、派手な事故を起こしました。でもそれ以来、赤のオートバイではありません。
彼女:オートバイなら黒、青、灰色が良いです。ところで森田さんは膝が良くありません。ちょっと治してあげましょう。
 そう言うと、彼女は私のズボンを上げると、足をスリスリし始めました(笑)。


   彼女はよく当てていたと思います。恍惚となる超能力者を経験してしまうと今回の超能力者は色褪せて見えるかも知れません。しかし、彼女が言ったことはほとんど当たっていました。
 恍惚となることは、凡人には出来ません。しかし今回の彼女のように、全く普通の状態で当てていく方が、実用性が高いと思いました。

  スリスリ・・背後編


彼女が手にしているバインダーは、インスピレーションを書き留めるためのものです。
男女を間違えた四柱推命師(2005/12/06)

 私が黙って座るとおばさんは判断を始めました。
「旦那さんは・・」とか言っているので変だと思っても、そのまま座っていました。
 すると「あなたには婦人病があります」と言ってきたのです(笑)。
 トラさんが「この日本人は男です」と言うと、「あんれまあ・・、赤いのを着て、ネックレスをして、髪も長いので、てっきり女かと思っていました。」(笑)


   彼女は仏像マニアでした(笑)。


<追補>
 四柱推命では、誕生日と時間の他に、その人の性別が「前提」となります。つまりその「前提」の一つでも間違えると結果も違います。
 特に性別は大運の推移順序が逆転するので、重要なファクターです。
 命式から性別が出るシステムではないのです。盲師派推命占術でも同様です。
好きな数字を書いたとしても、それは宇宙の始まりから決まっていたこと(2005/12/06)

彼:何でもいいから、好きな数字を書いて下さい。
 私は69の数字(笑)を書きました。それを見て彼は卦のようなものを書きながら、判断を始めました。

 69という数字を判断する彼


  彼:森田さんの仕事はどこかに座ってやる仕事ではありません。流動的な仕事です。
私:当たりです。
彼:頭痛があります。
私:当たりです。
彼:いつも気持ちが良く、悩みが少ないです。しかし仮説を証明するために頑張っています。
私:当たりです。
彼:流産したことがあります。
私:その通りです。
彼:1995年 天目が一度開きました。
私:なにそれ?もう閉じたか(笑)。
彼:最近、ちょっとした揉め事から離れたばかりです。
私:当たりです(船井さん(笑))。
彼:2008年に事業に大きな発展があります。新しい事業が始まります。
私:そうですか・・。
彼:家は黄色です。
私:当たりです。
彼:以上です(笑)。
私:よく当たっています。どこで習ったのですか?
彼:あるお爺さんからです。お爺さんも色々な占いをしていました。お爺さんの先生は盲師派推命占術師でした。
私:好きな数字を書くだけで、人生以外にどんな事が分かりますか?
彼:試合、天気、器に入った物もわかります。子供が行方不明になったとき探すことが出来ます。
私:私が69と書くことは、宇宙の最初から決まっていたんですか?
彼:良い質問です。その通りです。運命として決まっていました。
私:ではとっておきの質問をさせて下さい。運命が決まっているなら、人間は何のために生きているのですか?
彼:運命は決まっているものですが、少し改善できるからです。占いは良いチャンスを掴んで、良くない事を避けるためのものです。占いが出来ない人は前が見えない人と同じです。占いが出来る人は目の前に金があることが分かるし、落とし穴があったら避けられます。未来の金運が良いと出たら、もっと努力すればもっと多くのお金が入ります。良いと分かれば努力し、投資します。災いがあれば五行の性質を変えて災いを避けます。
私:ところでそういう運命を作ったのは誰ですか?
(ここで質問の意味を取り違えたのか、彼は変なことを喋り始めます。)
彼:妊娠も決まりです。お腹にいるときから、宇宙の影響を受けています。運命も宇宙のルールです。占いは地球の人が作ったのではなく、宇宙人が地球人に教えたものだと言われています。宇宙との融合を考えています。地球人には占いを作ることは出来ません。地球人は別の宇宙人が地球に来て生命を実験として作ったのです。地球以外にも生命体はありますが、人間とは違います。色々な方法を使って悪いものを改善してきました。
私:話を少し戻します。運命を変えることが人間の生きる目的だと言いました。では金運を上げようと思ったらどうするのですか?
彼:森田さんの場合、69という数字は巽宮を含むので、それで判断しました。その方向に五行の物を置きます。水とかです。
私:運命を改善するのはタオの流れに背くのではないでしょうか?
彼:自然に任せれば宇宙のルールそのものです。改善することは宇宙のルールに反します。老子も言っているように最初のタオは宇宙のルールです。しかし二番目のタオは改善できるものです。なぜなせタオとは倒すという意味の言葉に似ているからです。
私:トラさん、中国語でも「倒す」というのは「タオ」に似た発音ですか?
トラ:はい、そうです。倒は「トウ」でタオと発音と似ています。
私:大変に面白い考え方です。タオが「運命をタオす」ことだというのは・・。あなたに会えて良かったです。
彼:森田さん、あなたの考えを聞かせて下さい。
 私はネットワーク概念を説明しました。


 この図を見て、彼は言いました
彼:うーん、素晴らしい・・。あなたに会えて良かった。
直接的な意味付けは出来ない(2005/12/08)

 大連の空港で待っている間、何故「69」という数字から私の人生に関する判断が出来たのか、その解明をトラさんに挑戦してもらいました。
 やはり69という数字を書いた時間も使っていたのです。
 そしてそれらの情報から、彼(占い師)は六爻占術のおける本卦と発動爻に当たる卦(変爻)まで作り出していたのです。
 私がコインを振ったのと同じことが行われていたのです。

「69」を解明したトラさんのメモ(おそらく秘蔵版かも(笑))



 私たち日本人は、直積的な意味付けをするのが得意です。例えば「7」が出るとラッキーだとか・・。そういうものは、全く意味が無いと思いました。
 69という数字と、それを書いた2005年12月6日10時半という情報には、宇宙の始まりから決まっていた運命が隠されていたのです。
 あらゆる事柄は繋がっています。しかしそれは直接的ではありません。ある変換方法を通して繋がっているのです。その変換方法が、易のシステムなのです。
 面相も同様です。顔の情報を一度五行に変換している様子です。つまり、こういう顔つきだから金持ちになる・・などという直接的な変換パターンではないのです。
 これはまるで時空が、運命変更は簡単にはさせないぞ・・と言っているようなものだと思いました。
 それと、もう一つ理由があると思いました。直接的に繋がっていると、「私は原因」に近いシステムになるからだと思いました。
 間接的だからこそ外側が原因になり、「私は結果」になるのだと思いました。
酒を飲んでも、いつまでもとっくりの中が無くならない予知能力者(2005/12/08)

 夏の中国紀行に、タダ酒が出てくるおばさんがいました。
 ここでもいました。今度は男性です。
 しかし恍惚状態に入ってしまうため、タダ酒の増量に関する調査は出来ませんでした。
 彼のお婆さんも同じ能力を持っていましたが、亡くなると娘に受け継がれました。そして娘も亡くなると、息子の彼に受け継がれました(本人は「指導霊が変遷しているのだ」と言っていました)。
 さて、彼はお酒を飲みながら未来予知をします。そのお酒は限りなく出てくるのです。時々とっくりを逆さにします(笑)。全部こぼれ落ちます。しかし少し経ってから、とっくりを振ると、また酒(液体)の音がします。
 彼がゴクゴクと飲み、とっくりを傾けると、こぼれます。明らかに酒は無くなっていません。
 以下、酒を飲みながら私に喋った内容です。箇条書きです。

********************
・交通事故に遭ったことがあります(当たり)。
・家族には女性で結婚してからまもなく死んだ人がいます(当たり、父の姉)。
・占いを習っています。判断は当たります(当たり)。頭が良いので、よく理解できます。
・一生涯、金運は良いです(たぶん当たり)。
・38歳から運が良くなってきています(当たり)。
・お金の損もありました。44歳ではお金の損をしました(当たり)。
・59歳のときはお金の損がでますので注意してください。このころ軽い病気にもかかります。
・これから有名になります。

トラさんを見る
・肉体労働をしている人ではありません。
・占いを研究しています。
・金運はとても良いです。
・そのうちもっと有名になります。
***********************



 恍惚となる女性の超能力者に比べると、内容的には大した未来予知ではありません。でも外れたわけではありませんが・・。
 彼は、酒が増えるという超能力をウリにした方が良いのではないかと思いました。しかしそれを何故やらないのか・・。それは儲からないからです(笑)。
 トラさんは言いました。「中国では超能力者は儲かりません。けれど占い師は儲かります。」
 彼は減らない酒を飲みながら、少しばかりの未来予知(失礼)が出来ることで、お金を得る方向に転換したのだと思います。
盲目になることも命式に出ていた(2005/12/09)

 盲目の占い師に会いに行きました。
 彼に占いを教えてくれたのはやはり盲目の先生ですが、それが盲師派かどうかは分からないそうです。そういう分類は彼にとって意味のないもののようです。だってその先生しか教えてくれる人はいなかったからです。


   誕生日と生まれた時間を言うと、私の人生の判断が始まりました。

***********************
・森田さんの命式には火の五行が揃っていませんが、生まれた月が戌月で火の墓なので、一応すべて揃っていると考えられて、良い命式です。金持ちの命式です。
・6歳から大運に入りました。
・6〜16歳に災いや病気にかかりました(当たり)。
・16歳前に引っ越しをしたことがあります(当たり。台風で家が飛んで(笑)、数十メートル先に新築しました)。
・小さいときから学業は良かったです(当たり)。
・23,24歳で恋愛をしました(当たり)。
・26〜31歳で家か土地を買いました(当たり)。
・31〜36歳でお金も入りましたが、出費も多かったです(当たり)。
・36〜46歳は良い10年でした。前より金運は上がりましたが、体が少し弱かったです(当たり)。
・46〜51歳は金運は良かったです(当たり)。
・51〜55歳は運は良かったですが、駅馬であちこち回ります(当たり)。
・56〜61歳は金運は良いです。良くないものはありません。
・老後は運は良いです。金運も良いです。お金も入ってきます。大きな病気はありません。そして有名になります。
・子供は二人いるはずですが、ある原因で一人です(当たり)。
・心の優しい人です(たぶん)。
・人を騙す考えはありません。本音を言う人です(当たり)。
***********************

 ここで彼はコインを持ち出すと、私に「直近のことを思って振って下さい」と言いました。この盲目の人は六爻占術もやっていたのです。




 筒のような物に入れてコインを振ると、彼は手探りで裏表を見ます。そして自分で作った「裏表記録器」に裏の数をセットします。そして暗算で判断を始めました。
 私の卦は、妻財が世爻に臨み、月日から生を受けた卦でした。
 彼の判断です。

***********************
・今年と来年は金運は良いです。西、東、南で商売をすれば問題はありません。
・病気は心臓と血液関係のものがあります。
・来年の2月〜10月までは良いです。
・11月は少し良くありませんが大丈夫です。
・来年全般はとても良いです。
・金属、水、服装関係の商売をすると儲かります。
・思った通りにうまくいきます。
************************

 一生運は四柱推命ですが、直近の判断は六爻占術が得意とする分野なのです。

 私は彼にインタビューしました。
私:この占いを覚えるのにどのくらいかかったのですか?
彼:5年かかりました。
私:一番大変だったのは何ですか?
彼:命式の暗唱が大変でした。小さいときから先生と一緒に実践で覚えてきました。先生
も盲目で、5,6年前亡くなりました。生きていたら80歳です。
私:もちろん、自分の運命も知っているのですよね。
彼:知っています。命式には、自分はこの世に生まれて盲目になり、占いをすると出ていました。
私:目が見えないという運命を、どう思いましたか?
彼:13歳で病気になり、眼が見えなくなりました。最初は慣れませんでしたが、時間が経つと慣れてきました。
私:運命は決まっていると思いますか?
彼:はい。
私:運命が決まっているとすれば、何のために人間は生きていると思いますか?
彼:運命には、金持ち、官職がある人など決まっています。努力してもだめです。運は決まっているからです。三国志の劉備は諸葛孔明に天下を取ろうと持ちかけました。しかし諸葛孔明は国は一つにならないことを占いで知っていました。それでも諸葛孔明は、運命の変更が出来るのではないかと思い、劉備と一緒に戦いに出ました。戦いには勝ちますが、やはり国は一つにはなりませんでした。大局は変えることが出来なかったのです。さらに諸葛孔明は、自分の寿命を延ばすことにも挑戦します。ある夜、火を焚いて運命変更に挑戦しますが、たまたまそこを走って通った人が火を消してしまい、寿命を延ばすことにも失敗します。無駄な戦いをして人生を過ごすか、それとも大局の流れに乗って生きるかは、運命を知った者の岐路とも言えます。人は、何のために生きるのでしょうか・・。私にも分かりません。

   最後に握手をすると、彼も私の手を強く握ってきました。
道教スタイルの占い(2005/12/11)

 山の上にある道館に行きました。そこでは道教スタイルの占いをやってもらいました。
 トランプを三回切って裏返して、その中から私が適当にカードを引き抜きます。抜いたカードに相当する八卦を出し、机の上に広げられた八卦表の上に置かれた布が一枚ずつ剥ぎ取られます。全て剥ぎ取られるまで、カードを抜き出す作業は続けられました。




 結局12枚のカードが抜き出されました。それを見ながら女性の道士は判断を始めました。

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・最初にジョーカーとクイーン二枚を引いたので、森田さんは神様に関係する研究をしています(当たり)。
・森田さんは心の優しい人です(当たり(笑))。
・病気になることもありますが、問題ないです(たぶん当たり)。
・去年から今年は小さな事故がありました(当たり)。
・今、女性運は良いです(今に限らず(笑))。
・商売に女性が関わっています(そりゃあ、関わっているでしょう(笑))。
・来年の3月からは金運がとても良いです(たぶん当たり)。
・10年間良い運が始まっています(たぶん当たり)。
・仕事は自然に任せて、あまり心配しないようにしてください。仕事中何かあっても自然に解決できます。全て宇宙に決められています(おお、いいこと言うなあ(笑))。
・森田さんのお母さんはの体はまあまあです。長生きです。重い病気があっても大丈夫です。梅の花は雪の中でも咲きます。
***********************

 トランプを抜き取るという占いですが、基本的には外していないと思いました。




再びトランプ登場(2005/12/11)

 四柱推命にトランプを組み合わせた占いに出会いました。
 生年月日と生まれた時間を言うと「トランプも一枚引いて下さい」と言われました。
 私が引いたのはハートの6でした。彼はチラッと時計を見て、その時刻を書き入れました。それらを使って私の判断が始まりました。

*********************
・女性運は良いです(たぶん当たり(笑))。
・何の仕事をしても適応する力が強いです(当たり)。
・知恵が高いです(たぶん当たり)。
・良くない所(ケガレチ)に行っても、すぐ適応します(たぶん当たり)。
・自分の見方(仮説)を持っています(当たり)。
・どこに行っても人気者で人に好かれます(たぶん当たり)。
・人と平等に議論したいです(当たり)。
・儲けるのは故郷ではダメです。あちらこちら回って儲かります(当たり)。
・道教との縁が深いです(当たり)。
・今年、多くのお金を使って投資します(当たり)。
・50歳から今まで、色々なことがありました。大小あって毎日忙しかったです(当たり)。
・来年は大きな変化があります(来年は大運の切り替え年なので、たぶん当たりです)。
・特に著作は来年からもっと良い成果が出ます(著作などという言葉が出てきてビックリです)。
・来年から10年間は金運が良く、お金がもっと入って来ます(たぶん当たり)。
・家庭を重んじます(当たり)。
・度胸が強いです。相手が大物でも対等に接します(当たり(笑))。
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 かなりよく当てていると思いました。
 生年月日という「過去の固定された情報」だけではなく、その場でトランプを引くという行為で「現在の情報」も取り入れたのが原因かも知れません。


日本に向かう機内の中での書き込み(2005/12/11)

 今回の中国冬紀行には、いくつかのイベントがありました。
 まずは面相占術師に再会し、彼がノウハウを日本に残すという作業に入ることになりました。
 顔を見るだけで相手の過去・現在・未来が分かり、自分との関係がどうなるかを知れる面相占術は、大変に利用価値があります。
 上位の欲望を満たすのに充分な要素を持っています(笑)。
 それだけではありません。
 五行や十二支が顔のどこに展開されているか、過去と未来の切り分けはどうやって見るのか、そういうノウハウは、時空探求の貴重な情報になります。
 人体は宇宙の縮図だと言われています。 
 面相師も相手の過去未来のすべてを見るときは、顔だけでなく身体全体を見ます。
 個が空洞だとすれば、身体を通して見えるものは時空全体かも知れません。
 面相を恋愛や金運のために使いながら時空の探求が出来たら、こんなに楽しいことはありません。

 もう一つ中国冬紀行で得たことは、数字を書いたり、トランプを使ったりする占いとの出会いです。トランプの数字そのものは意味を持ちません。しかしある方程式に代入すれば、そこに未来が現れるのです。
 また、盲師派推命占術の師匠との「出会い」は衝撃的でした。
 小さな村に生まれた彼がもし盲目でなかったら、普通に幸せな人生を歩んだと思います。
 しかし時空は、そうはさせませんでした。
 彼は彼の盲師に出会い盲師派推命占術を会得しました。そして都会を転々として、占いの腕を磨きました。
 そのノウハウを全てダンさんに伝授して、彼は墓標すら無い墓に入りました。
 大きな運命の流れの中では、三次元の墓標など、ちっぽけなことだったのでしょう。
 そして彼のノウハウは今すべて、日本に伝わろうとしています。
 トラさんは六爻占術第四巻目以降のノウハウを、中国ではまだ4人にしか教えていないと言いました。情報の伝達に制御をかけているのです。本当に使えそうな人にしか、教えていないのです。年収に当たる大金を払っても、弟子達は平等に扱われていないのです。
 トラさんは中国で六爻占術の本を出しています。ダンさんも同様に、盲師派推命占術の本を出しています。しかしそこには、ほんの入り口の情報しか書いていないそうです。それを読んだ人が大金を払って弟子になるのです。金を払えば全て得られるわけでもないのです。
 でも日本は違います。今のところ、平等に事が進んでいます。少し制御した方が良いでしょうか?(笑)

 ちょっと見に、この中国冬紀行は派手なイベントはありませんでした。光の超能力者が、あの世から何かを持ってくるようなことはありませんでした。
 しかしそのうち分かると思いますが、この中国冬紀行は大きなタネが蒔かれました。
 2005年に投資をすれば、翌年には大きくなって返ってくると言った盲目の占い師がいました。たぶんそれは当たります。 
 飛行機の中では『ファンタスティック・フォー』という映画を観ました。
 上位の問いの映画では(笑)裁判モノとニューヨークモノが好きですが、この映画は後者でした。
 生まれつきでも修練でもなく超能力を得てしまった人達のアクション映画です。
 アメリカ人が超能力者になるので、下位の問いゼロです(笑)。でも結構楽しめました。
 飛行機は再び日本上空に入りました。
 レスをくれた皆さん、ありがとう。これで中国冬紀行を終わります。


‐‐‐‐‐‐ここからは、帰国後の書き込みです。‐‐‐‐‐‐
占い師との契約書(2005/12/17)

 今回の中国冬紀行では、面相占術師と契約を交わすというイベントがありました。しかしそれは、一秒で終わりました(笑)。
 契約書を出す前に、私が言った言葉がありました。それは「今日は契約書を持ってきています。しかしたった一行しか書いてありません。金額の条項だけです。他の条項は不要だと思いました。私が契約を守るか破るかは、全て顔に書いてあると思うからです。」
 契約書と言えば通常、予定通り事が運ばなかったときの責任の区分が、事細かに書かれます。しかし未来を知ることが出来れば、相手が今後どう出るかは、全て分かるはずです。 
 でも、面相師は後からお金をもらう立場になります。彼からテキストの原稿を受け取った後、私がトンズラするとか(笑)、金を払わないとか、あるかも知れません。
 ですので今回の取引では、面相師が圧倒的に不利です。対価を受け取るのが後になるからです。かたや、私にリスクはありません。テキストが来なくても、私には基本的な損害はありません。 
 実は、面相師が契約の条項について色々と書き加えろと言ってきたら、相当白けたと思います。私は契約そのものをキャンセルするかも知れませんでした。だって、全て顔見りゃ分かるだろうと・・・(笑)。
 そしてそれは、たった「一秒」でした(笑)。彼は私の顔を一瞬見ました(ドキッ(笑))。そしてペンを取ると、サラサラとサインしました。一秒間で終わりです。
 トラさんが介在しているとは言え、国をまたいでの契約です。しかしそこには彼に対して、いつどういう方法で送金するかさえ、書いていない契約書でした。ある意味、彼にとっては白紙の契約書にサインしたようなものです。
『もりけん生放送』には、彼のインタビューのシーンが出てきます。それを見れば分かりますが、彼の前では全てバレバレです(笑)。コンナコトも、アンナコトも、全てバレバレです(笑)。
 第一条しかない契約書はおそらく、世界最短の契約書かも知れません。しかし面相占術が普及していけば、世の中の契約書はみんなこうなるかも知れません。そして最後は契約書は無くなるとも言えます。
 さらに、どちらかが裏切ったとき、追求することも無くなるでしょう。だって相手の顔からそれを見抜けなかったのですから、見抜けない方が負けだと(笑)。
 トラさんとの契約もダンさんとの契約も同様でした。トラさんはコインを振ればすぐに分かります。ダンさんは私の命式を見ればすぐに分かります。そして今回の面相師は、顔を見ればすぐに分かります。

 以前、不思議研に税務調査が入ったときがありました。私は馬の置物を置いて対処しました(笑)。そして女装の下着の費用からエッチなサンタさんの衣装まで、全て経費として認めさせました(笑)。
 そのとき税務署官が、第一条しか書いていない契約書を見て言いました。
「こんないい加減な契約書が通用すると思うのですか?」
 私は馬の位置を彼の方向に直しながら言いました。
「あなたがさっきから問題にしている六爻占術がいかに正しいかが、その契約書に現れているのですよ。よく考えてみて下さい。金をもらうのは相手の側なのですよ。相手の人(トラさん)には今日の卦を送ってあります。彼にはこの状態すら、見えているはずです」
 税務署官は、キョロキョロしていました(笑)。私は馬の頭をなでなでしました。
 税務署の調査が入ることが分かったのは2004年1月の中国調査の帰り、北京空港でした。コインを振り卦を出すと、私は空港のみやげ物売り場に戻り、大きめの午の置物を買ったのでした。
 トラさんとは、以下のやりとりをしました。

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森田
 妻財と世応を見ます。
 兄弟が応爻に発動して朱雀が臨んで、税務署は私の会社から税金をもっと取りたい情報です。
 しかし応爻は空亡で変爻に入墓して、私の会社からこれ以上お金を取ることは難しいです。
 妻財は月日から生じられ、子孫が暗動して連続相生して、私のほうは、ほとんど損をしないと思います。
 しかし気になるのが世爻に兄弟が臨むことです。少しの金額は出ていきそうです。
 私は税務調査では一円も払いたくないので、何とかしたいです。
 世爻が日に入墓していることもあり、午の字を赤で書いた紙を持っていようと思うのですが、どうでしょうか?

  トラさん
 判断するとき税務調査の人は政府の代表で、官鬼をも参考にするはずです。
 官鬼が月日に剋されて、世爻を剋する力が弱くて、大丈夫です。
 もちろん森田さんの判断も正しいです。
 税務の人は来る目的はお金を狙っているので、妻財も参考にします。
 応爻も見ます。
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 第一条しか書いていない契約書が見つかる会社は、その時点で税務署は引き上げるかも知れません。変な会社だと思って・・(笑)。
天機面相占術(2005/12/18)

 面相占術師は、以前にも書いたように、中国でも本を出したことがありません。
 ですので今回日本でテキストが発売されることは、全くの無の状態から出ることになるのです。
 そこで面白いことが分かりました。
 まず一つは、面相占術師が、その占いについての「名前」を持っていなかったのです。
 それはそうかも知れません。だって人に語り、人に教える必要もなければ、名前を必要としないからです。
 今回世に出ることは、まさに赤ちゃんの誕生なのです。赤ちゃんが誕生すれば、名前が必要になるのです。
 そこで肌色部屋で、彼の面相占術の名前を募集しました。その応募してきた一つ一つが、面相師に伝えられました。
 でも・・面相師にとって、「これだ!」というものがありません。
 もしも面相師が面相占術師でなかったら、自分の占いで名前を決めた可能性もあります。
 しかし彼の占術は「面相」でした(笑)。
 そんな中、彼がボソッと言いました。「森田さんが決めてくれないかな・・。」
「えー、そんなこと無理です。私は時空の秘密を知るのには興味はありますが、そういう事には長けていません。」
「時空の秘密かぁ・・。それって天機を漏らすことだよね・・。だとすれば天機面相占術はどうだろうか・・。」
 トラさんが言いました。「それ、いいですね。」
 赤ちゃんの名前が決まった瞬間でした。
 私は日本の不思議研究所に電話して弁理士と連絡をとってもらい、天機面相占術が特許庁に登録できるかを調べてもらいました。すると、とんでもないことが分かりました。
 天機面相占術どろこか、「面相占術」だけでも登録が可能なのです。
 面相占術を日本で本格的にやっている人は無くて、さらに面相占術という単語すら一般化されていなかったのです。
 たぶん、顔を見ただけで詳細な未来が分かるなとどいうことは考えられず、商標登録の対象にすらならなかったということでしょう。
 確かに細木数子さんとか鏡リュウジさんとかがいますが、面相でやる占い師で有名人は皆無です。
 六爻占術もそうです。まさかコインを投げる占いが上陸するとは思いませんでした。
 それと同じくらい、面相占術が上陸するとは思いませんでした。
指の事故は回避しない(笑)(2005/12/19)

 中国冬紀行に出発する前日にコインを振りました。以下がその卦です。

 
 
 私はざっと見て判断しました。
「世爻が月日から生を受けている。だからOK!・・おしまい」(笑)
 よく見れば世爻が回頭剋です。良くない情報です(笑)。普通なら、官鬼丑土を制御して、運命変更といきたいところです。でもそれをしませんでした。
 小細工をすれば、時空からの情報が全て取れなくなるかも知れないからです。
 それに、もともと世爻は月日からエネルギーを受けています。何かがあっても、それは命には影響ないでしょう。
 そして指の事故が起こりました(笑)。
 世爻は四爻で指の爻位でしょう。世爻に臨んだ兄弟は、まさに指を意味していました。よく読めば、指の事故の情報が出ていました(笑)。
 でも小細工はしませんでした。しつこいようですが、生命に危険は無いからです。
 私は中国国内に入ると、全てお任せ状態になります。何が起こっても、受け入れる状態に入ります。
 そんなとき、回頭剋の一つや二つで運命変更をしたら、セコイと思いませんか?(笑)
 六爻占術に長けている森田さんが、指の事故くらい事前に察知して、回避できなかったのかと言う人もいるはずです。しかしです。回避すれば、何かを失うはずです。その何かとは、もちろん分かりません(笑)。
 しかしあえて理由を言えば、私は貪欲だからです。欲が強いから回避しなかったのです。
 ところで帰国してから、「手の事故は、交通事故を回避したか?」という問いで振りました。夏の中国紀行で、色々な人が12月の交通事故を指摘したからです。
 でも下の卦は、交通事故を回避した可能性を示唆していました。
 だからといって、どういうことはありません(笑)。私は貪欲な中国冬紀行を終えただけです。そして今、指は全快しました。

 


<判断>
 手を意味する兄弟が四爻で世爻として発動して朱雀も臨み、手が炎症を起こしています。
 官鬼が忌神として二爻に発動して、足の怪我を意味します。
 しかし官鬼は退神して、さらに発動した世爻に入墓しています。
 何らかの事故を防いだと判断できると思います。
 立春に振った年運を見れば、世爻に回頭生として発動した変爻の官鬼午火を子月(12月)は冲して剋するので、やはり事故があると判断されます。
 年運でも官鬼は二爻に臨み、白虎も臨んで、足の怪我があるはずでした。
「商標登録」と「法制度」と「メインへの書き込み」(2005/12/20)

「面相占術」と「天機面相占術」を登録したついでに、「六爻」や「盲師派四柱推命」や「盲師派」という単語も特許庁に登録申請しました。
 どこかのサイトで「『六爻占術』は登録されているので使えないが、『六爻』は未登録なので、ここでは六爻占術のことを六爻と呼びます」といって、六爻占術の解説等をしているところがありました。同様の論法でそのサイトでは「盲師派」という単語も使っていました。
 というわけで、今回は封じ込め戦略をしたわけです(笑)。でないとそれらのノウハウは日本にすら残らなくなります。なぜなら中国の師匠達が私を通じて占いの神髄を日本に残したいという理由の一つが、日本の法制度がしっかりとしているからです。
 トラさんは最初、中国で六爻占術入門編の本を出しました。するとすぐに海賊版が現れました。そこでトラさんは、口伝を主体とする弟子制度に移行したのです。
 しかし弟子の中でも、本当の秘伝を伝える人は極めて限られた人になりました。人間的に信頼できる人に、神髄を教えているのです。
 中国で秘伝が口伝で為されるのは、こうした背景があるのだと思います。
 でも日本は違いました。法制度がかなりしっかりしているので、他人が勝手に使うことが出来ません。
 トラさんは日本でも初段合格者には、やはり口述で秘伝を教えると言っています。とすれば、それを教わることが出来る人は、それ相応の人的交流がある人が望ましいです。
 このメインコーナーはトラさんも見ています。ということは、最低限、ここに書き込みすることが条件だと思いました。
 さて、出生時間に関して日本国内でも時差を換算するべきかと質問したら、ダンさんとトラさんは次のように言いました。「法律(ここでは標準時刻に関する法律)」も自然の一部です。なので法律が決めた時刻に従って下さい。」
 法制度と言えば、とても反自然のような気がしました。でも違うのです。
 日本に法制度が整っていたことも、自然の流れなのです。
時間系と空間系が揃った(2005/12/21)

 盲師派推命占術は出生時間だけで占いますので時間系です。
 私たちは盲師派推命占術を論じるなかで、出生時間が全ての原因であると思ってきました。その根拠の一つが、出生時間をずらせば、その人(赤ちゃん)の運命が変わるからでした。
 でも出生時間も「結果」かも知れないです。なぜなら、空間系が出てきたからです。それは面相占術です。
 面相占術は言いました。「整形手術をすれば運命は変わりますよ。」
 これが本当ならば、どうも結果の世界から原因の世界を変えることが出来るようです。そしてその原因の世界とは、ネットワークと空洞論からいけば、私以外の全てです。
 面相は、一種の風水かも知れません(笑)。家の配置とか部屋のデザインは、住む人が運命通りに選択した「結果」ですが、その配置を変える事で運命が変わります。
 方向には五行と十二支があります。同様に、顔にも五行と十二支があります。そして時間にも五行と十二支があります。
 六爻占術は両方を使っているため、「どっちが主なんだ?」と問いたくなります(笑)。
 しかし面相は空間だけです。時間を全く使わない面相は、時空を知る大きな切り口になると思います。
 今回の中国冬紀行は、時間系と空間系が揃ったという意味で、とてもデカイと思います(笑)。

 これで中国冬紀行関係の書き込みを全て終わります。
 レスをくれたみなさん、本当にありがとう。
 マイナス23度の中で読むレスは、格別なものがありました(笑)。
書き込み期間:2005/12/02〜2005/12/21