テーマ:「神田さんセミナー」
書き込み期間:2004/11/16〜2004/11/19
要旨:
神田さんの講演会に講師として呼ばれました。私がテーマとして掲げるのは「陰と陽」です。
超能力の世界では、陽は破壊、陰は蘇生です。
例えば、張宝勝は陽の超能力者と言えます。彼は念力でスプーンをねじ曲げるなど、破壊的な力を持ちます。
一方孫さんは、蘇生が出来ます。陰陽の両方を持つ、極めて稀な超能力者だと思います。
あの世の魂と会話するのは陰の世界です。実際に生き返らせるのは陽の力です。
蘇生の超能力者には男性がいません。陰は女性性でもあります。
今までの歴史では陽の力が優先されてきましたが、これからは陰の世界がキーになると思います。
私の女装は、陰と陽の相冲といった働きを持っていると思います。
私は男装の時は答えが中心の世界にいるのですが、女装すると不安定な問いの世界に投げ込まれるのです。
私はりんごの部屋にたくさんの鏡を置いています。これには自分を冲する作用があるのです。
鏡に囲まれていると、一人でいても視線と自意識を感じます。そうなると没頭することが出来なくなります。そのため、入墓することなくインスピレーションを受けられる状態になるのです。
神は神自身の分身として人間を造ったのだと思います。それは宇宙が自分を映して外から見るためではないかと思います。
講演会は盛況のうちに終わりました。
神田さんは、星占いを使って六爻占術と同じように問いの答えを得る新手法を教えていました。
「みなさんは、何のために経営をしているのか?」という問いに対して一番真剣に考え込んだのも、神田さんでした。
私が講演で最も言いたかったのは、「星も結果」というところでした。占星術は惑星の位置と動きに基づいていますが、惑星すら結果であり、その向こう側には原因の世界があるという話をしました。
目次
○陰陽と蘇生
○陰陽相冲と女装の意味
○自己冲・・鏡を使うの巻
○外の陰陽、内の陰陽
○神田さんの講演会にて
陰陽と蘇生

 神田さんのセミナーは、ビジネス最前線の人達に向けてのセミナーです。でも参加対象者には次の条件があるのです。
■会社経営者であること
■ 経済的な余裕がある(=売上・利益をあげることはすでにクリアしている)
■ 精神的な余裕がある(=占術に頼り切らないというスタンスで臨める)
 つまりこれらを超えていないと申し込めないのです。
 さらに私のセミナーでは
■世間からはなぜ伸びているか分からない不思議な会社になる
 ということが書かれています。神田さんの側のスタンスです。
 私はそこに、「森田健の講演」という商品を提供しないといけません。
私がテーマとして引っさげるのは、「陰陽」です。
 陰陽???
 使い古されたテーマだ・・と言う人もいるかも知れません。でも私は毎回違う内容で講演をします。
 それは、セレンディピティがあるからです。切り口が変わると、同じデータでも答が変わるのです。「切り口」とは、「問い」と同じなのです。
 
 さて、いよいよメインテーマです。
 陽はこの世、陰はあの世・・これを聞くと不吉です(笑)。でも、陽は死、陰は生・・と聞くと、吉です(笑)。
 この世は生から死に向かって進んでいます。あの世には命の玉があり、生き返らせてくれます。だから死から生に向かうのがあの世です。
 陽は過去、陰は未来・・これは六爻占術の世界です。
 さて・・・、陽は破壊、陰は蘇生・・これは今日のテーマです。
 張宝勝という超能力者がいます。彼は中国一と言われています。彼はスプーンを同時に何個もねじ曲げます。病人がいれば念力でヒーリングして、皮膚を焦がしてしまいます(笑)。彼に治療されて、真っ赤にやけどした人を目の当たりにしました。
 彼は陽の超能力者だと思います。だから生命を蘇らせることが出来ません。
 孫さんはどうでしょうか・・。彼女は陰陽、両方持っている、極めて稀な超能力者だと思います。
 ピーナッツの蘇生に至っては、魂をあの世から呼び寄せ、魂と会話をします。とりあえずは、霊能力がないと出来ません(笑)。
 あの世の魂との会話は、陰の世界です。それを生き返らせるのは、陽の力だと思います。
 陰は、女性でもあります。蘇生する超能力者に、男性がいません。
 私が女装にめげている時、「もっと続けなさい。観音様も男性でした」と言いました。
 だから、陰がキーなのです。
 八仙という、中国では有名な仙人グループの中に、女装して笛を吹くと、枯れた花が再び元に戻るということが出来る人がいました。彼も陰の世界に通じるのです。
 
 今まで人類の歴史は、陽を優先してきました。それが自然の破壊を生みました。
 でも陰に切り替わったら、どうでしょうか・・蘇生が始まると思いませんか?
 その最初のセミナーが、今回の蘇生セミナーだったと思います。
 最近神田さんは、陰の世界に注目しています。経営者は自分の中の女性性を認めろとか言っています。
 たぶん彼は、次のステップに入るのです。もしかするとその大きな突破口が、私の講演会かも知れません。 
 私のテーマは、「陰と陽」・・

陰陽相冲と女装の意味

 今日は編集者が来ました。神田さんの講演会に使用するスライドを見てもらいました。
 さて、神田さんの講演会のテーマは二つあります。「陰と陽」「相冲」です。
 いきなり女装の画像が出て、その後「陰陽相冲」という文字が出ます。
 時空はなぜ私達人間を造り、男と女に分け、未来と過去に分け、陰陽を分離したか・・
 自問自答するのであれば、勝手に一人でやっていれば良いのに・・です。
 そのヒントが女装にあるのではないかという話が出ました。
 ところで私が男装の時は、答が中心の世界にいると言っても過言ではありません。自分が男であることに、別段、問いを持たないからです。男の格好で歩いていても、誰も気に留めず、自分でも安定した世界にいます。
 ところが女装すると、どうでしょうか・・私は問いの中に放り込まれるのです。
 なぜ私は女装するのか・・なぜ私は男に生まれたのか・・なぜ世界は陰陽に分離されているのか・・
 女装する前は、女装の理由を自分で答えられたつもりでした。でも一歩街に出ると、私はその答を全て失うのです。
 スカートを履いて白い目で見られている時、エラソーなセリフが言えた「もりけん」ではなくなるのです。
 安定した世界から、不安定の世界に放り込まれるのです。
 そう・・不安定の世界は、冲(ちゅう)の世界なのです。
 そこでは、自動的に「状態」が訪れます。私はゴールを目指すことなど、どうでも良くなります。スタートラインに、一歩近付くのです。
 私は誰?ここはどこ?自由って何?問いの嵐の中に、私は入ります。
 それは、自問自答です。自分で原因を作り、自分で問いの世界に入るからです。
しかし、不安定になればなるほど、私はインスピレーションを受けやすくなります。
 メインメモリに漂うというフレーズを言ったことがあります。
 私が女装している間、過去のファイルは使い物になりません。むしろ過去のファイルは邪魔をします。つじつま合わせをしようとするからです。
 メインメモリに漂う・・そこには「今」以外のデータがあってはなりません。それだけで勝負しないと、縦時間から降ってくる「冲」を受けることが出来ないからです。
 冲とは、反対側同士がお互いに刺激し合い、動的な状態になることです。女装とはまさに、自問自答を冲しながらするようなものなのです。 
 みなさん、自分で自分を沖していますか?自分で自分を冲することを「自己冲」と言います(笑)。

自己冲・・鏡を使うの巻

 りんごの部屋には鏡が多いです。しかも今日、高さ175センチの三面鏡を、三つも頼んでしまいました(笑)。それは、鏡が有効だということを知っているからです。
 さて、女装を一度でもしたことのある人は、知っているはずです。まずは、鏡に映る像が勝負だということを・・・。
 鏡がなければ、ナルシストそのものでいることが出来ます。自分を外から見ることが出来ないから、自分は美人だと、勝手に妄想にふけっていれば良いのです。
 ところが一度鏡に映してみると、ゾッとするはずです(笑)。私がそうでした。「こんなはずではなかった」と思いました(笑)。こんな顔で外に出ることは出来ないと思いました。
 鏡は決して、ナルシスト向きではありません。ナルシストの部屋には、鏡が少ない方が良いのです。
 ところで下のイラストは、FOWに使ったものです。



宇宙が誕生したとき、宇宙自身が問いを発している場面として書きました。
 宇宙が鏡に向かっています。何故でしょうか・・。
 宇宙は自分を映して、外から見てみたかったのだと思うからです。
 聖書によれば、神は自分に似せて人間を造ったと言われています。
 いえ、私はそう思いません。神自身として、その分身を造ったに違いありません。まるで鏡を見るように・・・。
 今でこそ慣れましたが、女装すると、全く違う自分がそこにはいます。何十年も生きてきた私ではない私がいるのです。
 鏡に写る自分を見ていると、私の思考パターンに変化が現れます。「冲」が開始されたのです。
 もちろんもりけんのまま鏡に映ることもあります。それでも冲されます。
 鏡が何故これほどの効果を持つのか、私にも分かりません・・。



みなさんは私の写真のように、鏡を見つめていませんか?
私は見つめているわけではないのです。視線を感じるのが大事なのです。だから今日、三つも三面鏡を発注したのです。
 私は私を「評価」するために鏡を見ているのではないのです。
たぶん私は、一人でいながら、自意識を誘発しているのです。それが「冲」なのです。
視線を感じると、たとえそれが鏡の私であったとしても、私は「没頭」出来なくなるのです。それこそ、まさに「冲」なのです。没頭は「入墓」ですから・・。
 一人で部屋に居る時、「入墓」すると、インスピレーションが受けられません。
だから四六時中鏡に囲まれていないと、私の「鏡チューシステム」は実現できないと思います。そういう意味では、女装と「鏡チューシステム」は関係ありません。
冲されすぎて、精神不安定になる人も出そうです(笑)。
今回三つ三面鏡を買ったのは、机の位置から鏡が見えないからです。
綺麗になるはずです。だって、動作の一品一品に意識が入るからです(笑)。
「没頭できない」・・これはとてつもなく、不安定です。没頭している私に、鏡の私が「お前、アホか」と言ってくるのです(笑)。
そういう意味では、鏡は私にとってとても重要なのです。
下の写真は、後ろに映る私を、ものすごく意識しています。
ちなみに、この鏡は18万円しました。冲システムとして、格安です。


外の陰陽、内の陰陽


 
 このイラストは明日の講演会に使用します。左のイラストは、普通の男女のからみです。これは別に、どうってことありません(笑)。
 つまり外の陰陽は、あって当たり前、合体して当たり前の世界です。
 さて、問題は右側です。これは男女ではありません。同一人物です。
 だからこうして時間と場所を同じくして、一緒にいることはあり得ません。しかし時間がずれれば、この二人はあり得ます。
 同一人物の中で陰陽が変わると、どうなるでしょうか・・。視点が移動します。感じ方が移動します。
 その先は、講演会のお楽しみ・・。

神田さんの講演会にて

  
 ホテルのカフェで神田さんと来夢さんと、待ち合わせしました。
 ところが神田さんは私がホテルのカフェにOL服で入っていったのでビックリ・・。
 その話は講演会でもしていました。
「森田さんは、ホテルのカフェに女装で来たのです。それも風景に馴染んでいたのです。」
 それだけでもショックだったようです。
 つまり講演会などのイベント時だけでなく、普通の日常を女装で過ごせる人だとは思わなかったようです。
 さて肝心の講演会ですが、聴衆が33名だと聞いた時「何て少ないんだ」と思いました。
 私は開始されるまで隣の部屋にいてくれと言われました。聴衆をビックリさせたかったからでしょう。
私は開始と共に、いきなり聴衆を見ることになりました。
「なっ・・なんて若い人たちばかりなの・・」
 これが演台から見渡した感想です(後で年を聞いたら、それ相応でしたが)。
 そして私の女装に、やんやの喝采を送っています。
 たった33名なのに、100人以上いるようなエネルギーなのです。
 さすがに神田さんの客は、エネルギッシュだ・・と思いました。
 講演中の反応も、抜群でした。拍手アリ、笑いアリ・・
 私がOL服からチャイナ服に着替えて登場すると、光の超能力者が光線を吐いている動画の場面にも関わらず、私に拍手が送られました。ミニチャイナに、ため息も(笑)。
 
 2時間半の講演は、無事に終わりました。終わると神田さんのコメントがありました。
「森田さんは手帳が白紙だと聞きます。今を生きている人だと思います。しかし私はとても貴重な体験をしました。ランチの時、森田さんは時間を詳細にうち合わせしてきたのです。チャイナに着替えるのは13:37、男装に戻るのは14:42・・これで良いですか・・と。それが分刻みなのです。森田さんは手抜きというものを全くしないのです。」 
 場所は懇親会に移りました。その時、神田さんはこう言いました。
「森田さんの業績・・あの数字を見たら、嫉妬する人は大勢いるよね・・でも時空があの数字を森田さんに与えるのは当然だと思いませんか?みなさんはあの数字をもらったとしても、ケツから、あのブットイ手を、肛門奥深く入れられますか?」
 最後に神田さんからプレゼントを戴きました。有名なブランド物の、お化粧ポーチです。味なマネをすると思いました(講演料以外にこういう物を貰ったのは初めてです)。
 
会社を出るときの私

 神田さんは言いました。

「六爻占術と同じように、星占いも使うことができる方法を、今日教えます。問いを持った日でホロスコープを作るのです。するとその答がホロスコープに現れます。株も占えます。」
この方法は新手法だそうです。
神田さんはこうも言いました。
「森田さんがこれだけの情報を教えてくれて、しかも喋った内容がすべて網羅されている六爻占術は、10万円なんですよ(安いという意味だと思います)。お布施だと思って、森田さんからどんどん買って下さい。」 
「みなさんは、何のために経営をしているのか?」一番真剣に考え込んだのが、神田さんでした。
主催者からメールが来ました
森田健さま・森田りんごさま
 
おはようございます。昨日は、本当にありがとうございました。
大変な密度のセミナーでした。笑いと問いと実証があれほど詰まったセミナーははじめてです。
受講生のみなさんも、非常に喜んでいらっしゃいました。
でも、セミナーの内容はとても深いものだったので、あとになって「ああ、森田さんはこういうことをおっしゃっていたのか!」と気づくことが多いのではないかと思います。
懇親会までご一緒いただけたのは、素敵なサプライズでした。
女装で冲されるお話を聞き、女装経営者倶楽部もできるかもしれません(笑)。
神田さん、來夢さんも、とても喜んでいらっしゃいました。
「今日は、ものすごく満足度の高いセミナーだった」と。
そして、打ち合わせもしていないのに、星の情報とリンクする話が(やはり)あまりに多いので、驚き、また、納得していました。
また機会がありましたら、ぜひご講演いただきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
星の情報とリンクする話は、意図して沢山入れたのです(笑)。
「星も結果」・・この言葉を言いましたが、これが最も言いたかったところです。
「占星術は木星がどうの・・土星がどうの・・と言いますが、惑星すら原因ではないと思います。原因とリンクした結果だと思います。惑星の向こう側にある原因の世界にアクセスしたいものです。」

書き込み期間:2004/11/16〜2004/11/19