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六爻占術テキスト 第3巻
《超応用編》「六爻占術の奥義」
テキスト第3巻は判断テクニックのオンパレード。
日々の探究により得られた奥義の数々をトラさんは惜しみなく披露してくれました。
例えば私・森田が六爻占術を信じるきっかけになったのは、器の中の物が当たるからでした。
『私がこの占いに驚かされたのはチベット旅行のときでした。
トラさんは自分が高山病にかかる時期と治る時期、そして治し方を正確に当てました。その後、密閉された器の中の物を当てられる、とさえ言いだしました。
「器の蓋はいつか開きますから、未来が正確に占えれば分かるはずです」と言うのです。
実際に、目の前でトラさんにやってもらいました。
トラさんには見えないところで時計を隠したのです。それをコインを振るだけで分かるなどということがあるわけありません。
ところが当たってしまったのです。
これが決定打になりました。占いの領域を超えているとさえ思いました。』
これを射覆(しゃふく・せきふ)と言います。
第3巻にはこの秘法が書いてあります。
また占い事が対人関係である場合、振ったコインにはあなたの情報は勿論、相手の情報も乗っているのです。
トラさんはこう言います。
『自分と対立した相手のことや共同経営の相手だけを占う場合はコインを投げて得た卦から相手の状況を判断するのは普通ですが、相談者は自分のことを占ってから突然対立した相手のことも詳しく知りたいと言うときがあります。
この時、もう一度コインを振る必要はありません。
六爻占術の場合、直前の卦を逆転すれば良いのです。
つまり、初爻を六爻に、二爻を五爻に、三爻を四爻に、四爻を三爻に、五爻を二爻に、六爻を初爻にして、新たに宮を探して世応、六親、六神などを配置して相手の状況を判断しても当たるのです。
こういう方法は古代から今までの本には全然書いてありませんでした。
今この本にこの秘法を公開し、例を挙げて具体的な使い方を述べていくことにします。』
この「卦を逆転しての占い方」も第3巻で勉強できることです。
そして六爻占術判断のスパイスとなる外応(がいおう)もこの書でやります。
『古代にこういう例があります。
ある人は占い師に自分の運を判断してもらい、占い師は彼にひとつの文字を書かせました。
彼は「鼠」という字を書いて占い師に見せると、占い師は「豊かな生活が出来る」と判断したのです。
その場に居合わせたもう一人の商人は「鼠と書けば豊かな生活が出来るのか‥」とつぶやいて前者のマネをして同じように「鼠」という字を書いて判断してもらったら、占い師は「君には災いがあるよ、欲張りでなければ助かるぜ」とアドバイスされました。
この商人はプンプン怒って出掛けましたが、まもなく戻ってきて「アドバイスのおかげで助かった。ありがとう」と感謝のお礼を言いました。
ここを出てから林を通った時、いきなり刀を持った数人の強盗が飛びついてきたのです。占い師のアドバイスを思いだし、荷物を捨てて逃げて一命を拾ったのです。
ではなぜ同じ「鼠」なのに全く違う判断をしたのかと占い師に訊いたら、占い師は外応を使ったそうです。
最初の人が「鼠」を書いた時、丁度その時、たくさんの食糧を担いだ人がそこを通りました。鼠にとってたくさんの食糧は豊かな生活ですからそう判断しました。
ですが商人が「鼠」を書いた時は、猫を抱えた人がそこを通ったのです。猫は鼠の敵で、きっと生命に関わるような危険があるに違いありません。
これが外応をうまく使った例です。
外応にはいくつかの種類があります。
「天候」「地理」「人間」「方位」「動物」「静物」「音声」etc.』
これらの超応用編とも言うべきテクニックを余すことなくこの第3巻で説明していきます。
六爻占術テキスト第3巻
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第3巻
¥16,500(税込)
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