もりけん語録
テーマ:「中国夏紀行2006.07(3)」
書き込み期間:2006/07/14〜2006/07/20
要旨:
面相師・ふとっちょの弟子と再会しました。
面相師は「森田さん、やはり運命は100%決まっていたのですよ。」と言いました。それは次の出来事からです。
私達は、一回15万円(紹介者なしだと30万円)の占いをやっているという人の所を訪ねました。9000個の文章の断片が記されている古文書があり、それらの断片を組み合わせてその人の一生を記述するのです。
私は、日本円でそのまま15万円を支払い占ってもらいました。
まず最初に私の出生時間を聞きます。続いて、私の出生時間を元に計算をして、両親・妻・娘の生まれた年を割り出します。つまり、本人の生まれた正確な時刻が分かると、そこから両親と子供の生まれた年も確定するのです。やはり運命はガチガチだと、改めて実感しました。
彼は、過去の人生で主要な日を挙げて下さいと言いました。私が挙げた日についての記述は、全て当たっていました。これからの人生は、一年ごとに記されました。それはまるで、本物のアガスティアの葉に出会ったようでした。
私がこれまでに出会ってきた精度の高い占いは、方程式のように無味乾燥な記述のものばかりでした。しかし今度の占いは、血の通った、風を感じさせる表現で記されていたのです。
これからの人生には、幸福な時期だけでなく災いがやってくる時期も、死ぬときの場面も記されていますが、読んだ時にホッとするものを感じさせてくれるのです。
この古文書を書いた人は、運命をとても肯定している人だと思いました。

ふとっちょの弟子の案内で、私達は偽物作りの街にやって来ました。そこは、紙で作った靴や水着など、本物と見分けの付かない偽物製品を作って世界に流通させ、大富豪になった都市です。それは本物を作るよりも技術の要ることだと、トラさんは言います。この街は現在、高い技術力を買われて「本物」の世界でも頭角を表しているそうです。
私は、堂々と偽物を売り出して騙し騙される世界でやっているようなこの街が、何だか好きになりました。
その後、二人の面相占い師を訪ねました。一人目の占い師の見立ては、あまり当たっていませんでした。しかし、ふとっちょの弟子の元師匠である二人目の占い師は、私とトラさんを見てかなりの精度で当てました。
そしていよいよ面相師同士の対決です。(私達と同行している方の)面相師は、顔がよく見えるように汗を拭いていました。互いに10分ほど顔を見つめ合わせている様は、巌流島の決闘を思わせます。面相でここまで詳細に情報が読み取れることを再認識しました。

トラさんの弟子の中に、六爻占術で開業した人がいます。彼の顧客の一人(社長)が私達の来ることを聞き、最上のレストランを予約して接待をしてくれました。翌日、社長の会社を訪れると、豪華な食事が出されました。そればかりか、飛行機の一等席の手配までしてくれていたのです。
私は今まで、これほど素晴らしいもてなしを受けたことはありませんでした。接待した社長も、この上なく嬉しそうでした。
もし、この先社長が大変な運命に見舞われたとき、トラさんの助けを受けることがあるかも知れません。トラさんでなければ、あるいは面相師かも知れません。未来を正確に知り、それを変える能力がある人を味方に付けることが何より大事であることを、社長は分かっていたのです。
目次
○ 面相師とふとっちょの弟子と再会
○ 7月14日のひとりごと
○ 一回15万円の占い
○ 7月15日のひとりごと
○ 本物のアガスティアの葉に出会って・・
○ ここに来るまで
○ 偽物作りで大富豪になった街
○ 偽物と本物
○ 面相師対決その1
○ 面相師対決その2
○ 7月17日のひとりごと
○ 凄腕FBIと、見つめ合うだけの面相
○ 7月18日のひとりごと
○ 空港に駆けつけた弟子
○ 空港のエライ人に案内されて一等席に乗った私達
○ 7月19日のひとりごと
○ 7月20日のひとりごと
面相師とふとっちょの弟子と再会

 またまた登場しました。この人達が登場しないとドラマが始まりません(笑)。
 私が中国語で喋ったら、「3ヶ月も勉強して、その程度か」と言われました(笑)。うーん・・超えている・・・




 DVDブックをプレゼントしました。自分の写真に見入っています(笑)。
 ふとっちょの弟子には「あなたも日本では有名です」と言ったら、とても喜んでいました(笑)。

7月14日のひとりごと

 面相師と再会しました。彼は本当に明るいです(笑)。
 しかし・・です。レストランに入り、席に座った時、約一分ほど私の顔を「じーーーー」と見ました(笑)。面相師と会う人は、誰でもそうされると思います。
「ねえねえ、聞いてよ」などと、半年の出来事を喋る必要はないのです(笑)。そうやって喋る内容など、自分の視点でしかないのですから・・。
 ところでふとっちょの弟子ですが、この地域の能力者の紹介を買って出たいと言ったそうです。しかし今回、切り札はありません(笑)。でもふとっちょの弟子は、我々に食いつきたいのです。
 ふとっちょの弟子は、傍受するばかりでした(笑)。それを逆転したいのです・・。
 今頃トラさんの部屋で、私のDVDを見ていると思います。そして彼が出てきたとき、「ほら、森田さんも言っているでしょ、傍受ばかりしていると・・」と言っているかも知れません(笑)。
 実はここは、面相師の住まいとはちょっと離れています。彼らは列車で三時間かけて来ました。
 面相師も私に似ています。会社を経営しています。プラスチックの工場を持っているのです。それはとてもうまくいっているので(金運の良い面相の人しか雇わないので(笑))、彼は占いの研究ばかりをしています。だから彼は、ほとんど仕事をしていません(笑)
(なんか、普通の考え方の逆ですね(笑)。個人の金運が上がる前には、必ず会社の金運が上がらなければならないので。)
 面相師は今回私を見て、「いい顔色している」と言いました。顔色も重要な要素なのです。
 耳は隠れていたので、ツヤまでは見られませんでした(笑)。
 面相師は言いました。「森田さん、やはり運命は100%決まっていたのですよ。」
 な・・、何を今更・・です(笑)。
一回15万円の占い

 受けてきました。詳細は追って入れます。
 先日自動両替機で変換した金額だけでは足りませんでした。日本円でそのまま払いました。日本人にとっても15万円は高いです。中国の人にとっては100万円近い金額だと思います。紹介者がいないと倍(30万円)だそうです。私は面相師の紹介なので半額になりました。
 料金は高いですが、私の生まれた時間がほぼ正確に判明しました。17時15分〜29分の間です(酉時二刻)。盲師派推命占術の判断には影響ありません。
 それはまるで、本物のアガスティアの葉に出会ったようでした。何しろ古代の文献に、私の人生が文章で書いてあるのです。でも一連の長い文章としてではありません。一年ごとの断片として・・です。
 しかし、それを一生の文章として繋げるノウハウを持った人に会ったのです。
 2時間半もかかりました。今までで最長です。
 文章の断片は、それぞれインデックスが付けられて、9000個にも及んでいます。でも言い換えれば、世の中の全ての人の人生は、9000個の断片の組み合わせで表現できるのです。
 この文献は、今から800年前に出来たものです。しかし理由は分かりませんが、ある時期から解読方法が分からなくなったのです・・(その文献そのものには、解読方法が書いていない)。
 その人は自分の家を教えません。色々な意味で危険だからかも知れません。

 彼は一冊の古文書を持ってきました。そして私の出生時間(1951年10月26日18時ジャスト)を聞くと、調べ始めました。
「お父さんが生まれたのは××年ですか?」
「違います」・・と私。
「だとすれば、森田さんの出生時間(18時ジャスト)が違います。」と言って、彼は再計算を始めます。
「お父さんが生まれたのは○○年ですか?」
「そうです」
「ではお母さんが生まれたのは△△年ですか?」
「違います」
「ではもう一刻ずらしてみます」
 そう言ってまた再計算をしました。
「お父さんが生まれたのは1921年ですね?」
「はい、そうです」
「お母さんが生まれたのは1924年ですね?」
「はい、そうです」
「奥さんが生まれたのは××年ですね?」
「はい、そうです」
「お子さんが生まれたのは○○年ですね?」
「はい、そうです」
「森田さんの誕生時間は17時15分から29分の間のはずです。でも酉の刻には変わりはありません」
「えー、ということは、この時刻に生まれた人の両親も子供も、生まれた年は決まっているのですか?」
「はい、そうです。月日は違うかも知れませんが、年は一緒のはずです」
「やはり運命はガチガチだ・・」
 誕生時間が確定したところで、私の人生の詳細を知ることになります。
 しかし彼はアンチョコを持っていました(笑)。
 そのアンチョコは800年前に書かれたものです。
 一年ごとの人生を、約9000個のパターンに分けて書かれているのです。
 そこには番号(インデックス)が付けられていて、彼はそのインデックスを計算するだけなのです。
 以下は、私の人生です。当たっているとかいないとか、いちいち書きません。

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 まずは概略です。
 自分で独立して事業を興します。
 奥さんは自分より3つ下です(当たり)。
 奥さんは×年生まれで、子供は一人です。その子供は菊の花の頃、つまり秋に生まれます。
 風の中にふかれ、竹のように青い運命の中の女の子です。一生涯、一人しか子供はいないので、その子の人生を死ぬまで手伝っていきます。子供は寅年生まれです(当たり)。
 森田さんは女性運が強いです。女性に人気があります。

<詳細の運命の判断>
 彼は言いました。「人生で主要な日を挙げて下さい。全部当てますから・・。」
 私は主要な日を挙げました。以下はその回答です。
 古代の文書なので詩のようになっています。そのまま報告します。順不同なのは、私が思い付いた順に聞いたからです。

1997.06.25(父が亡くなった日)
 悩みがあって、悲しい声が聞こえます。自分もよく眠れないです。怖いです。それは父親の死です。

1982.04.25(結婚した日)
 うまくいって金運も良くなりました。自分もがんばって事業ができ、努力すれば成果も出ました。前世の縁で結婚して、夫婦仲良く、長生きします。好きな女性と結婚しました。
1979.02.14(辞表を出した日)
 27、28歳で良い年、金運も良いです。名も高くなります。何をしてもうまくいきます。自分に協力してくれる人がいます。一生涯の運が変わります。

1993年に何が起こったか?(バイクの事故の年)
 この年は凶の事が多いです。お金の損、口争いがあります。船に乗ったら大きな波に出会います。波をさける時、虎の穴に入ってさらに危ないです。
 五行のバランスがダメになり、怪我をします。筋骨の破損、木の杖で歩いています。このことが起こらないと死がありました。

2002年(株で大儲け)
 運はよく上がって、砂の中を探せば必ず黄金が出てきます。桃とすももの花が開いて、雨が降ってちょうど良い、めでたい一年です。

1996年(トラさんとの出会い)
 めでたいことが重なって、代々繁栄していきます。福がある一年です。出入りがあり吉です。何をしてもうまくいきます。良い年です。
 この年、自分は水の中を泳いでいるようです。ある人と知り合い、それがきっかけであちこちの人と知り合うようになります。

1994年(不思議研設立)
 運は良くなって、何をしてもうまくいきます。吉で平安です。名も利益も上がって自由自在になります。

<これからの人生>
2006年
 木が春になるように出入りがうまくいきます。思った通り、周囲も家も金運も発展します。めでたい一年です。

2007年
 何をしてもうまくいきます。出入りがあり、利益があります。思った通りにいって、次第に有名になります。

2008年
 何をしてもうまくいきます。福があり、豊かで、突然天から餅が降ってきます。周囲も家族みんな幸せで良い年です。

2009年
 うまくいきます。思った通り、周囲も家族も繁栄し、喜びがあります。子供の運もうまくいきます。

2010年
 うまくいきます。何をしても思った通りにいきます。たくさんの水を渡って、空には雲一つありません。晴れています。運の良い一年です。

2011年
 玉と同じで良くないところはありません。龍が海から頭を上げて、虎は山にいます。新しい事業が始まります。

2012年
 何をしてもうまくいきます。金運も良いです。日が明るく照らされています。

2013年
 思って通りにいきます。家族も豊かです。虎は山の林の中で自分の偉さを示します。龍は海に行って元気になります。自分の実力を示してきます。

2014年
 この年から災いが始まります。自分は崖の所に、馬に乗って立っているという危ない一年です。虎は森から出てしまい、平らな所に来て困って、龍は砂地にきて苦労を始めます。
 もしもこの時まで母親生きていれば、この年に亡くなります。悲しい声が聞こえます。

2015年
 朱雀が運命に入ってきて、災いが重なります。困難がつきまといます。

2016年
 やはり苦労する年です。災いがあります。国家権力と衝突して、牢屋に入る可能性すらあります。

2017年
 太陽の光はまだ暗いです。苦労が絶えません。まだまだ気をつける一年です。

2018年
 一転して運気が変わります。金運がとても良くなり、多くの面白いことが周囲と家に聞こえてきます。良い一年です。船に乗っていても安全です。
 良くないことはここまでくると、すべて一掃されます。

2019年
 周囲や家が無事になり、思った通りにうまくいきます。金運も良いです。吉の一年です。

2020年
 福が来て、していることはすべてうまくいきます。金運はさらに上がって、もうひとつの家を建てます。花が満開で良い一年です。
2021年
 この年も、何をしてもうまくいきます。金運は良く元気です。家も順調です、東南に利益が出ます。

2022年
 この年も、とても良い一年です。周囲も家族も順調です。 吉なことが多いです。老後は幸せで良いです。

2023,2024年
 病気がちになり、元気がなくなります。月は雲に覆われてきます。

2025年
 病気が重くなります。危ないです。改善しなくては死にます。改善すれば治ります(ここでトラさんが呟きました。「元々の運命にも改善が入っているのですね」・・と)。

2026〜
 改善して病気も回復します。同時に、おてんとうさま(天)が福を与えてくれます。運命に大きな進展があります。周囲も家も順調になります。

(それから時が経ち、私は死期が来ることを言われました。でもその年はここには書きません。死ぬときの様子だけを書きます)
××年
 この年に亡くなります。一生涯、福があって楽しい人生でした。日暮れに鐘の音が聞こえて、夢のように一生を終わります。風に吹かれ、菊の花が黄色くなった頃、つまり○月○日、お父さんに逢いに行きます。
(死ぬ日は、右手に映像が映る能力者が言った日と同じ日でした)
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 このコメントを書くのは、後からにします。書くことがありすぎる気がするからです。

 面相師は奥さんの旧姓まで当てられました。以下は面相師が言われたことです。

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 丙辰(1976年)の年にめでたいことがあり、愛の巣に赤いろうそくを立てて、喬という家の花嫁をもらって、夫婦仲良く百歳まで続く。
 兄弟は三人あり。三人の中には、あなたは真ん中(次男)。皆兄弟であるが、同じ母の生まれではない。
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 面相師の奥さんの旧姓は確かに喬と言うそうです。そして面相師は次男であり、母親は違うそうです。

 ちなみに私(森田)は次のように言われました。

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 もしも中国に生まれていれば、「程」という性の人と結婚したはずです
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7月15日のひとりごと

 15万円の占いを体験した最初の感想は、やはり「現場」だと思いました。日本でいくら頭をひねっていても、これに出会うことはありません。
 そして思いました。これを改竄(かいざん)して伝えてはならない・・と。
 ところで寿命ですが、面相師はもっと短いです。しかし何のショックも受けていないようです。
 面相師は、この占いがもう一人出来るという噂を耳にして、公安に頼んでまで探しました。でも見つかりませんでした。何故かと言えば、面相師は占い師に「それを伝授してくれ、100万円以上出すよ」と言ったのですが、断られたからです。
 しかし、100万じゃ無理です。7人で元が取れますから・・。
 しかし、これだけのネットワークがあるのに、今まで気付かなかったのです。それは多分、占い師も相当隠れてやっていたからです。
 その古代文献は、なんとトラさんも持っていました。トラさんは六爻占術に集中していたので、その文献は書庫の奥にしまったままでした。
 トラさんは、「事例が10件集まれば、私にも解読方法が分かるでしよう」と言っていました。面相師と私とで既に2件集まりました(面相師は詳細をトラさんに提出しています)。
 トラさんは私の通訳をするふりをして、彼の計算メモを何度も覗き込んでいました(笑)。
 明日はふとっちょの弟子が案内することになりました。飛行機で移動です。面相師が「僕も連れてって」と頼みました。立場が逆転しました(笑)。
 もう一つ書いておきたいのは、面相師も相当な実力があります。なのに、今日の展開・・です。普通なら、紹介しません。
 トラさんや面相師は決して主体的ではありません。そのことは書いておきたいです。世の中をどうこうする気はありません。
 もう一言、運命変更が決まっていたなどと、誰も明言していません。
本物のアガスティアの葉に出会って・・

 今回の中国紀行でも沢山の占いに出会ってきました。とても精度の高いものばかりです。
 でもそこには「血が通った」という表現は似合いませんでした。まるで理科系の人が、方程式を語るように運命を表現してきました。「ダメは、ダメ・・」という感じに・・。
 しかし昨日遭遇した占いは違いました。何か、血が通っていました。
 例えば私の娘が誕生した時のことは、次のように書かれていました。
「その子供は菊の花の頃、つまり秋に生まれます。風の中にふかれ、竹のように青い運命の中の女の子です。一生涯、一人しか子供はいないので、その子の人生を死ぬまで手伝っていきます。子供は寅年生まれです(当たり)。」
 誰が親であれ、これを読めば納得するはずです。既に出来の悪い子供に成長していても(笑)、これを読めば「うんうん」と頷くのではないかと思います。
 私の死ぬ場面も同様です。
「この年に亡くなります。一生涯、福があって楽しい人生でした。日暮れに鐘の音が聞こえて、夢のように一生を終わります。風に吹かれ、菊の花が黄色くなった頃、つまり○月○日、お父さんに逢いに行きます。」
 確かにこれからも色々な事が起こります。投獄の危険すらある様子です(笑)。
 でも、もしもあなたが私だとして、これを読んだ時、何かホッとするものを感じないでしょうか?そしてこれを読んだ時、運命は決まっていても一生懸命に生きるしかない・・と思わないでしょうか?
 この古文書を書いた人は、理科系であり、文化系であったと思います(笑)。そして運命を、とても肯定している人だと思いました。
「風」という言葉が出てきます。それは私の書いた「運命を変える未来からの情報」の最後もそうでした。
『「私たちはどこから来てどこに向かっているのか?」という問いの答は、風のままに、流れのままに、つまり「自由」だと思いませんか?』
 アガスティアの葉は、最後はカルマで終わるときが多かったです。そして葉の最後に書かれたカルマ解消法を実行する日本人も多かったです。
 でもこの古文書には、それはありません。
 今日も風のように次の場所に向かいます。今日の案内人は、ふとっちょの弟子です(笑)。
ここに来るまで

連れて行ってもらえることになり、献身的に荷物を運ぶ面相師(笑)・・先頭です


飛行機の中でもトラさんの口伝を受ける彼ら・・目が真剣


  しかし食い気には勝てない(笑)(しかもスチュワーデスから食事を余計に貰う(笑))


上海の空港で三時間の乗り換え時間があり、そこで面相占術テキストをみんなでデバッグする(ふとっちょの弟子は字が上手なので、特に抜擢された(笑))



お盆に載っているのは、カボチャの種です。それをボリボリ食べながら作業しています。

 面相師もふとっちょの弟子も、他人の荷物を運んでいます(笑)。面相師は私のスーツケース・・ふとっちょはトラさんのスーツケース・・。
 彼らはほとんど荷物はありません(笑)。最後の写真で、ふとっちょの弟子のズボンのポケットが異様に膨らんでいるのを見ても、分かります(笑)。
 ところで、今日は面相の話を沢山聞きました。私が44歳のとき父を亡くしたのが、顔のどの部分で分かるか・・などを教えてもらいました。ちゃんと出ているのです。ビックリしました。面相占術のテキストにもその見方は書かれています。
 セックスした後とかは、面相は当たらないそうです(笑)。興奮すると、顔が変わるのだそうです。
 今日は面相師から「森田さんは何でそんなに若く(ネンチンに)見えるんだ?何か修練しているのか?」と訊かれました(笑)。
 ところで面相師は、15万円の占い師よりもずっと儲かっています(占い業で)。トラさんは言いました。「それは面相師が、運命の改善を出来るからです」・・と。
 私は15万円の占い師の写真(ツーショット)を撮りましたが、肌色部屋ですら公開していません。
 たぶん、彼にアクセスしたい人は沢山いるはずです。だって日本では15万円は安いです。彼は日本人の特別価格を作っても良いとさえ、思います。
 しかし、面相師のような動機があるかどうかが心配です。面相師は、自分の人生を知りたいと思ったのが第一の理由ではないのです。
 ところで、15万円のノウハウを伝授された人がもう一人いると書きました。その人を公安を使って調べていると書きました。かなり絞られてきたようです。
 トラさんは言いました。「森田さん、次回はたぶん、その人にも会えます。」
 私が今繋がりを持っている人達は、「自分のプライド」など、どうでも良いのだと思いました。
 トラさん、面相師、そして私は、これで世の中が変わるとか変わらないとか、眼中にはありません。
 一番下の写真にも出ていますが、トラさんは、面相占術のテキストのデバッグにも夢中で参加しています。上海での三時間は、結局最後は時間が無くなりました(笑)。
偽物作りで大富豪になった街

 私が今泊まっている街は、偽物を作るので有名なのだそうです(笑)。例えば靴とかを買い、雨の日に履くと、それが紙で出来ていることが分かったり・・(笑)。
 しかしこの街の人達は、ネットワークを形成しているのだそうです。他の街や外国とも通じていて、何が流行っているかをいち早く知り、その偽物を作り、ネットワークを通じて世界に流通させるのです。そして大富豪ばかりになったのが、この街です(笑)。
「本物」を自称する人が知ったらカンカンに怒りそうですが、私はこういう街は、なんか好きです。騙し合い街だからです。騙された方が悪いのです(笑)。
 しかし「本物」の六爻占術をここで売ったら、売れるかどうか??(笑)

  偽物作りで繁栄した都市


偽物と本物

 今私がいるのは、中国では「偽物の原産地」と呼ばれている場所です。どんな製品にしろ、偽物を作って売りさばくのがこの街です(笑)。
 しかしほとんどの人は、偽物に気付かないで買うそうです(笑)。水着とか、海に入って初めて「紙」であることに気付くのだそうです(笑)。
 しかしトラさんは言いました。「それは本物を作るよりも技術が要ることです」・・と(笑)。
 そうなのです。この街はその技術力が買われて、現在「本物」の世界でも頭角を表してきたのです。業界人達は言っているそうです。
「彼らを『本物』の世界に引き出したのは、間違いだった」・・と(笑)。
 本物以上に本物を作る彼らには、本物を作る方が簡単だったのです(笑)。
 ところで本物か偽物かを見破る方法があるそうです。偽物は「これは本物ですよ」という一言が、ふと出てしまうのだそうです(笑)。
「これは偽物かも知れませんよ」と言われた時、見破るのが一番難しいのです。
 さて、人生の「本物」「偽物」って一体何でしょうか?
「本物の人生を生きましょう」と言われたとき、どうすれば良いのでしょうか?
面相師対決その1

<町の面相師>
 街の中で面相占いの店を出している占い師がいました。そこに入っていきました。
 占い師は私をじーーーと見て、言いました。

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目の下が平たいので、権力があまりないです。政府関係の権力ではありません(当たり)。
思ったことは、先ずやります(外れ、私は撤退をよくやります)。
やることを前もって予告するという性格です(外れ、予告しないときも多いです)。
一生涯、事業で2つの不順があります(誰だって不順はあるでしょう)。
人中(顔の部分)が長いので遠い所で仕事をします(当たり)。
法令線と口の横に2つの八が広くなくできています。人を管理する能力がありますが、厳しくありません。(当たり)
喉仏があまり出ていないのと、目の角少し丸いので、表面だけ見て、深い所は理解しないのが欠点です(外れ、私は深いところが好きです)。
額の筋が切れていないので、お父さんはゆったりした性格で、苦労もなく、ゆったり生活出来た人です(まったく外れ)。
腕が上部が短く、下部が長いので、人を助けた事があります(そりゃあさすがの私も、一度くらいはあるかも(笑))。
小さいとき活発な自慢の子供でした(外れ、活発ではありません)。
記憶力が良いです(これはたぶん、当たり)
15、19歳社会から影響を受けたので、良くなかったです(意味不明)。
24歳は自分で大きな事業をやりたかったのですが、お金が足りなくてできませんでした(外れ、そんな気は無かったです。しかもその時は財産はありました(笑))。
25〜35歳は有名になりましたが、お金がありませんでした(意味不明)。
36歳は、ちょっと運が変わった人に被害を受けました(意味不明)。
46、47歳は権力を握るチャンスがありましたが、自分で受け取りませんでした(権力を受け取ることなど、考えたこともありません)。
57歳は56歳より運がありません。
58、59歳は健康に注意してください。お酒を飲んではいけません。
62、63歳は普通です。
とにかく良い運命です。官職運がありますが、小さいです。
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 面相師は途中まで聞いていましたが、「こいつはダメだ」と呟いて、外に出てしまいました(笑)。
面相師対決その2

 今度はホンちゃんです(笑)。だってふとっちょの弟子は、この占い師を紹介するためにわざわざ「偽物の街」まで私達を連れてきたのですから・・(笑)。
 でも何を隠そうこの人は、ふとっちょの弟子の、元彼・・じゃない(笑)、元師匠でした。
 ふとっちょの弟子は、やはりマニアでした。出来のいい師匠がいると、乗り換えるのです(笑)。

元弟子が来て、喜びながら案内する元師匠(白いワイシャツ)。その後ろを悠然と歩く新しい師匠(笑)


 部屋に入ると元師匠は言いました。「この地域の人は悪い人です。人には運命があります。レベルの高い人が必ず儲かるというのではなく、レベルの低い人も騙して儲けます。」
 うーん・・金儲けにレベルは関係ない(笑)。

さて、この人はさっそく私を見ました。


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昔、お父さんとお爺さんの時はお金持ちでした。しかし、森田さんの代にゼロになり、何もないところから事業を興しました(すごいです。当たりです)。
利口な人です(たぶん当たり(笑))。
何をやっても、早く覚えられます(たぶん当たり(笑))。
日本人の中では金持ちというわけではありませんが、普通の人より多くのお金を持っています(たぶん当たり(笑))。
結婚前、一度恋愛をして失敗しています(失敗(笑))。
4〜7歳は運はあまり良くなかったです(当たり)。
35〜37歳はお父さん、お母さんと別の所で生活します。そうでないと良くありません(当たり)。
兄弟は二人です(当たり)。
女の子が生まれます(当たり)。
25、31、41歳は金運が悪かったです。どんどんお金を使いました(当たり)。
夫婦の縁は奥さんと結婚して自分が良くなりました。奥さんは自分の事業に運を上げました(当たり)。
手が柔らかいです(当たり)。
仕事を若い時、始めました(当たり)。
47〜57歳は金運が一番良い時です。儲けました(当たり)。
57歳の後半から58歳は金運は良いです。車、家を買うのでお金が出ていきます。
58〜63歳は金運は下がります。お金が入ってきてもどんどん出ていきます。
58〜77歳は金運は下がりますが、普通です。
75〜77歳は災いがあります。命が危ないです。
一生涯、仕事をしてお金をもらう人ではありません。
突然お金が入ってきます。
女性運と仕事運が同時に来ます。
自分の事業が発展するのには、中国に来るという選択は良かったです。
男性、女性とも仲良く付き合うことが出来ます。
一人ではダメで、誰かと協力してやるのが良いです。
老後も金運は良いです。
58歳、何かの原因でお金を遣います。
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次はトラさんが実験椅子に座りました(笑)。


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(トラさんを見て)
脳が発達しています。
額は知恵の重要な所です。
お爺さんは良い風水の場所に住んでいました。その影響でトラさんも金運が良いです。
兄弟の縁が薄いです。(兄とは10年くらい付き合っていない。死んだ兄弟もいる)
学問を深く研究することが出来ます。困難があっても乗り越えられます。
25〜28歳は運が良かったです。(当たり)お爺さんの時代の風水のお陰です。
夫婦の仲は良いですが、口争いがあります。
1999年に災いがありました。(当たり。奥さんが病気で3ヶ月間仕事を止めていました)
去年、今年とたくさんのお金を使いました。(当たり)
52歳の時、もし家とか車を買わないとお金の損が出ます。
41歳には邪魔した人がいました。(いないそうです)
今年人にお金を貸せば、戻って来ません。(まだ貸していないそうです)
今年何か事業をやりたいが、難しいです。
顎の傷跡について・・・顎は老後の情報
(1976年に虫に刺され、傷跡になった。その後毎年刺された日になると、一週間くらいそこが悪化していた。今は治った。)
75歳の時、子供と一緒に生活していると子供に良くありません。
額と手の真ん中に真っ直ぐの線が入っているので、苦労はしません。豊かな生活が出来ます。
人中と唇の少し上に髭が生えていないのは、人を助けて協力しても相手は感謝してくれません。唇が薄いと金運は良くありませんが、それだけを見るのではありません。
老後は何もしなくてもお金が入ります。
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そしていよいよ面相師同士の対決の時が来ました(笑)。


 見つめ合ったまま10分は経過しました(笑)。

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額の幅が広いです。お爺さんの時代有名な人でした。
自分で事業を興しました。
25歳から官職運がありました。
26歳の時儲かりました。
27歳の後半、金運が下がりました。
(26歳のとき商売を始め、27歳のときお金の損をした)
36歳から金運は良くなってきました。(35歳の後半からお金がどんどん入ってきた)
金運は42歳まで良かったです。
43、44歳は家を買ってお金を使いました。(43歳の時別荘を買った)
47歳お金の損がありました。(車検を出さずに捕まって罰金を2000元取られた)
48〜58歳は金運が一番良いときです。
人中は男性は膨らんでいると金運が良いです。窪んでいると良くないです。(女性は逆)
(額は天、鼻は人間、顎は地です。みんな良くできていれば、金持ちです。)
55歳はお金が入ってきますが、どんどん出ていきます。
60歳までは金運は良いです。
(寿命は顎、頬?、後頭部?で判断する)
小さい時、泳いではいけないと出ています。(2回水の災いがあった)
60歳は色々あちこち出かけて、ゆったりした生活は出来ません。忙しいです。
老後は忙しくしてお金が入ってきます。
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最後はみんなで記念撮影です。


 面相師は言いました「彼はなかなかよく体得しています。」
 ところで、面相でもここまで占えると言うことを、再認識させられました。
7月17日のひとりごと

 最初の面相師は若い男でした。面相師とは顔を見つめ合いますが(笑)、彼はとても接近してきました。キスされるのではないかと思いました(笑)
 しかし・・です。口臭が・・・(泣)キスする前には、口臭を消さないと・・(笑)。彼は大声で判断を喋るのですが、その息が私の顔に・・(笑)
 見つめ合う距離は、やはり二番目の人くらい離れて欲しいです。しかし二番目の人は、見つめる時間の長いこと長いこと・・(笑)。

一瞬、勝負ありと思えるときがぁぁ(笑)。


 面相師(左)がハンケチを出して、汗を拭いたのです(笑)。汗を拭いたのは、その部分が相手によく見えるように・・だと思います。彼はどんなに汗をかいても、拭いたことを見たことが無いからです(笑)。
 この対決を見て、私は面相占術をマスターしたくなりました(笑)。やはり顔を見るだけでここまで分かると、面白いです(笑)。両雄の対決は、巌流島を思わせます。

 ふとっちょの弟子が携帯を見ているのは、彼の奥さんから「食べ過ぎちゃダメよ」というメールが入ったのです(笑)。そのメールが来た時とても嬉しかったようで(無視されていなかったので(笑))、みんなに見せまくっていました。巌流島師匠対決のさなかに・・(笑)


こんなシーンもありました(笑)


「顔をそのままに」と言われている面相師(笑)


「私を見ないで、前を見ていろ」と言われている面相師(笑)


 面相って、お互いに眼付け合っているような気がします(笑)。
 面相師は。私よりも三つ年下でした・・。
 今日の独り言は、写真が全てを語ってくれると思います。
凄腕FBIと、見つめ合うだけの面相

 中国でテレビをつけると、アメリカ映画を中国語に吹き替えてやっているときが多いです。その映画は政治的な内容ではなく、アクション物とかが多いです。
 昨日も、FBIのやり手の映画をやっていました。
 くわえタバコでパソコンを打ち、犯人を割り出し、カーチェイスをして、次第に追い詰めていく・・。最後はやはりFBIの凄腕刑事が勝ちます。
 彼らの生き様は強烈です。しかし今の私には、見ていて白けます(笑)。彼らは誰が見ても、「悪」に対して戦っています。でも私の眼下には今、偽物の街が広がっています(笑)。
 靴を紙で作ってはいけないという法律はありません。なので凄腕刑事も、ここで騙される可能性があります(笑)。
 しかし昨日は、凄腕刑事の話よりも興奮する出来事がありました。お互いに見つめ合うだけで、隠されたものを外に出していくのです。
 アクションも何もありませんが、わけもなくFBI刑事がバカに感じてきました(笑)。
 今日は偽物の街を離れなければなりません。観光や買い物などを全くしない私は、「偽物」をエンジョイすることが出来ませんでした(笑)。
 偽物ばかりを買って、全身偽物に身を包んで、講演会をやってみたかったです(笑)。もしも「偽物」がブランド化したら、本物が偽物になる・・(笑)。
7月18日のひとりごと

 今日のことを写真で紹介します。

飛行機を待つ間、面相師はテキストに書き加えている・・


さらに作業は続く・・


ふとっちょの弟子が来て、手を頭に組んで、前を見ている・・その脇で面相師は作業を続ける


前の席には女性が・・(笑)


戻ってきたトラさんに、相冲・相合の関係を聞く・・その脇で黙々と作業を続ける面相師


弟子が空港に駆けつける


 飛行機が到着すると、弟子が一人待っていました。一番左が彼です。彼はほんの少しだけ話すために、わざわざ空港まで来たのです。
 面相師がカートを押しています。
 その後、私達はタクシーで市内に向かいますが、出迎えの弟子とはこれで終わりです。
 ホテルに着いてしばらくすると、我々一行は外に呼び出されました

外には豪華な車が二台も待っていました。


面相師も乗れと言われて(笑)


行った先は、超豪華なレストランでした


 トラさんや面相師が飲んでいるのは、一杯6000円のスープです。私も飲みました。普通の日本人の金持ち(私(笑))には、判別不可能な味でした(笑)。

1986年産の、天目に効くビールまで登場


談笑しています(笑)




 このいきさつを説明します。キーは、この写真にあります。


 右のメガネの若者は、トラさんの弟子です。しかし今までこんな田舎(失礼)にトラさんは来たことがないので、弟子は初めてトラさんに会いました(空港の弟子とは違います)。
 メガネの弟子は六爻占術で開業しました。この地区で六爻占術の占いで開業したのは、彼しかいません。空港の弟子はまだ駆け出しです(笑)。
 お客は次第に増えました。運命改善が出来る、初めての占いだったからです。
 ある日あまりに当たって、この弟子はお客(社長)から車をプレゼントされました。
 写真の真ん中は、彼の顧客(社長)です(車をプレゼントした人とは違います)。
 顧客は言いました。「何、お前の師匠が来るって??しかも日本人まで連れて来るって??」と言うと、最上のレストランを予約して、私達を接待してくれたのです。
 この食事だけで10万円はします。社長の左は娘です。
 最後に私は社長の所に行き、「こんなに素晴らしい持てなしは初めてです」と言いました。社長はとても嬉しそうに私の手を握ってきました。おそらく彼は、トラさんの弟子になって、こんなに嬉しい日は初めてではないかと思いました。
 彼は運命変更のテキストを持っていません。なので日本の皆さんが羨ましいそうです。彼は運命を正確に判断することに、集中してやっています。
空港に駆けつけた弟子

 私達は食事をすることになり、レストランに入りました。そのとき、一台の車が空港に向かっていました。トラさんの弟子です。
 食事が終わると私達はすぐに出なければなりません。しかし、ふとっちょの弟子が頼んだ「トマト入り水餃子どんぶり」がなかなか来ません。
 そのときです。レストランのドアが開き、弟子が駆け込んできました。
 ふとっちょの弟子が餃子をほおばっている間、弟子はトラさんと話しました。そして私にも話しかけてきました。流暢な英語です。たぶん彼は、とても頭が良いのです。
 私と彼が英語で喋っているので、その後の豪華な食事会でトラさんは私を紹介するとき次の言葉を付け加えました。「森田さんは英語が流暢です。」(笑)
 ところで、駆けつけた弟子がいる街と開業している弟子がいる街は、高速道路で二時間も離れています。
空港のエライ人に案内されて一等席に乗った私達

 今日のお昼は、昨日の社長の経営する会社に行きました。
 そこは浮いていました(笑)。正確に言えば、水の上に建っていました。




 そこでまた、豪華な食事が出ました。
 しかしゆっくり食べている暇はありません。飛行機の出発時間が迫っています。そろそろ空港に行かないと間に合わないと告げました。
 でも社長は「わっはっはっ、大丈夫」と言うだけです。
 そして時間も迫り、私達は外に出ました。するとそこに公安の人が待っていました。
 その車で空港に向かいます。でも出発時刻がすぐそこに迫っています。
 さすがのトラさんも心配になって、後部座席から訊きました。「あの〜、飛行機が・・」
「大丈夫です。既にあなたたちのチェックインは済ませてあります。」
 ゲッ、すごい(笑)。本人不在のチェックイン・・(笑)。
 空港に着くと、既に出発の時間でした。しかし空港のエライ人が出てきて、VIPルームで休めと言います。そんな暇、あるのかよ・・(笑)。
 私達はそこで記念撮影・・・トラさんの隣が弟子です。


 そして荷物チェックはフリーパスで通過・・(笑)。
 次は、空港のエライ人に先導されて、私達は飛行機に向かいます。まだ乗客を乗せるのは止めてあったのです。私達が先頭で、飛行機に向かいます。
(ふとっちょの弟子がトラさんに駆け寄ると、荷物を取りました。なのでトラさんは何も持たずに先頭を歩いています。トラさん格好いい(笑)。)

白のシャツを着て、後ろから歩いていくのが弟子です


 タラップを登ると、一等席が待っていました(チケットはエコノミーなのに(笑))。下で弟子が一人、手を振ります(搭乗しない人がタラップの下まで来た例を私は知りません。)
 弟子は大きく手を振っていました。寂しそうでしたが、満足そうな雰囲気も感じられました。
 始まりは、たかが占いでした・・。弟子はその占いを勉強した結果、師匠をここまで接待してくれる顧客が出現しました。 
 もう一つの視点があります。社長です。今回、金とコネをフルに使って私達を接待しました。トラさんと長いこと旅をしていますが、ここまで接待した人はいません。
 社長は何が大事か、分かっていたのです。それは、未来を正確に知り、それを変える能力がある人を味方に付けること・・。
 ある日、社長が死ぬような運命が待っているかも知れません。そのとき弟子はトラさんにも相談するでしょう。いえ、面相師が出番かも知れません。何かのはずみで、ふとっちょの弟子が助けるかも知れません。
 他の乗客が乗る前、空港のエライ人に案内されて先頭で乗ることなど、この先ないと思います。それを演出した社長こそ、未来を予知したと思います。
(この記事は、中国紀行で初めて乗るファーストクラスのシートで書きました(笑)。)
7月19日のひとりごと

 空港での束の間の間、私は弟子と喋りました。と言っても、弟子は英語や日本語が出来ないので、私が中国語です(笑)。
 私はノバで覚えた単語をフルに使って(つまり語彙が少ない(笑))、一生懸命にコミュニケーションを取りました(笑)。少しですが、彼と話が出来ました。
 彼が占いの世界に入ったのは10年前です。つまり、たかだか10年です。そう言えば、私の不思議研究所も約10年でした。
 その後、弟子は六爻占術を知ります。彼は38歳でした(満36歳)。ということは、私が富士通を辞めた年齢で、占いの世界に入ったのです。トラさんは凄いと言いました。

私は集合写真とは別に、ツーショットを撮りました



 その後、飛行機に乗る準備が出来たと言われました。空港の人に案内されて、トラさんが先頭で行きます。


他の乗客とは別の所から入ります。


そしてこのシーンです。


 案内する人は、トランシーバーで連絡を取りながら進みます。飛行機がゲートに直結していなくて、良かったです。それだと歩く距離が短くて、絵になりません(笑)。
 乗ったら、すぐにフルーツが出ました(りんごジュースも見えます)。こんなの出たことが無かったので、貧乏癖が出て撮影しました(笑)。

7月20日のひとりごと

 昼食の時、面相師が炸裂しました(笑)。
「社長、あなたが住んでいるマンションは、7階建てで、あなたは7階に住んでいる。」
「どうしてそんなことが分かるのか?」
「顔に書いてある。」 
「社長、あなたは来年、事務所の場所を移す。」
「えっ、その計画はまだ誰にも言っていない。」
 面相師はさすがです。
 トラさんも負けてはいません。
「社長、あなたは大きな事故を二回やった。」
「えっ、どうして分かるの?」
 トラさんは面相が出来ないので、別の方法です。
 その部屋には虎の絵が飾ってありました。社長が寅年生まれだからです。しかしその下に、銃が飾ってありました。銃口が二つあるやつでした。
 虎に銃を向けてはいけません。自分自身だからです。銃口が2つで、2回の事故と判断しました。

 ところで、ここまで来る飛行機の中では、トラさんから中国語を習っていました(笑)。ノバの授業のまとめが中心です。でも文語体が多いと言われました。
ノバが文語だと言われたのは、会話主体のために文語がおろそかになるので、時々書いた文章(詩とか)をそのまま朗読されられる時があります。
 私はそれをビデオに撮っているので全部書き写すのですが、普段の会話で出てこない表現があるのです。それを今回、トラさんに聞いたのです。
 昼食のレストランには、小学二年生の女の子がいました。その子と中国語で喋りました(笑)。
 彼女は時々「ねえママぁ、この人の中国語、わかんない」と何度か言いました(笑)。
 でも彼女は言いました。「いちばん易しい日本語を、ひとつだけ教えて」・・と。
 私は「こんにちは」と言いました。「ニイハオと同じだよ」と言いました。
 女の子は「こんにちは」を繰り返していました(笑)。
書き込み期間:2006/07/14〜2006/07/20