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テーマ:「トラさんダンさん来日2006.11(前編)」 |
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書き込み期間:2006/11/20〜2006/11/26 |
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要旨:
トラさんとダンさんが、今回初めて来日しました。
最初は、皇居とアキバに二人を案内しました。アキバでは特にマニアな電気関係の物が売られている所を案内し、それはとてもウケて、買い物も沢山していきました。
翌日は私のカーナビ付きの車に乗せて、高尾山へ紅葉狩りです。綺麗な紅葉を観た後はトリックアート館に案内し、二人ともとても堪能した様子でした。
その次の日から、いよいよ初の六爻占術・盲師派推命占術セミナーが始まります。
トラさんの講義は、とても分かりやすくて、それでいて非常に深く濃密な内容でした。頭がフル回転だったため、私のミニミニ講演会に息抜きの要素が入ったほどです。
参加者全員が真剣で、これほどの手応えを感じたセミナーはありませんでした。このセミナーを開催して本当に良かったです。
夕食会の場でも、面白い話がたくさん引き出されました。そこで出た話の一つには、トラさんもダンさんも、最初から良い命式を持って生まれているわけではないということです。しかし、彼らは命式を本当に表現した人生を歩んでいる、数少ない二人だと思いました。
セミナー後半のダンさんの講義中に、私は根源的な問いを持っていることが命式に出ているかどうかを尋ね、続けて「私は命式に出ていようといまいと、宇宙の秘密は暴きたいです。命式に出ていない場合は、無駄な努力になるのでしょうか?」と質問しました。
するとダンさんは、「自分で追求しているものについて、命式では判断しようがありません。無人島で金持ちになっても、意味が無いのと同じです。」と答えました。凄いことを聞いたと思いました。
私はこれからも、根源的な問いの探究、すなわち無人島での金持ちを追求していきます。
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○ トラさんダンさんを迎えに行きました
○ トラさんダンさん来日
○ 皇居・アキバ報告
○ 高尾山報告
○ セミナー初日
○ セミナー二日目(最初のグループの最終日)
○ セミナー三日目
○ 最終日が無事に終了
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トラさんダンさんを迎えに行きました
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行きの成田エキスプレスが遅れて焦りました。しかし飛行機も、同じだけ遅れました。
ところで、会った時は握手をしますが・・・なんというか・・トラさんは水のような人ですね。成田エキスプレスで緑茶を美味しそうに飲み、乗り終わると、紙コップをデッキのゴミ箱に捨てに行く・・。ちなみに、周りの西洋人は全員が紙コップを置き去りでした。
この人が、数日後には「先生」をやるわけです。おそらく水のように、先生をやるのだと思います。
明日はトラさんとダンさんを、皇居見物とアキバ見物に連れて行きます。皇居見物は事前予約が必要で、ちゃんと予約しました。時間厳守で来いと言われています(笑)。
アキバは、メイド喫茶なんて行きません。メイドは中国では普通だからです(笑)。皇居は詳しくないですが、アキバは詳しいです。マニアな所を案内します(笑)。
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トラさんダンさん来日
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トラさんとダンさんが来日しました。時間通りに成田空港の出口に現れました。まずは記念撮影です。
日本側からのプレゼントは、七五三の千歳飴です(笑)
いよいよ和食への挑戦です。まずはお刺身です。どうなるかと思いきや、とても美味しそうに全て平らげました。
その後はしゃぶしゃぶです。日本の味に満足したようでした・・。
☆再び仏像
さて、戌と亥が仏像に関係するということは既に書きましたが、それは一つの例だそうです。例えば次の例も、仏像に関係するそうです。
●八字の天干に「甲」がある人
●八字の天干に「丁」がある人
●八字の地子に「卯」があり、それが食神か印である人
●八字の地子に「酉」があり、それが食神か印である人
私の場合には戌亥が発見されたので、それが一般的に一人歩きしただけです(ちなみに私は、酉が食神としてあります)。
仏像と関係する組み合わせは、この他にもまだあるそうです。
☆年の歴
さて、歴は数千年前から始まりました。しかし年の地子が制定されたのは、西暦3年だそうです。つまり戌年とか亥年とかは、それまで言わなかったのです。
それまでは日の歴を中心として占っていたそうです。でも当たりました。
日歴だけでもよく当たったということは、地球の自転が最も「効く」のだと思います。
公転に当たる「年の地子」が無視されてきたのは、やはり公転は運命にはあまり「効かない」のです。
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皇居・アキバ報告
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トラさんとダンさんが、初めて不思議研に来ました。天井の配線をじっと眺めていました(笑)。そして不思議研全員が整列して挨拶すると、とても恥ずかしそうに挨拶を返していました(笑)。その後、昼食は中華にしました。
そして再び不思議研に戻り、何をやったかと言えば、同じ問いに対して、盲師派推命占術と六爻占術でどう出るかを実験したのです。問いは不思議研の社員が出しました(笑)。
違ったのは応期だけでした。2012年に判明します。それまでおあずけです。
その後、東京見物に出発しました。
電車での移動です
電車移動は全て座れました(笑)。総武線は空いているから。東京の電車は便利です。すぐに来るから。
私がサラリーマンをやっていた頃通っていた、丸の内の中通りで撮影しました。しかし今、富士通はここにはありません。私が辞めてから業績が落ち、田舎に引っ越しました(笑)。
撮影をした後、洒落たケーキ屋さんで花茶(ホワチャ)を飲みました。
その後は、皇居の見物です。身分証明書を見せてチェックされて、中に通されました。中はガイド付きでした。でも中国の占い博物館のような若い女性ではなく、定年退職したようなおじさんでした(笑)。
蓮の池です
機動隊
その後はアキバに移動です。アキバでは私がマニアな店を案内しました。
ダンさんが買っているのは、風水測定のためのデジタル方位器です。
トラさんは999円の電子辞書をはじめとして、沢山買い込みました(笑)。
私はと言えば、一眼レフのデジカメを買いました。次の中国紀行などで活躍すると思います。
アキバがこれほどウケるとは思いませんでした。アキバは電気関係の変な物を売っているというイメージがあり、そのままの場所を案内したので(笑)。
その後、『大予言』という占い関係の書店に行きました。しかし彼らの目を魅了する物は無し・・(笑)。
さて、今日はセミナーに関する情報です。
トラさんは質問は受け付けます。質問がある人は、ちゃんと用意してくれると嬉しいです。
ダンさんはまず、私の命式を使って盲師派推命占術の判断の仕方を教えます。時間が余ったら、ダンさんとトラさんの命式も説明します。ちなみに予習する人のために誕生日を教えます(笑)。
森田 1951.10.26 18:00
ダン 1967.12.07 02:00
トラ 1962.12.02 10:00
セミナーはホワイトボードを使います。書いた文字は、その部分だけ撮影して、スクリーンに大写しにします。
ダンさんの運命鑑定を受ける人の中で、出生時間が分からない人は、人生のイベントを列記してきてください。それを見ながらダンさんが出生時間を求めます。
しかしですよ、多くの時間帯は、その人の顔と体形を見ただけで対象外になり、捨てられます。つまりその時間に生まれた人で、その顔はあり得ない・・と(笑)。まるで面相の逆が行われるのです。
ダンさんの鑑定が終わり、セミナー室に戻ってきたみなさんはどういう表情でしょうか・・(笑)。何しろこれからのことを知って帰ってくるのですから・・。
私がダンさんにお願いしたことがあります。それは盲師がやったように、最初に、三つの言葉を言ってもらうことです。相談者に対して、その人の人生への意味を三つ告げてもらうのです。あなたは何のために生まれてきたのか、あなたの得意分野は何か・・等々。
明日は高尾山に、紅葉狩りに行きます。私の赤いオデッセイに乗せるのが大きな目的です。web2.0カーナビ付き(笑)
明日のお昼は、私の自宅で「出前」を経験してもらいます(笑)。「出前」は日本固有のシステムだと思うからです。ラーメンと焼き餃子です。中国には焼き餃子はありません(笑)。
実を言えば、そのために地元の街を半日歩きました。ラーメン屋さんのドアを叩いて(笑)。
帰りの電車では、トラさんとダンさんが、アキバで買った物を抱えたまま、うつらうつらと寝ていました。今日はよく歩いたからね・・明日は私の車なので、リラックスできる・・セミナーの前日だし・・。
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高尾山報告
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我が家で取った出前は、大正解でした。「うまい、うまい」と言いながら、全部平らげました。焼き餃子もとても美味しかったそうです。
次は高尾山に紅葉狩りに行きました。リフトは中国にはほとんどありません。とても良い体験だったそうです。
紅葉は綺麗でした。
その後は、トリックアート館へ。
トリックアートは、あらゆるモノが二次元でした。受付からして二次元でした(笑)。
トラさんも、やってみています(笑)
トラさん、でかい(笑)
これだって腰掛けてはいません。二次元の絵ですから・・(笑)
お魚さんと、キスシーン(笑)
トラさんとダンさんも、とても堪能していました。普通の美術館は見るだけですが、こういうのは参加できて楽しいです。もしかして本物の芸術よりも、サルではないかも知れません(笑)。
本物のサルまでいました(笑)
最後は、和風な炉端で、夕食を楽しみました。
ところで夕食の時、トラさんから観音菩薩の話を聞きました。インドでは男性だそうです。中国で女性化したのです。
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セミナー初日
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入り口の看板
場の取り方から始まり、時差の問題、南半球ではどうするか、二度三度振るときの問題、月と相合のとらえ方など、とても盛りだくさんで、みなさん頭がオーバーヒート(笑)。森田は正面の床に座って、卦を大写しにしている(笑)。
「もりけんと話そう」では、最後にロゴマークとその判断方法まで公開
懇親会は色々な質問が・・
懇親会での3人
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セミナー二日目(最初のグループの最終日)
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今日の六爻占術の講義の一つは、大過の判断の仕方でした。
ダンさん登場
盲師派推命占術の主と賓の概念についての講義
夕食会はお茶で乾杯
「やっと動物から人間になれましたね」と言っている私(笑)
夕食会で質問をする参加者
今日は最初のグループの最終日でした。
このセミナーを開催して、本当に良かったと思います。まずは、私自身の判断能力が格段に上がると思いました。おそらく他の参加者もそうだと思います。
よくありそうで、しかも、とても重要な問題を沢山聞きました。これぞ秘伝だと思います。トラさんは幾つもの例を挙げて、丁寧に教えてくれました。
二度三度と振った時の事例が登場し、全て場が取れているのだということを詳しく説明してくれました。しかしそれらの卦は、一見矛盾しているのです。でも矛盾が無いのです。その点について、時空はまるで生き物だと思いました。
そう言えばトラさんの最初の言葉がそれでした。
独発の卦の不思議な点、大過の卦の面白い点・・。逆大過の事例(大凶の卦)も、「これはとても重要です」と言って、時間ギリギリまで講義してくれました。
最年少は10代の学生でした。最高年齢はおそらく70代か・・。みんな真剣でした。
セミナーのAグループが終わり、ホッとしています。手応えは充分でした。これなら定期的にイケます。
トラさんの話は、参会者が誰でもついてこられる内容で、しかも深いです。
孫さんセミナーのときは、私はミニミニ講演会に力を入れました。もちろん今回も力を入れました。でも力を入れる方向性が変わりました。
少しばかり「息抜き」の要素を入れました。参加者からは、それが良かったと言われました。あのまま左脳バリバリでいったら、みんなの頭がモタない(笑)。
おそらくみなさん、感想に困っていると思います(笑)六爻占術の本質の一部を垣間見たような感じだと思うからです。
もりけんミニミニ講演会が「息抜き」に変わることなど、あり得ないと思っていました。でもそれは、みなさんのためにそうしたのではありません。私がモタなかったのです(笑)。
今、セミナーをやって本当に良かったと思います。参加者のほとんどは冲されたと思います。ストンと腑に落ちたところもあると思います。
私自身、振った後、卦を眺める時間がずっと長くなると思います。時空の秘密が垣間見られそうだからです。
トラさんと出会い、六爻占術に出会って、良かったと思います。
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セミナー三日目
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(今日は、私中心の写真(笑))
トラさんの板書を拡大撮影する私
私は座っているので、みんなの邪魔になっていない(笑)
午後のミニミニ講演会
夕方のミニミニ講演会
今日のスリーショット
<コメント>
座って撮影するのが疲れませんかと訊かれれば、やはり疲れます(笑)。掘りごたつが欲しい(笑)。天井の照明が反射しないような位置に、その都度カメラを移動するのが大変・・。
ミニミニ講演は、私自身の頭がオーバーフロー状態なので、その切り替えが大変です。それでも今日は、観音様物語をノッて喋りました。
今日の夕食会はセミナー室でした。隣が結婚式だったので。
でも、狭い部屋で接近していたのが原因だと思いますが、トラさんとダンさんから色々と面白い答えが引き出されました。
その一つが、トラさんにしろダンさんにしろ、自分の命式をあまり良いとは言われていないということです。
特にダンさんは、盲師の先生から自分の人生を言われるのが嫌だったそうです。あまり良くない人生だから・・。なんとダンさんは晩年は、盲目になるそうです・・。
中国の大家は言いました。「命式を本当に表現出来る人生を歩む人は、一人か二人しかいない。」トラさんとダンさんは、その二人だと思いました。
ちなみに、今日の夕食会です
今日の夕食会はダンさんの通訳が入り、リアルタイムに通訳してくれていて、ダンさんも積極的に参加できました。
お茶で乾杯のシーン
こうして見ると、実に濃いです(笑)。だって夕食の時にも、真面目な質問をしているのですから・・。しかも朝と昼はアニメです(笑)。
ところで、参加者のレベルの高さに驚いています。例えば隣の書き込み(報告)です。
もう一つはセミナー会場での態度です。終始、寝ている人など誰一人いません。時間通りにキッチリ集まります。
もう一つは、今日、私のバカな質問に、即座に修正が入ったことです(笑)。
これだけ全員が場に入り込めるセミナーも、珍しいと思いました。
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最終日が無事に終了
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ふとっちょの弟子が振った卦を説明するトラさん
命式の説明をするダンさん
ロビーから見たセミナールーム
夕食会の冒頭で、トラさんとダンさんにお礼の意を述べる私
「トラさん自身も運命変更をするのですか」という質問が出る
「はい、実は・・」と言って、首から下げた運命変更グッズを見せようとするトラさん(笑)
4日間のセミナーが、全て無事に終了しました。大成功だったと思います。
特にトラさんの講義は、実用的なものを分かりやすく教えてもらい、とても好評でした。
これを機会に、定期的に開きたいと思います。
テキストの全てを暗記する以上のものが得られました。ビデオを販売するかどうかは、トラさんと一緒に検討したいと思います。
私は生まれて初めて、「本物」のセミナーに出会ったような気がします。
参加者の一人が言いました。
「最後の方は、ジェットコースターに乗っているようだった。」
「このセミナーの行き先はどこ?」(笑)
そして、どこを取っても、ぎっしり詰まっているセミナー。
私は撮影をしていたのでノートは取れませんでしたが、二度聴いたので、だいぶ頭に入りました。おそらく、私の実力は相当上がったはずです。
テキストは全て網羅されています。逆に言えば、どこが重要か分からなくなります。その重要な点だけを取り出して説明してくれました。
話は変わります。ダンさんは盲師派推命占術の説明で私の命式を使いました。
今日は「私が根源的な問いを持ったのは命式に出ているのですか?」と質問しました。
するとダンさんは「根源的な問いは、空亡に関係しています」と言いました。命式を出して空亡がある方が良いのです。
空亡って、何十年か前に流行った「天誅殺(てんちゅうさつ)」ですよね(笑)。だから無い方が良いと思っていました。
ダンさんは、十二支の空亡を天干に変える対応表を教えてくれました。すると私は日主の天干が空亡でした。そして戌亥もあるので、不思議なことや根源的なことを追求するのは、命式に出ているのだそうです。
しかし次のことも言いました。「私は命式に出ていようといまいと、宇宙の秘密は暴きたいです。命式に出ていない場合は、無駄な努力になるのでしょうか?」
ダンさんは言いました。
「命式に出るのは、財運とか仕事運とかいう成果です。自分で追求しているものについて、命式では判断しようがありません。無人島で金持ちになっても、意味が無いのと同じです。人と比較して、初めて命式は成立するのです。それが主と賓の関係ということです。」
すごいことを聞いたと思いました。
みんな「バカなことを考えていないで、もっと実益のあることをしなさい」と言っていた理由が分かりました。
しかし私は、無人島での金持ちを、これからも目指したいと思いました。
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書き込み期間:2006/11/20〜2006/11/26 |
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