帰りの飛行機で(2004/09/18) 今、成田空港に着きました。これは成田エキスプレスの中からアップしています。 さて、今朝山西省の航空に着くと、1メートル前も見えないほどの霧でした。 そして北京に行く飛行機は、夕方まで飛べないとのこと・・ゲッ・・ ところで私はほとんどコインを振らなくなっています。 今回の中国旅行も、旅行全体の吉凶は占っていませんでした。でも帰りの便だけは、何故か振りました。そしてトラさんにも相談しました。 するとトラさんは「帰国便に問題が起こります。予定よりも早い便を予約して下さい」とのことでした。 霧の中で呆然とするわけはありません。だって問題は「起こるはず」だったからです(笑)。 でも、いくらなんでもひどい状況過ぎます(笑)。だって、きょうでビザが切れるから・・ 私は空港の外に出ると、タクシーと交渉しました。「北京まで6時間で行けますか?」 「いくらなんでも無理だ」最初の運転手はそう言いました。 そりゃそうです。去年北京からバスで来た時は9時間かかりましたから・・ 私の周りに人だかりが出来ました。その中に別の運転手がいました。 「俺なら行けるかも知れない・・で、あんた幾ら払う?」 「そっちの言い値は?」 「1600元(18000円)・・」 「それで手を打ちましょう!」 私は安いと思いました。新幹線だってもっとします。 荷物を乗せると、タクシーは北京に向けて発進しました。 でもその運転は・・必殺仕事人の如く、ぶっ飛びました。ずっと高速道路でしたが、途中に工事中で車線が制限されている所がありました。彼はなんと工事中の車線を走ったのです(笑)。ブルドーザーに「こらこら・・・どけどけ」などと言いながら(笑)。 工事車線を走り、路肩を走り・・まるで映画のカーチェイスのようでした。最低時速150キロだったと思います。しかもオンボロタクシーなので分解するかと思いました(笑)。 最後に北京空港が見えてきました。そして滑走路に見える飛行機を指さして、彼はガッツポーズをとったのです(笑)。私も「ブラボー」と叫びました。 結局5時間50分で完走したのでした・・。 北京空港ではエコノミークラスなのに、間違ってかビジネスラウンジに案内され、そこのLANから「おはよう」の挨拶を入れることが出来ました(笑)。 そして今、『ハリーポッター』を観ながらこれを書いています。 でも、つまらないです。だって私の不思議調査のほうがよほど面白い・・(笑) 魔法の学校で、占いの授業があるのには驚きました。未来を見る方法は、湯飲み茶碗に映る模様と水晶玉(汗)。 あれだけの魔法が使えても、未来を見たり未来を変えることが出来ないのです。 私はとても不思議に思いました。なぜ彼らは、魔法の学校に入ったのだろうと・・・ 映画を見る限り、敵を倒すのが目的としか考えられません。なんてバカな・・・ しかもどんなに魔法が強くなっても、リアルタイムでしか戦えないのです。 もちろん時間を操る魔法を使いますが、それでも私の定義からはリアルタイムなのです。 リアルタイムで戦っても、歴史を変えるわけではないのです。