テーマ:「中国紀行2004.09(2)」
要旨:
今回の中国紀行は、トラさんとダンさんが一緒です。二人とも四柱推命のプロで、特にダンさんは詳しいです。
四柱推命では、生年月日から一生運を見ることが出来ます。また、運命の選択肢を見ることも出来ます。
六爻占術と四柱推命が合わされば、運命を解明するうえでも強力な武器になると思います。生まれる前に決められた元々の運命と変更した後の運命を両方とも知ることが出来るのです。
村全体が占いで生きているという占いの村を訪れ、四柱推命をやってもらいました。ほとんど当たっていました。何と四柱推命で出た寿命は、以前100%当てる超能力者に告げられた命日と一致していたのです。
四柱推命では本人の性格も出ます。性格も生まれた日によって決定されるのです。トラさんは、運命を変えれば性格が変わることはあっても、その逆はないと言います。
ダンさんが習得した四柱推命は、「盲師派」という流派で、盲目の人だけに代々伝わってきたものです。
私は今回初めてダンさんに四柱推命で占ってもらいました。それも的確に当たったのでした。
予知能力を持ち、しかもいとも簡単に薬を物質化する女性と、パフォーマンスたっぷりに薬を出す男性に会いました。今回の中国紀行で会う人は、ほぼ100%のレベルで薬を出せる、本物の超能力者ばかりです。
去年の中国紀行で会った光の超能力者に、再び会いました。彼女はさらにパワーアップしている様子でした。
私は天目に向かって彼女に光を吐いてもらいました。凄いエネルギーが入ってきたかと思うと、彼女が掌を近付けた時に落雷の様な衝撃をお互いに受けたのです。
光の超能力者がエネルギーを送ると相手に吸い取られて終わるのが普通ですが、私に送った時はエネルギーが倍増されて返り、彼女に返したさらに倍以上のエネルギーが私に残ったということでした。
彼女はその後も次々と実演を見せてくれました。光の超能力者は、やはり凄いです。
目次
○内モンゴルまでの風景(2004/08/26)
○西に飛ぶ機内で(2004/08/28)
○四柱推命初体験(2004/08/28)
○占いの村(2004/08/29)
○ダンさんの四柱推命・・「盲師派」(2004/08/30)
○いとも簡単に薬を出す女性(2004/08/30)
○パフォーマンスたっぷりに薬を出す超能力者(2004/08/30)
○光の超能力者(2004/08/30)
内モンゴルまでの風景(2004/08/26)

 山西省から10時間もかかりました。
 私は車の後ろに乗ってドライブするのが好きなので、10時間でも何でもありません。
 途中、景色が変わってきました。赤茶けた中国特有の大地から、草原になったのです・・
 それを見て、懐かしさがこみ上げてきました。何でしょうか・・この懐かしさは・・
 途中、雨が降ってきました・・その雨にも懐かしさを感じました。
 そして再び太陽が顔を出し・・どこまでも続く草原の大地・・・
 私達はどこから来てどこに行くのか・・
 全体の業・・またそのフレーズが横切りました。
 私はその昔、もしかしたら輪廻の始まりにも、こんな大地に座って、同じフレーズを感じたのかも知れません・・
 チベットは菜の花畑でしたが、内モンゴルはひまわり畑でした。


西に飛ぶ機内で(2004/08/28)

 今、飛行機の中です。トラさんとダンさんが隣にいます。彼らとは不思議な縁です。
 私が新聞広告を出し、それをダンさんが見ました。
「トラさん、こんな新聞広告が出ていましたよ。森田さんと言う人に会いに行ったらどうですか?」
 その提案を受けて、トラさんはコインを振りました。
 そして私との出会いがとても良い未来に繋がることを、あらかじめ知りました。
 だから私の部屋のドアをノックして、すぐにドアを閉められても、トラさんは動じませんでした(笑)。
 翌日の早朝に、氷点下の気温の中で私の乗った車を待ったのも、おそらくトラさんには未来が分かっていたからなのです。
 それは今から約10年前のことでした。私がまだ43歳で、トラさんは32歳でした。
 六爻占術を発見して間もない頃のトラさんは、まだ六爻の基本的な手法しか知らなかったと思います。ダンさんもまだ有名ではありませんでした。
 そして10年が経ちました。
 ダンさんは数冊の本を出し、中国でも有名な四柱推命の占い師になりました。勤めていた映画会社も辞めて、プロの占い師として今年独立しました。
 トラさんは勤務している考古学研究所に、二年前に退職願を出しましたが、まだ受理されません。研究所の側もトラさんを手離したくないのでしょう。
 たった一回の小さな新聞広告が縁で、私達三人は内モンゴルからの飛行機に、隣同士で乗っています。
 
 さて私達は北京空港で降りました。
 西に向かう飛行機を待っているとき、ダンさんが最近書いた四柱推命の本を見せてくれました。
 トラさんはダンさんの親友なので、四柱推命ではプロ級の占い師です。
 特にトラさんは一生運などの検証に四柱推命を使っています。
 テキスト第四巻にはウサギ八匹を使った運命変更の例が出ていますが、最初に占ったのは四柱推命でした。
 私はダンさんに訊きました。「日本で六爻占術をやっている人向けに、四柱推命の本を書けないでしょうか?ダンさんが書きトラさんが監修しながら訳せば、六爻占術の補助的な、しかも有力な武器になります。」
 トラさんが言いました。「それは良いアイディアです。運命の問題を解決していくためにも、四柱推命を知ることはとても良いと思います。」
 というわけで、四柱推命プロジェクトが決まりました(笑)。ダンさんのテキストが日本にデビューする日も、遠くありません。
 四柱推命は生まれた日を使います。
 生年月日によって出てきた一生運は、まさに生まれる前に「決めてきた(?)」人生です。
 でもそれは仮予約であることがわかってきました。
 元々の人生はどういうシナリオだったのか・・そして六爻占術で運命を変更した人生との差は・・・
 自分の人生をかけた実験としてこんなに面白いデータは、他では得られないと思います。
 特に私は自分の運命を既に変更してしまっているので、元々の運命を知りたくてしようがありません。
 しかし六爻占術で運命を改善した結果は、後戻りをすることが出来ません(笑)。
 元の運命が良かったと言っても、戻れないのです・・・。
 飛行機は今、私が中国を旅した中では最も西を目指して飛んでいます。
 薬を物質化する超能力者は言いました。「五次元は西です」・・と(笑)。
 そろそろ西安上空です。そこは空海が修行した場所でした。そこは三蔵法師が天竺にお経を取りに行った出発点でした。でも私達は、さらに西へ飛びます。

四柱推命初体験(2004/08/28)

 西安よりの西に飛んだ地域は、易の発祥地とも言える場所で、易が盛んな所です。
 着いた日に、さっそく部屋に来てくれた人がいました。
 彼はこの地区の易学の代表者でもある人で、四柱推命や六爻占術を始めとして多くの占い手法に精通していました。
 でも私は変わった占いをやって欲しいと言いました。すると、文字を一文字書いて占うというのをやってくれました。
 私は金運を占いたかったのですが、一文字と言われて浮かんだ言葉は「快」でした。
 私が「快」と書くと、彼は「うーーーん」と唸りました(笑)。



 そして私の書いた「快」という字から卦を出したのです。



 以下、「快」という字から判断した私の金運についてのやりとりです。
彼「今年の金運は今月は良くありませんでした。」
私「はい、今よりは悪かったことは確かです。」
(以下、彼と私は交互に)
「11月から良くなります。全般的に言えば、8月は下がっている月です。」
「はい、8月は会社の決算期で、今期は儲かりすぎて、税金対策で色々使いました(笑)。」
「会社の近くに大きな道があります。この道の影響で金運は悪いです。2001年からこの道路の影響が出ています。1995年か2001年に改造がありました。」
「はい、前の道路で地下鉄工事がありました。でも孫さんの財運ストッパーで改善しました。」
「来年からの金運は上昇しています。全面的にみれば、段々上がっていきます。」
「私が書いた快という文字に意味はあるのでしょうか?」
「今日のこの時間に快という文字を書いたと言うことは、一生涯かけて大きいことを追求している人です。人や宇宙の魂のことなどを研究しています。普通の人が考えないことをやっていこうとしています。」
「別の日に快と書くと、違う意味になるのですか?」
「当然違います。私は占った時間、座っている方向、服装などからも判断します、」
「あなたは星占いもやるのですか?」
「星占いは国の運命とかを知るのに使います。天文と深い関わりがあります。私のやっている占いは表に出ない、弟子だけに秘伝として伝えられます。私は父から教わりました。その他に道教の導師からも教わりました。今は「正一派道士」の証明も持っています。修行もしています。」
「道教の修行をすると、占いをするとき何か良い影響がありますか?」
「霊感が強くなったり、いろいろ影響します。」
「天人合一と占いの関係はあるのですか?」
「宇宙は相対的に太極図のようにバランスが取れています。太極図は800年前にある道士が悟ったものを図にしたものです。宇宙の秘密、ルールを世間に教えたのです。人間は自分の意識がありますが、宇宙と同じルールに合わせて生きているのです。草や木など、いろいろなものにシンクロしています。太極図は宇宙の構造、陰陽、万物にあたります。但し、天人合一とは人間にとっての言い方です。老子にある人が質問しました。ヒマラヤはあんなに高いけれど、畑にできません。海はとっても広いけれど、その水は飲めません。何故必要なんですか? 老子は答えました。人はいつも、その人の役割を考えているが、山や海には役割がありません。役割のない役割になっているのです。役割のないものがなければ、役割のあるものはありません。」
「深いですね・・ところで十干とか十二支の由来をご存じですか?」
「十干は太陽系の運動を表しています。他の星と関係を示してます。でも十二支は地球の運動を表しています。十干と十二支を合わせて、五音六気で宇宙と地球の関係を伝えています。干支は毎年、毎月、毎日、毎時間、変化して、宇宙の発展していく状態です。土星は八卦と対応しています。十惑星は計算するときは九つでひとつ隠れています。」
「では五行とは何ですか?」
「五行は物質のエネルギーです。ちょっと難しいですがエネルギーの世界では、天は丸く、地球は四角なのです。地球は丸いが実は、エネルギーの形・・気とし存在している形は立方体なのです。」
「うーん、やはり難しいです。でも今後、何かのヒントになりそうです。ところで人間は生まれつき変わらない五行のエネルギーを持っているのですか?」
「はい、人はそれぞれ固有の五行を持っています。」
「私の五行を教えて下さい。」
 ここで彼は四柱推命を使って判断を始めました。
「四柱推命でまず森田さんの全体像を見てみます。森田さんは穏やかですが、突然人の意見に鋭い突っ込みを入れます。人に使われるのではなく、自分で事業をする力が強いです。頭が良いです。ですが、絶えず自分の考えを訂正していく人です。一生涯に大きな災難はありません。あっても小さいものです。1997年から金運はだんだん良くなりました。体は華奢(軟弱)です。子供のときは親や先生の言うことを聞いて、全ての科目の成績が良かったです。でも青年になって変わってきました。26才のとき会社を辞めて独立しました。但しそのまま大きな会社で働いていても、重役にはなれませんでした。これから森田さんは警察に逮捕されたり大きい訴訟にあったりすることはありません。小さないざこざはあってもすぐ解決します。1980年に結婚しました。でも奥さん以外に森田さんのファンは沢山出てきます。そしてこれから金運はもっとよくなります。そうそう、森田さんの生まれつきの五行は土です。ですから下着は赤いものを着けると良いでしょう。上着は黄色いものが良いです。名刺も黄色が良いです。体型ですが66才までは痩せていますが、それ以後少し太ります。」
「ほとんど当たっています。四柱推命で占ってもらったのは実は初めてです。生まれた日でここまで決まっていたとは驚きです。でも人間の運命は変えられないのですか?」
「変えることも出来ます。でも改善しても良いですが、一定のルールのよって変えられない部分もあります。自分の内部以外は変えられることが多いです。変えるときは六爻占術を使います。」
 ということで、初めての四柱推命体験でした。ここまで当たるとは思いませんでした。
 ダンさんが判断しても全く同じだそうです。  
 四柱推命と六爻占術の両方が出来ると、無敵になりそうです(笑)。
 四柱推命には、運命の選択肢というものがあるのだそうです。
 例えばダンさんは、軍隊に入れば大変に出世したのです。でもそういう道を選択しませんでした。
 だから占い師は相談者の現状を少し知ってから、判断に入るのです。
 ダンさんと同じ日、同じ時間に生まれて偉い軍人になっている人は、必ずいるとのことです。


占いの村(2004/08/29)

  
 村全体が占いで生きている所があるという情報を得て、私たちはそこに向かいました。シルクロードの拠点から、今度は北に二時間ほど走った所がその村でした。人口100人ほどの小さな村です。



 この村はほぼ全員が占いをすることが出来ると言います。そしてあらゆる場面に占いを使っているのだそうです。
 大都市に出ていって有名になる占い師も、この村の出身が多いそうです。
 さて、その村に着いた私達は、占いが一番上手な長老に会いたいとリクエストしました。
 そして連れて行かれたのがこの人の所でした。



(机には鮮やかなリンゴの絵が描いてありました。)
 
 私は早速占ってもらいました。占いの種類は四柱推命です。
<長老が判断した森田の運勢>
 森田さんの生年月日を納音(なっちん)を使って調べると「木」が3つ、「金」が1つになります。この組み合わせはとても良いです。
 金運も良いです。お金に困ったことはほとんどありませんが、そのお金はすぐ出て行ってしまいます。
 森田さんは心がや優しい人です。
 相手に何か感じることがあれば、すぐ口にする人です。陰で悪口を言う人ではありません。
 今までの運は順調ではありませんでした。40代前半で困難がありました。しかし、40代後半から段々良くなってきました。
 表面では褒める人がいますが、裏で悪口を言う人が多いです。直接傷付けられることはありませんが、陰口によって時々気分が悪くなります。 
 事業をやっていますが、今までは決して順調ではありませんでした。でも努力で克服してきました。もしも大企業に勤めた場合、官職運は良くないです。
 この2、3年、自分の才能と力で努力して、お金も儲けました。それらはすべて森田さんが自分の努力でやったことです。森田さんは、他人の力を借りるのを嫌がる人です。
 今年の年末から来年の始まりのときは少し運が下がりますので注意して下さい。たぶん風邪とか病気の関係です。来年にはお金の損も少しあります。
 再来年から良くなります。協力してくれる人も増えますし、災難もなくなります。
 お母さんに来年、何かが起こります。
 以上が長老が判断した内容ですが、性格と私の過去に関する出来事はほとんど当たっていると思います。
 さて、性格が当たっているというのは、どういうことでしょうか・・
 私の性格というのは肉体の影響下ではなく、ましてや魂が持っているものでもないということでしょうか・・
 私の性格は単に、生まれた日によって決定されたということでしょうか・・・
 だったら認めるしか、ないですよね・・(笑)
 逆に言えば、性格の悪いあいつ(架空の人)も、生まれた日が原因なので、許すしかないですよね・・(笑)
 この問題に関してトラさんに聞いたところ
「性格は生まれた日で決まります。ですが運命を変えれば、性格も変わるときがあります。しかし、性格を変えて運命を変えることはありません」と答えました。
 常にその逆をやろうとする私達・・(笑)
 
 次は、私と長老との質疑応答です。
私「私はこれから、本をたくさん書きますか?」
彼「あなたは体ではなく、頭で事業をやっていく人なので、本はもちろん何冊も書きます。あなたは頭のいい人です。」
「ところで女性関係の情報とかは、何か出ているでしょうか?」
「堀の内と堀の外という言葉があるのですが、森田さんは掘りの外の人とは関係を持てない人なのです。つまりどんなに綺麗な人でも、どんなに気の合う女性でも、出会ったその日とかに関係を持つのは出来ない人なのです。もちろん商売の女性かも同様です。ですから水商売のお店とかに行くには嫌いでしょう?」
「はい、嫌いです。当たっています。ところで私は不思議なことを研究していますが、いつか成果が出るでしょうか?」
「再来年から徐々に出てきます。それに今までは、嫉妬をする人とか多くて森田さんを邪魔する人がいましたが、再来年からはそういう人も少なくなり順調になります。」
「健康の面はどうでしょうか?」
「今年の末から来年の始まりに少し注意してください。」
「あなたは、占いをどうやって学んだのですか?」
「私のおじいさんは相談者が来ると、私をそばに呼んで、占っているところを見せました。そこで、判断のしかたを学んだのです。」
「私の寿命は分かりますか?」
「××才です。寿命は良い運、悪い運とはあまり関係ありません。良い運の人でも若くしてなくなる人もいます、悪い運の人で、ご飯も食べられないような人でも、長生きの人はいます。」
 どっかーーーん。××歳は、『運命を変える未来からの情報』にも書いた100%当てる超能力者の言った歳と同じでした。やはり私はその歳に死ぬのです。
私「占いをやって、未来を知る意義はありますか?」
彼「占いをやれば、未来がどうなっているかわかりますから、チャンスや災いを前もって知ることが出来ます。チャンスは生かせるし、災いは回避することが出来ます。」
「つまり四柱推命で未来を知っても、努力は必要だということですか?」
「そうです。未来を知ることは運命を変える最初の一歩です。良い運命が出ても努力を怠れば、実現しないときもあります。逆に悪い運命が出ても、努力すればそれを回避することも出来ます。」
「この村の人は全員が占いが出来て、それで運命を変えて生きていると聞きましたが、本当ですか?」
「実は、昔はそうでした。しかし最近は国の政策で、占いを表だってすることが難しくなりました。さらに、占いなど古い慣習だという若者が増えてきて、村全体が占いで生きるというのは、私の世代で終わると思います」と、ちょっと残念そうに言う長老でした。
 
 でも、最後は笑ってツーショット(笑)


ダンさんの四柱推命・・「盲師派」(2004/08/30)

 四柱推命は大きく分けて2つに分類されるそうです。
・納音推命派
・格局派
 納音推命派とは「占いの村」の長老が使っていた流派です。
 格局派とは、元々ダンさんが習った流派で、中国では一番多く使われており、日本に渡ったのもこの流派だそうです。
 この二つは概略的な人生を知るには良いですが、具体性にはイマイチなのだそうです。
 ある日、ダンさんは盲目の占い師と出会いました。その人のは盲師派といい、盲目の人にだけ伝わったものでした。
 盲目の占い師は自分の命日(1999年のある日)を知っていて、それまでにダンさんに口述で残そうとしました。
 途中からトラさんも加わりました。そしてほとんどのノウハウを伝受されたのです。
 ですのでダンさんの四柱推命は一般的な格局派にプラスして、盲師派の流派のやり方も使っているのです。
 その実力のほどを知りたくて、先ほどダンさんに私のことを占ってもらいました。
 10年の付き合いがありながら、私は初めてダンさんの占いに触れたのです。
 以下がその判断の結果です。文中に出てくる合作とは共同作業のことです。
 以下は全てダンさんの四柱推命から出てきた情報です。
<森田の性格>
 森田さんは、人と合作して何かをすることが好きです。自分の意見を言っても、必ずリアクションが欲しいタイプです。ですがそれがちゃんと返ってくるので、合作がうまくいきます。
 頭が良い人で、話すときは早口です。説得力があり、講演などをしても、たくさんの人に感銘と影響を与えます。
 自分の考えを守っていくのではなく、いろいろな人の意見を聞いて、自分の中に取り入れ、訂正しながらやっていきます。
 発想がとても豊かで、ビジネス関係でも、次々に発想が浮かんできます。
 表面から見ればたくさんのお金を使いますが、生活していくうえでは、そんなに無駄使はしません。
 
<血縁関係> 
 おじいさんは知識のある人でしたが、早死にしました(当たっています)。
 お父さんは実力のある人で、お金儲けも得意な人でした。しかし、他人の影響で合作し大きな損をしました(当たっています。保証人になり7億円の損をしました)。
 その大きな損は森田さんのとき戻ってきます。これから同じくらいの財産になって戻ります。
 兄弟の間ではお互い協力しあっています(当たっています)。
 
<女性運>
 夫婦の間はうまくいっています。これからもうまくいきます。
 夫婦以外の女性運も良いです。でも決してエッチという意味ではありません。森田さんは他の女性からも多くのインスピレーションを受けます。
 
<過去>
子供の頃・・想像力の強い人で、小さいときから普通の子供より好奇心が強かったです。
22、23才・・大学に残ることはなく、就職しました。自分で好きなことを始めたいという気持ちはありましたが、実際には行動に移してはいませんでした(本人は諦めて就職しました)。
26〜36才・・自分で事業を始めましたが、努力しても成果はあまりあがりませんでした。友達はたくさんできました(当たっています)。
1976〜79年・・ほとんど成果はあがりませんでした(当たっています)。
1980年・・・少し成果がでてきました(当たっています)。
1983年・・・事業拡大のために投資をしました。そこで大きな事業の基礎ができました。誰かと合作したことがあります(当たっています)。
1985年・・・転機の時期です。新しい事業の道が開けました(当たっています)。
35〜45才・・自分で事業を経営し、合作は少なくなります。大金は入ってきませんが、維持できるだけの現状です(当たっています)。
1992年〜・・会社の資金が増えてきて、余分はお金が出来るようになりました(当たっています)。
1994年・・・お金の損がありました。他人との合作で損がでました(当たっています)。
1996年・・・新しい事業が始まりました(当たっています。それは不思議研究所の本格的展開です)。
45才から新しい運になりました。運が変わったのでした(当たっています)。
45〜46才・・1998年は金運、事業の変わり目です(当たっています)。
2002、3、4年・・・金運が良い時期です(当たっています)。
 
<未来> 
2001〜2006年・・大きな段階の変化の時期です。
2005年・・・経営の方式、やり方が変わります。
55〜60才・・安定の時期です。今までやってきた事がもっと発展します。
2010〜2015年・・不安定になる時期です。波乱があります。お金の損がかなり出ます。しかし損といっても、研究のため、社会のため、学術なために使うお金です。
65才・・・常に有名な人になります。社会に対しても影響力の強い人になります。日本中のほとんどの人が森田さんの名前を知るようになります。
75才・・・まだ引退することができません。
・・・死期を迎える直前まで走り続けます。
<全体的コメント>(これはダンさんとトラさんの共同アドバイスです)
 森田さんはどの国に行っても金持ちになるタイプの運命です。
 一生涯で40冊の本を書きます。厚い本(単行本)、薄い本(「不思議の友」)を含めてです。
 「不思議の友」の会員では西、北西、東の方の人に人気があります。今は男性の会員が多いですが、そのうち次第に女性の方が多くなります。森田さんにインスピレーションを与える女性が、とても重要な役割を果たします。これも一つの合作です。
 全体的に波乱の人生です。
 2010〜2015年の不安定な時期は、多額の損をしますが、それを回避しないほうが良いです。たぶん次のステップに行くために必要な損なのです。
 合作がとても重要なキーです。自分から情報を出し、他の人の意見を取り入れて発展していくタイプだからです。
 お父さんは合作で失敗しましたが、その陰陽のバランスを取るような感じで、森田さんは他の人と合作することで、より発展します。
 そして森田さんと合作した人は皆、色々な形で利益を得ます。
 私も少しばかりの中国語なら分かるようになってきたので、ダンさんが2010〜2015年のことを喋っているとき、それは分かりました。この時期は、かなり悪いみたいです。
 金はどんどん出ていくし、成果は無いし・・おそらく一生で一番苦労する時期のようです。
 でも私は自分の運よりも、時空の解明が出来るかどうかが優先します。2010年には崖からダイビングしないといけないのでしょう・・。
 今金運が良いのは、そのとき使い切るためかも知れません。
「お金なんて持っているだけでは何も生みませんから、2010年から5年間で使い切ります。」と言ったら、トラさんは「そうですね・・」と言いました(笑)。
 あと6年・・それまでは資金とデータを蓄積する時期かも知れません。
 時空よ・・待っていろよ・・
 ダンさんが私の占ったときに使ったメモ用紙を下に出します。
 彼はメモをしながら一時間もかけて占いました。性格は割と早く出たのですが、年号別の占いに時間がかかったのです。
 トラさんと私は今までも日本語でたくさん話しているし、私も情報も流れていますが、ダンさんにはほとんど情報は行っていなかったと思います。ダンさんは日本語が喋れないので・・・早口なことぐらいしかダンさんは知らないはずです(笑)。ましてや親の不祥事など知るはずはないと思います。
 ダンさんが使っているのは、盲目の占い師にしか伝わってこなかった手法なのですが、盲目だからこそより具体的な情報を知りたかったのかも知れません。
 その盲目の師匠が何故ダンさんに託したのか・・もしかするとダンさんに託したときの未来が見えていたのかも知れません・・



 ところでダンさんは六爻占術も得意です。トラさんの直近の弟子ですから・・
 下の写真は私が大学受験のための卦を判断したあと(結果は不合格)、どの科目が原因で 落ちるかをダンさんは判断しているのです(六爻占術でです)。
 化学と数学が不得意で落ちると判断しました。相談者はその二科目が最も不得意だと言いました。


いとも簡単に薬を出す女性(2004/08/30)

 内モンゴルの草原に一軒のあばら屋がありました。その日、稲妻を伴ったすごい嵐の中、私たちはずぶ濡れに近い状態で、あばら屋に駆け込みました。
 ピカッ・・ゴロゴロ・・どっかーん・・何か変化の予感(笑)。
 あばら屋には、私と同じ卯年生まれの女性がいました。
 彼女は私に黄色い紙を持たせて、私のエネルギーをコピーしました。



 そして火を点けると、その燃え具合で何かを判断しているようでした。



 彼女は私の脈を取りました。



 脈を取りながら彼女は言いました。
「接触しているところから何かを感じますか?」
「はい、暖かいエネルギーの流れを感じます。」
「こういうエネルギーは、例えば握手をしても伝えることが出来ます。」
「触れている部分から流れてくるエネルギーは、とても心地よくて、快感です(笑)。」
「ところであなたは1994年にお金の損をしました。」
「はい、5000万円ほど・・(笑)」
「43才に大切な人が亡くなりました。」
「息子のことだと思います・・・」
「45才から運が変わり、良くなってきました。この2、3年から金運がとても良いです。昔は苦労して辛かったです。お父さんは前に亡くなりました。」
「はい・・」
「これから、仏の世界、もっと不思議な世界に向かって生きていきます。森田さんは何世代か前の前世は、この地で生活していました。ですから懐かしい感じがすると思います。魂は仏教や密教との縁がありました。森田さんは信用を守る人です。」
「ほう・・」
 彼女はじっと私を見て
「森田さんは既に天目が開いています。色々映像が見えると思います。」
「はい、エネルギーなら多少見えますが・・」
「ちゃんと修行をすれば、もっと成果が出てきます。旬節の日、出来るだけ寝ないで座禅をすると良いです。その日は良いエネルギーが集まってきます。そうすればさらに天目が開き、森田さんの周りに不思議な現象がもっと起こり始めるでしょう。そして森田さん自身が超能力者になります。もうその兆候は出ています。さらにその能力は、森田さんの周りの人、あるいは森田さんと接触する人にも伝搬をし始めます。伝搬させる能力は元々ありますから・・。伝搬させるにつれて森田さん自身の能力もさらに上がり、間接的に事業も発展していきます。もう一度苦労しますが、それを乗り切ればとても大きな成果を手にします。貧しい人にであったら、饅頭を配ってください。」
「えー、饅頭を配るのですか?」
「はい、それでその人の金運が上がります。」
「うーむ・・」(笑)
 ここで話が終われば、普通の予知能力者です。
 しかし次の人の相談が始まるやいなや、黄色い紙の上に、いとも簡単に薬を出したのです。それは全く力まずに、普通の出来事のように・・・彼女は笑みをたたえたまま・・・ほんの数秒でした。その相談者の悩みは病気だったのです。
 うーん・・物質化をここまで簡単にやってのけた人は初めてでした。



 しかも相談料は一律10元(130円)なのです。日本の物価に直せばコーヒー一杯分でしょうか・・。
 内モンゴルまで来たのは、案内人が、私をこの人に会わせるのが目的でした。
 私とのツーショットも決まっています(この写真からも良い波動のエネルギーが出ています)。





パフォーマンスたっぷりに薬を出す超能力者(2004/08/30)

 この人も内モンゴルで会った人です。まずは、彼が自分で語った略歴です。
 彼は44才・・仏教の信者で道教とも関係があります。
 彼の超能力は、空気中に存在するたくさんの生命体の力を借りてしているそうです。
 17、8才でこの能力がでました。その時、目の前の病気の子供が死んでいくのを見て苦しくなり、助けることが出来ないかと願を掛けて腕を斧で切ったとき、突然薬が出てきました。しかし超能力を使いすぎて頭の毛が薄くなりました。
 さて、パフォーマンスが始まりました。まず彼は言いました。
「甘い物をくれ!!」 
「えー、甘い物ですか?」
 私は慌ててキャラメルを出しました。
「シェーシェー・・」



 それを舐めると、いきなり立ち上がりました。



 サッと空中から何かを掴む動作をすると、指の間に薬がありました。



 私にくれるのかと手を出すと、そうではありませんでした(笑)。
 その薬を大きくすると言いました。薬は私の位置からよく見えました。どんどん大きくなっていきました。



 コトが終わると彼はグッタリと・・



 最後に彼は私を見て言いました。「あなたもタダ者ではないな・・」
「いえ、タダ者です」・・と私(笑)
 でもパフォーマンスたっぷりで、大変に楽しい実演でした。
 そしてこの人は、孫さんとのツーショットの写真も持っていました(笑)。



 彼は医師の免許を持っているので治療に役立てています。
 このあと彼の医院にも行きましたが、点滴をやっいる患者がいて、なんだか可笑しかったです(笑)。
 それにしても今回の旅は、かなりの人が多いです。ほぼ100%のレベルで薬を出す人ばかりです。

光の超能力者(2004/08/30)

 彼女はホテルのロビーで、私を待っていました。
 そして部屋に入るなり、サッと手を出すと、そこにはネックレスが・・・
「これ、プレゼントよ〜」
 おお、どこかの装飾品屋さんの棚から、また商品が消えた・・(笑)
 そう・・彼女はテレポーテーションが得意なのでした。



 私は彼女に言いました。
「去年来た時、私はあなたの口から吐く光線を経験していません。是非、私に向かって光線を放って欲しいのです。でも私には体にこれと言って不調の箇所がありません。なので出来れば天目に向かって光を吐いて欲しいのです。」
 彼女は答えました。「はい、やってみましょう。」
 まだ会ってから数分も経ちません。それでも彼女は呼吸を整えると、私の天目に向かって光線を放ちました。
 今までの経過を知らない人に一言だけ・・
 この人は口から真っ赤な光線をはくことができるのです。その光線をピンポイントで患部に当てることができます。なのでこの彼女のことを「光の超能力者」と呼ぶのです。
 さて、私の天目に、彼女の口から光が放たれました。
 ぉぉぉおおおおおおお・・すごい・・・すごい・・・綺麗だぁぁぁぁぁ・・・
 私の天目に、虹色のイルミネーションが輝きました。
 それは数十秒続いたでしょうか・・今度は私の手を取ると、掌にある労宮ツボに向かって光を吐きました。
 おおおおぉぉぉぉおおお・・アッチッチッ・・
 今度は、光が当たっている部分が熱いのです。
 私はとうとう、光の超能力者の光線パワーまともに受ける経験ができました。
「パワーが入ったかしら・・」そう言うと、彼女は私の掌に、自分の掌を近付けてきました。
 20センチも空いているのに、私はビリビリと感じます。私は既に、ちょっとのけぞっています(笑)。



 そしてその距離が10センチほどに近づいた時です。私はものすごいパワーを感じ、それは落雷のように私の体を突き抜けました。
 瞬間、「うわー」と言って私は本格的に後ろにのけぞりました。
 見ると、彼女は「キャー」と叫んで、後ろに吹っ飛んでいました。
 彼女は言いました。「森田さんにパワーを送った瞬間、そのエネルギーが森田さんの中で倍増されて私にも返ってきました。」
 私は700ボルトに触れたことはあります。そのとき以上の衝撃でした。
 私からのパワーがバックされて彼女の体を通り、左手に抜けました。
 彼女の左手がビリビリとしたらしく、一緒にきた旦那さんにマッサージしてもらっていました。光の超能力は言いました。
「自分が送ったエネルギーは、普通、相手に吸い取られて終わっていました。まさか相手から倍増されて自分に返るとは、思ってもいなかったです。」
 そして不思議なことに、私には彼女に返したそのまた倍以上のエネルギーが残ったのです・・ 。
 彼女は言いました。「そのエネルギーで一年間は暮らせます。」(笑)
 次に彼女は、さっき出したネックレスに向かって光を放ちました。
 次は私の体に良いとされる薬を出して、それにも光を放ちました。
 今日の彼女は元気いっぱいです。間を置かずに実演します。
 そこに山東大学の易学博士が入ってきました。トラさんに指導を受けるためです。
 その博士も瞑想などの修行をしている人でした。彼を見て、光の超能力者は言いました。
「あなたは修行をしているにも関わらず、経絡が通っていません。私が通してあげます。」
 そう言って彼の上半身を裸にすると、経絡を通す治療を始めました。



 そして最後は背中に向かって口から光を放ちました。その様子はビデオに収めました。
 カメラを撮ろうがビデオで撮影しようが、彼女は全く影響されないのです。
 合計四回も光を放った彼女でした。一年間会わなかった間に、彼女は相当パワーアップしたようです。
 そして最後の極め付けは、天目を開けるための動作を教えてくれたのです。この写真のようにやれば、天目が開くと言うのです。
 まったくこれは、本当でしょうか??こんな体操で開くでしょうか?(笑)
 でも私は日本に帰ったら、やってみようと思います。
 でも詳しいツボの位置も教えてくれたので、そこに触れる必要がありますので、それはこの写真だけでは表現し切れません。



 最後は私とツーショットでした。



 その夜はエネルギーが体の中を回っていて、一時間おきに起きてしまいました。
 しかも性的な部分もしっかりと刺激するので、桃花興奮状態でした(笑)。
 光の超能力者は、やはりすごすぎます。