もりけん語録
テーマ:「中国夏紀行2006.07(5)」
書き込み期間:2006/07/24〜2006/08/01
要旨:
「偽物の街」に行く予定の日、上海経由で移動する途中、空港に貼ってあったポスターが妙に気になりました。前回、同じものを見た時もそうでした。
今回気付いたのですが、メイドだけがカメラ目線ではありません。ここに時空の秘密があるのではないかと思いました。
機内に移ると、私達は未来予知について熱く議論しました。そして上海空港に着くと長時間いられる喫茶店を探し、その中でまた真剣に議論しました。誰一人として、無駄話は一切しません。
その翌日は面相占い師との対面です。面相師は判断の際に色彩感覚が狂わないようにと、汗をぬぐっています。
それだけ真剣な場の中で、ぎっくり腰だからといって弱音を吐くわけにはいきません。

生放送の前日、ぎっくり腰の私は自分で荷物を上げ下ろしすることが出来ず、周りの人達に手伝ってもらいながら空港のチェックインをしました。
本番前に激痛の中でシャワーを浴びている時、「私らしい」と思いました。カッコ良く行くのは、私らしくありません。「そう、きたか」とも思いました。
チャイナ服とメイド服を見やり、第二部の生放送ではそれを着て喋りました。すると終わった時、嘘のように痛みは無くなっていました。
後から再放送を観ても、とても痛みの中でやっているようには見えません。生放送を観ていた人達をうまく騙せた(私の痛みに気づかせなかった)ことで、私は「よくやった」と満足感を得たのでした。

私の著書『運命を変える未来からの情報』の翻訳本を、12人の弟子にあげました。
気象予報士の人は貰うとすぐに読み始め、「我是誰?」(私は誰?)と書かれたページをずっと見つめていました。
ダンさんも面相師も、とても喜んで貰ってくれました。
翻訳本は私の方からあげるのではなく、トラさんが「森田さん、あの本、今、持ってますか?」と訊くのです。これを言うときのトラさんも、とても嬉しく誇らしげなのです。
トラさんが日本語を喋れてなおかつ六爻占術の師匠であるという条件が揃っていたからこそ、私の翻訳本が弟子達の手に渡りました。これは、次の宇宙が出来るぐらいの物凄い確率だと思います。

紀行中、様々な場面で、未来を知る者と知らない者の差を見た気がします。
私達に大変派手な接待をした社長の話を書きましたが、その時の食事の席でも、面相師はシビアに社長の顔を見て情報を読み取っていました。接待した社長にも、翌日のシナリオが見えていたはずです。
易学シンポジウムに私を呼んだ幹事の人も、おそらく占ったのではないかと思います。彼の狙い通り、シンポジウムは盛況でした。確かに成果はあったと思います。
戦場は未来にあることを感じました。

※本文中に出てくる翻訳本については「中国語版『運命を変える未来からの情報』」の記事に詳しい内容が載っています。
目次
○ 7月24日のひとりごと
○ 7月25日のひとりごと
○ 7月26日のひとりごと
○ 7月27日のひとりごと
○ 7月28日のひとりごと
○ 7月29日のひとりごと
○ 7月30日のひとりごと
○ 8月1日のひとりごと
7月24日のひとりごと

 生放送で喋り忘れたことがあります(笑)。それは、例の「大家」から発表資料がトラさん経由で送られてきたことです。古代建築物を五行の視点から見た、詳細分析資料です。それが全て、私の手元にあります。
 彼はどれくらいかかってこれを集めたのでしょうか・・(コストと時間)。
 それを一介の日本人に渡して良いものでしょうか・・。五女山の上で写真を撮っただけの仲です(笑)。私が日本で、さも私が調べたように発表するかも知れません。
 でも原因が考えられないこともありません。彼の発表は二日目だったからです(私は初日です)。
 彼は私の発表を聴いていました。トラさんの通訳も聴いていました。リングをケツに突っ込んだことも聴いていました(笑)。
 さらにトラさんにメールで送るということは、トラさんの正体も知ったはずです。
 私は講演に使うスライドを、そっくりそのまま第三者に送ったことなどありません。
 大家は本物だと思います(どこかで聞いた表現ですが(笑))。

大家とツーショット


大家の発表風景


スライドがでかすぎて、幕まではみ出しています(笑)


みんな、写真に残そうとして必死です

7月25日のひとりごと

今日の画像は、これです(笑)。


 私達は「偽物の街」に行く予定でした(笑)。しかし飛行機が満席でした。
 トラさんは「列車で行こう」と言いました。すると面相師が「それは3日かかるかも」と言いました(笑)。
 私達は諦めて、部屋に戻ろうとして廊下に出ました。その時、私が閃きました。
「ねえねえトラさん、行けりゃあ、どこを経由してもいいんじゃない?ちなみに上海経由では??北京経由でもいいよ。」
 その瞬間、トラさんが歩く方向を180度転換しました(笑)。
 上の写真は、上海経由を交渉しているところです。バッチリ席がありました。
 ところでホテル内では、彼らはああいう格好をしています(短パン)。

このときの短パンとは、変わっているような・・(笑)。


いよいよ上海経由で移動する日が来ました。その日の「私」です(笑)。


そして、このシーンです。


そして空港に貼ってあったこの大きなポスター、妙に気になって撮りました(笑)。




 メイドだけが、カメラ目線ではないのです。ここに時空の秘密があるのではないかと思いました(笑)・・いえ、マジです。瞬間的にこれに気づく私は、軽く生きているから?(笑)
 2段目の写真を撮る時なんて、バッチリ構えて撮ったのです。通行人がみんな見ました(笑)。
 私の中では、次のテーマになりそうです。
 このポスターを見るのは二度目でした。前回、面相師の所に行ったときも見たからです。そのときも「何か、変だ」と思いました。でもシャッターを切るまでには至りませんでした。
 今回、面相師達が荷物を押していく後ろからついていき、横目でこのポスターを見つめました(笑)。その時、気づいたのです。なんで前回も引っかかったのかを・・。

 旅を進めます(笑)。次は、機内です。


 これだけ真剣に議論している席は、他にはありません(笑)。普通の人は、席で寝ています。しかしこの一角はマニアな単語が飛び交い、未来予知について熱く語っています・・。
そして、一気に場は豹変します(笑)。


 2個食べているのは面相師です。熱く突っ込みすぎて、お腹が空いたのです(笑)。

そして、このシーンです


 ふとっちょの弟子が引いているのは、私のスーツケースです。彼の荷物は、ショルダーです(笑)。あの中に、短パンが数個入っています(笑)。
 ここは上海空港です。私達は喫茶店を探していました。しかし良い喫茶店は、荷物検査した以後の場所でないと無いと言われました。私達は、上海空港内をウロウロします。
「偽物の街」に行く飛行機は4時間も先です。でもラッキーにも、そんな早い時間にチェックイン出来て、荷物検査も出来たのです。

荷物検査に入っていくシーンです


そして、長時間いられる喫茶店がありました。


 やはり彼らは、凄いです。バカ話なんてすること、ないのです。ワールドカップでどこが勝とうが、知ったことではないのです。誰かが頭突きしようが、そんな話題は知りません(笑)。

そして翌日は、これです。

(汗をぬぐっている・・)

 汗で反射して、色彩感覚が狂うことを知っているのです。
 一枚一枚の写真は笑いを誘いますが、実は、そうではないのです。
 こういう中にいて、ぎっくり腰くらいでへばってはいけないのです。
7月26日のひとりごと

 今日は食の話をします。
 オーダーは大抵、トラさんがやります。私がお金を出すので、その代わりだからです。(中国では割り勘はありません。必ず誰か一人がおごるのです)
 最初中国に行った頃、かなり面くらいました。だって見たこともないヤツが、テーブルに座っているからです(笑)。人の金で飯を食うなら、自己紹介くらいしろよ・・と言いたかった。でも、次第に慣れました(笑)。
 トラさんがオーダーするのですが、ある日「メニューは外にある」と言われたことがありました(笑)。トラさんは外に行きました。


 このレストラン、料理を作るのが遅くて、半分はキャンセルしました。肉団子を頼んだら、だいぶ経ってから「今、肉をこねています」と言われ(笑)。
 肉団子はメニューの端にあるのです。このレストランは、真ん中のものしか頼んではいけないのです(笑)。
 中国では、原形のものがよく出てきます。これなど、原形を留めています。

(何の動物(あるいは鳥)だか、忘れました。)

これはウサギです。頭もちゃんと付いています。


 私は卯年生まれなので、抵抗あります(笑)。しかし、メチャ美味いのです・・。卯木が空亡の人は、是非これを・・(笑)。

 さて、同じ「食」ですが、少し話は変わります。
 面相師は人に会った時、面相を見ます。その時はシビアです。無言で相手の情報を読み取ります。
 例の、私達を派手に接待して社長の時もそうでした。面相師は、社長を見ています。私もこの顔で、ずいぶん見られました(笑)。


 少し横道にそれます。

ふとっちょが、前を見ています(笑)。


前にはこの女性




 最近の私の旅は、ほとんど報道カメラマンになっています(笑)。この写真を撮るのだって、結構大変なんです。気づかれて「気がある」と思われてもイヤだし(笑)。

 話を戻します。面相師が見ている人は、もちろん社長です。

メニューを見ている人が社長です(おごるから)


 隣の女性は社長の娘です(18歳)。社長の右隣が弟子です。

 この写真も、貴重な一枚です(笑)


 箸を出しているのは、公安の人です。おそらく社長の頭には、翌日のシナリオが出来ていたのです。
 中華料理は日本料理と似て、懐石系ほど高いです。ここはほとんど料理が並んでいません。だから高いのです。

例えばこれは、易学シンポジウムの夕食です沢山出ているから、安いです(笑)。


 公安が箸を出している皿は、たぶん3000円の料理の皿です(笑)。

この写真を出したことがありました。弟子と私です。



でも、本当はこれなのです。


 私は公安の人を誘うのを忘れませんでした。
 私が小学二年生の女の子と遊んだと書きました。それは公安の娘でした。遊んでくれたお礼に、日本から持ってきた四色ボールペンをあげました。その子は物凄く喜びました。パパの所に行って、何度も自慢しました。「『こんにちは』も教わった」と言って・・。

空港に入り、バトンタッチするシーンです。手前が公安、向こうが空港のエライ人です。


 公安の彼も、全てまっとうしたのです。

仕上げは、空港の彼です。


 つまり食事の時から、事は始まっていたのです。

手前、左側の頭が公安の彼です


 公安の彼も、タラップの下まで来ました。そして最後、私はありったけの美麗言葉を使って(笑)お礼を述べました。彼はとても満足そうでした。日本人を乗せて車で走ったのは初めてだと言いました。そして娘のお礼まで彼は言いました。たぶんとても満足してくれたと思います。

 今日の独り言も、自分では、大変に深いと思っています。
 それは、未来を知るものと知らない者の差なのです。
 未来を知らない者は、職務を全うすることが大事なのです。しかし未来を知ることの出来る人は、浮遊が可能なのです。
 私はこの食事の時、初めて面相師から注意されました。「ここは森田さんが先に食べてはいけない。」
 先に食べる人は、おごる人なのです。おごる人は全ての計画のキーを握っているからです。
 面相師は未来を読んでいたのかも知れません(笑)。
7月27日のひとりごと

 中華料理は割り勘ではありません。しかも払った人に「シェーシェー」という習慣もありません。もしかすると、「シェーシェー」の一言では済まさないぞ・・ということかも知れません(笑)。
 もう一つ法則があります。料理を残さないといけないのです(笑)。それは「使用人やメイドが残り物を食べるからだ」と言われました。
 でも、安い食堂にメイドなんていません。きっと捨てられると思います。
 なので、客が一人や二人増えても、支払う料金にそれほどの差は出ないのです。
 旅行中は、ほとんど私がおごります。でも地方に行くと、5人で食べて全部で500円とか、よくあります(笑)。
 トラさんは甘い物がダメです。私は辛いものがダメです(笑)。
 だから接点を見つけるためには、トラさんが注文するしかないのです。他の人が注文すれば、どちらかが食べることが出来ない料理が出てきます。
 腹一杯食べた後、「主食は?」と訊かれます(笑)。みんな太るはずです。
 トラさんは必ず「麺」です。私は必ず「ご飯」です(笑)。
 最後に主食が出るので、おかずが無いことがあります。でも麺なら、食べられます。
 しかし私は、バックから永谷園のふりかけを出します(笑)。豪華なおかずを食べた後、ふりかけ・・です。「のりたま」とか「しゃけ」とかをテーブルに並べて悩んでいると、みんな覗き込みます(笑)。
 トラさんは材料の元を告げるのが好きです。
「森田さん、今食べているのを、知っていますか?」
「知りません。」
「牛の舌です。」
「・・・」

 時々、案内人がコインを振り、トラさんに相談することがあります。しかしトラさんは一切メモしません。全て暗算で答えます。


 今回ダンさんは、この一瞬しか現れませんでした(笑)。


 このときは、黒のTシャツを着ていた女性が払いました。トラさんの弟子に、なりたてなのです。
餃子です


 中国には水餃子しか存在しないと言っても、過言ではありません。からりと揚げた餃子が食べたくなります。

これは私の大好きなものです。トラさんが毎回頼んでくれます。
豆腐です。中国語でも「トウフ」です(笑)。


これも私の好きな一品です。
ナスです。「チエズ」と発音します。


これも私の好きな一品です
キノコです「モグウ」と発音します。


ごった煮も好きですね(笑)


これはなぜ撮ったか、思い出せません(笑)


 さて、ここに至る過程を説明します。


 前日は山西省でした。トラさんは14時に私を空港に送っていくと、そこで別れました。
 私の飛行機は18時発です。でも遅延して出たのは19時です。その間、中国語の勉強です(笑)。
 そしてチェックインの時、私は後ろに並んでいる人に叫びました。「ぎっくり腰で腰が痛くて、荷物を上げることが出来ません。」
 すると数人が駆け寄ってきてくれました。そして私のスーツケースを上げてくれました。
 超過は40キロもありました。しかし・・・チェックインの担当者は私の叫びに驚いたのか、超過料金の課金をしませんでした(笑)。
 無事にチェックインできました。
 私は手伝ってくれた人達に、四色ボールペンを「これは日本のお土産です」と言って渡しました。するとみんな喜んでくれました。
 飛行機は北京空港に着きました。しかし私は荷物が下ろせません。するとさっきの人達が私の所に来て、「下ろしてあげるよ」と言ってくれました。
 歩くのもやっとの私に、彼らはとても親切でした。ノバの成果が本領発揮したときでした。
 その後、タクシーでもホテルのチェックインでも、私は荷物には一切手を付けることはありませんでした。
 翌日は生放送なので、朝食を食べに行く時間はありません。なので山西省で朝のパンを買っておきました。
 第一部の前にもシャワーを浴びました、髪型をちゃんとするためです(笑)。その時も激痛の中でした。
 思いました。「私らしい」・・と。カッコ良く行くのは、私らしくないからです。
「そう、きたか」とも、思いました。7億円のときも、流産のときも、思いました。
 ドライヤーで乾かしているとき、チャイナとメイド服に目をやりました。「あれが着れるかな。」
 だから終わった時、しばらくメイド服のまま呆然としていました。だってどこも痛くないのです(笑)。ポーターを呼ぼうか迷いました。呼べばチップを払うからです(笑)。
 なぜ治ったか本当に不思議なのです。だからメインで3日も話題にしてしまいました(笑)。
 再放送を観てみましたが、痛みは微塵も出ていません。よくやったと思います。
 私は人を騙すのが好きみたいです(笑)。
7月28日のひとりごと

 翻訳本は12人の弟子にあげました。 気象予報士が貰った瞬間です

そしたら、すぐ読み始めました(笑)


 読みながら彼は時々後ろを振り向いて、私の顔を見ます(笑)。そして隣のトラさんにも話しかけます(笑)。
 その本には「我是誰?」と書いてあります。「ウォーシーシエ?」と発音します。
 トラさんは言いました。「中国では占いは、生活のために役立てるだけです。」
 予報士は、ちっともページが進みませんでした。ずっと「我是誰?」のページを眺めていました。トンネルに入っても眺めていました。ということは、目が止まっているのです(笑)。
 ノバでもこれは出てきます。「迩是誰?(あなたは誰?)」
「我是森田健」・・これで終わりです。これ以上、訊かれることはありません。
 トラさんの弟子とて、「我是森田健」の先が問題でした。儲かるか儲からないか・・生活を豊かに出来るか出来ないか・・事故があるか無いか・・
 普通は「その先」が問題でした。しかし・・最初のページには、「それ以前」に戻ることが書いてありました。他の弟子とは方向性が逆だと思います。
 翻訳本は、私が積極的に渡すのではありません。トラさんが「森田さん、あの本、今持ってますか?」と訊いてくるのです(笑)。その時のために、私はいつも持っています(笑)。
 弟子にとっては、トラ師匠から指定された本なのです。
 弟子は大抵、私達のホテルに一泊します。翌日、弟子は言います。「サインしてくれますか?」
 面相師までこれを言いました(笑)面相師は私がサインしている間、とてもニコニコしていました(笑)。
 ふとっちょの弟子は、普段と変わらずニコニコしていました(笑)。
 ダンさんは、一瞬しか会えませんでした。私は訊きました。「この本、欲しい?」「欲しい・・」(笑)
 貰った後、やはりとても嬉しそうでした(笑)。
 これから先も、トラさんの主要な弟子達には、私の本が配られると思います。
「森田さん、あの本、今、持ってますか?」この言葉は、トラさんにとっても誇りの言葉だと思います。

 トラさんは日本語が喋れます。しかも考古学者で、六爻占術の最高のエキスまで持っています。
 今まで日本語が喋れる弟子に会ったことはありません。英語ですら2,3人です。中国で外国語が喋れるのは、日本では考えられないほど少ないです。
 トラさんが私と日本語で喋るとき、他の中国人は羨望の眼差しです(笑)。
 しかもトラさんは六爻占術の師匠です。その条件が全て整ったから、翻訳本が弟子に配布されたのです。
 この回路の凄さは分かりますよね。日本語が出来て六爻占術の師匠という確率は、たぶん次の宇宙が出来るくらい低いです。
 最初の頃、トラさんは、「お昼」を「アヒル」と言いました(笑)。でもそれを自分でとても恥じました。私と会った後、トラさんは日本語を勉強し直したと思います。
 六爻占術のテキストを、「文章がなっていない」と言う人もいます。しかし私は直す気がしません。トラさんの日本語を修正すれば「血となり肉となり」が失われます。
7月29日のひとりごと

 次の写真が今日のメインです。

来賓席にいるこの人は・・


北京にいたこの人じゃん

(えっ・・、同じポロシャツ)

 私は彼に訊きました。
「なぜ来たの?」
「タダだから・・」
「えっ?北京からの飛行機代は?」
「タダ・・」
「えっ?飛行機代がタダなわけ、ないでしょう・・」
「はい、飛行機は有料です(笑)。でも政府が出してくれたのです。」
「げっ」
ドッカーン・・
「政府がまさか、あんたを招待したの??」とは、さすがに言えませんでした(笑)。
 この人は手に数珠をしていますが、暇な時に「オンマミバミホン」と言うためです(笑)。孫さんから貰った薬が増え続けているそうです(笑)。

ここに写っている人は、タダでここに来たのです。

(私が、訳本を見せています(笑))

 言いにくいけど、政府は占いシンポジウムを成功させるために、飛行機代まで出したのです。それを早く言って欲しかった。チケット、買わなかったのに・・(笑)。
 私なんかクリーニング代がタダになり、喜んでいたのです。真実は、知るものではないです(笑)。

ここから先はマル秘の話です(笑)。パフォーマンス講演会の第二部と、DVDの最後に紹介した人の話です。HPのオープンなコーナーでは、話題になっていません。
 コインを振らないで、ピンポイントの占いが出来る人です。今、テキストを翻訳しているところです。この彼が、主催者の一人だったのです。というか、中心人物の一人です。
 つまり彼は、占いの分野では政府の中核に入り込んだ人なのです。その彼が私を招待したのです。だから、わざわざその時期に中国紀行が行われました。
 彼がトラさんに猛アタックをかけたのです。「森田さんに来てほしい」・・と。だったら、タダにしろよ・・(笑)
 でも私は太っ腹だから、そんなことは言いません(笑)。
 つまり私のネットワークの中に、そういう人もいるのです。
 しかし中国占いナントカ協会に入っている人ではありません。こういう人は、死んでいます(笑)。アイドルの一人も呼べません。
 彼は私をとても気に入ってくれています。でもそれは、精神面だけではないかも知れません。女装の二次効果だったりして(笑)。
7月30日のひとりごと

 昨日の続きです。  政府の中核にに入り込んだ人は、コインを振らないで、六爻占術と同等の確率で、ピンポイントで当たるという占いの伝承者でした。この人が主催者の一人だったため(主催者は二人)、この占いの弟子達が参加者の多くを占めていました。
 六爻占術系(派閥ってもんが、あるのです(笑))は、トラさんと私と、同じポロシャツを着てきた弟子だけでした(笑)。
 なので六爻占術系は、主要な参加者の中では末席でした(笑)。


なので来賓参加者の中でも、末席の方でした(笑)。


 私は後ろから三列目の、左から三人目です。同じポロシャツの弟子なんか、最後列です(笑)。私と同じ後ろから3列目にいたのですが、カメラマンから「あなたは目立ちすぎるから、一番後ろに行ってください」と言われ、全員の笑いを誘っていました(笑)。
(一般参加者を入れればもっといます。この人達はタダで来た人達です(笑)。)
 ただし上の写真の並びは、個人の希望です(笑)。なかなか集まらなくて、30分も使いました(笑)。
 トラさんは前から3列目の、真ん中辺にいます。
 アメリカ人は、最前列の左から6人目です。でも講演とかスピーチをしたわけではありません。
 大家はトラさんの右、3人目です。
 女性もかなりいますが、発表者はいません。
 スーツケースが壊れて歩道に投げ出されたとき駆け寄ってきた人は、同じポロシャツの人の左3人目です。後ろに顔が隠れそうになっている人の前です(笑)。
 その人の彼女は、同じポロシャツの人の右前です。政府のお金で、ラブラブ旅行です(笑)。確か白虎の山の前で、大きなサングラスで立ちはだかっていた女性です(笑)。
私「あなた達は結婚しているのですか?それとも恋人ですか?それとも不倫ですか?」
彼「あなたは日本では六爻占術のナンバーワンだと聞きました。占ってみて下さい。」
という中国語の会話をしました(笑)。
 その時、テレサテンの『愛人』が、頭の中に響きました。(前の晩、聴いていたのです(笑))
私「少なくても、結婚していませんね」と言いました(笑)
彼「さすがです」と彼は答えました(笑)。
 五女山の急な階段を下りるとき
彼「大丈夫? 僕の手に掴まりたまえ」
彼女「嬉しいわ。ひとりじゃ、降りられないもの・・」
なんてやってました(笑)。他のおばさん達は、一人でスタコラ降りるのに(笑)。
 しかし・・です。この彼が、発表したのです(驚)。彼は政府の中核に入った師匠の弟子なので、その占いの授業みたいなのをやったのです。
 発表が終わり席に戻った彼に、「あなたのが一番素敵だったわ」などと言っている様子でした(笑)。
 その彼は、私達と一緒にいる中で、最後にトラさんに言います。「あなたの弟子にして下さい。」
 派閥の地図は、どんどん塗り変わるのです(笑)。
8月1日のひとりごと

 占いシンポジウムは、中央政府に入り込んだ人が幹事でした。出席者にはその弟子が多いのです。六爻占術派は3人です(笑)。
 私は自分の講演会の中で、六爻占術の話をしました。そのとき「場の取れるコイン」を出して机の上に振りました。
「チャリーン」その音は、場内に響きました・・よく響きました・・なぜなら、全員が固唾を飲んでいたからです(笑)。そこでは六爻占術派は超マイナーだったのです。
 しかし後半・・私は、その会では主流派の占いを褒めました。幹事の先生についてこれから勉強するつもりだと言いました。
 場内は安堵の空気に包まれました。幹事の先生も、満足そうな顔をしていました(笑)。
 そして翌日の最後に、質問の時間が設けられました。
 ある男性が前に出て言いました。「日本から来た森田さんは六爻占術で株を当てました。その話の続きを聞きたいです。実は私もデータを持っています」と言って、黒板に何かを書き始めました。しかし私の席からは読めません。
 私とトラさんは顔を見合わせました。「どうしよう・・」(笑)
 その時、幹事席から鋭い声が飛びました。「質問者の方、席に戻って下さい。」
 質問者は訊きました。「何故ですか?」
 幹事の先生は言いました。「今は質問をする時間であって、あなたの持論を発表する場ではありません。」
 おお、これは鋭いと思いました。質問という形を借りて自分の意見を発表する人は、世の中にごまんといます。それをバッサリと切り捨てたのです。
 その幹事の先生は、私のパフォーマンス講演会やDVDを見た人なら分かるように、まだ30代前半です。これで政府の中核に入り、さらに質問者(年上)をバッサリと斬れるのです。
 質問者は何かを言おうとしましたが言葉にならず、2,3秒すると席に戻り始めました。
 でも斬られた理由は、やはりもう一つあると思います。それは「六爻占術」だからだと思います。
 幹事の先生について勉強していた弟子(シンポジウムでは発表までした)が、翌日トラさんに「弟子にして下さい」という展開になりました・・。そういう危機感(笑)は、やはりあると思います。
 私は、その両者の間を渡り歩いています(笑)。
 トラさんの通訳の元、売り込みをかけたのは彼(幹事)でした。
 アメリカなら、翌朝、ハドソン川に浮いているかも知れません(笑)。しかし中国では、私を介して両者が繁栄します(笑)。
 六爻占術、盲師派推命占術、面相占術、○○○・・たぶん現段階の中国に存在する占いとしては、最高峰だと思います。去年から今年にかけて、一気に増えました(拡大しました)。モリケン=六爻占術のような図式がありましたが、そろそろ塗り変わります。

 でも、もっと凄いこともあります。全てトラさん経由で、テキストの原稿が送られます。トラさんは全て理解します。
 ○○○という幹事の先生の占いのテキストは既にゲットして、日本語になっていました。その質疑をホテルの部屋でやりました。先生(幹事)はシンポジウムの運営で忙しいので、一番弟子が来ました。
 しかしその弟子は修行中でした。毎日精進料理しか食べていませんでした。でもシンポジウムで突然豪華な料理を食べました。すると胃が受け付けなかったのです。
私「ここの意味が分からないのですが・・」
彼「えーと、それはですね・・うっ・・気持ち悪い」
そしてトイレに駆け込むこと数十回(笑)
 彼がトイレでゲーゲー吐いている間(笑)、トラさんが「この意味はですね・・こうですと言って、説明してくれます。トラさん、あの占いをマスターしちゃったのです。
 さらにトラさんは言いました。「面相占術のテキストのゲラが完成したら、私に送って下さい。最終チェックします」・・と。
 トラさんが来日してセミナーが開かれた日、トラさんは参加者の顔をジーと見るかも知れません。「あの子は恋しているな」・・とか(笑)。(そんなの、テキスト無しで分かるって?(笑))
 でも、「あの子は25720円持っている」なんてのも、分かるかも知れません(笑)。 
 トラさんは他の占いの中から、六爻占術に関する大発見をするそうです。卦の書き換えも、他の占いを見ている時、閃いたそうです。
 私が推測する範囲では、トラさん独自では占いシンポジウムの先生(幹事)のテキストをゲットするのは難しかったと思います。
 またまた私の推測ですが、六爻占術と○○○は似ているのです。なので競合関係になる可能性があります。それがシンポジウムの質問者を拒否した理由の一つだと思います。
 中国側は、それなりに色々あるのです(笑)。でも、日本のノードは私です。
 シンポジウムの講演会で「不思議の友」の会員数(12万人)を告げました。その瞬間、「お〜」という声が上がりました(笑)。中国ではこういう会員数は、おそらく不可能です。よほど上手くやらないと、政府に潰されます。
 10年前、孫さんと張宝勝に会いました。張宝勝は「金が欲しい」と言い、紹介者の日商岩井の人を見ました。サラリーマンが金を集められるわけがありません。
 孫さんは「森田さん、あなたの保証人の元で私は日本に行き、一緒に仕事をしたい」と言いました。10年前は不思議研も始まったばかりでした。孫さんは未来が見えたのだと思います。
>「不思議の友」の会員数(12万人)を告げました。その瞬間、「お〜」という声が上がりました(笑)。
 ビジネスの視点から見たときの、シンポジウムの最大の成果だと思います。私を呼んだのは彼(幹事)です。シンポジウムはいつか、12万人の日本人に伝わると思ったからです。彼(幹事)はたぶん占ったはずです。
『ミッション・インポッシブル3』なんて目じゃありません。戦場は「未来」なのです。
書き込み期間:2006/07/24〜2006/08/01