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テーマ:「六爻占術2001.11」
書き込み期間:2001/11/01〜2001/12/02

要旨:
 株の予想と並行して、毎日トラさんから来るコイン占いの宿題をやりとりしています。外れた場合は、必ずその原因を検証しています。
トラさんも日頃から徹底的にコイン占いの検証と追跡をしていて、そのためか占いで出た卦をほとんど記憶しているほどです。
トラさんはコイン占いについて知る限りの全てを私に伝授しようとし、毎日宿題を送ってきてくれます。何のためにこれほどまでにするのかと思いますが、お互いに理由を言わないからこそ成り立っているのかも知れません。
私とトラさんのスタンスで共通しているのは、占いを自分の生活に利用するためよりも、時空の謎を解明したくてコイン占いの探求をしているという点です。
コイン占いと同時に、オーラ・メーターも使い始めました。オーラ・メーターは、右か左かでYES/NOの判定ができるツールです。
一方、コイン占いはピンポイントの設問に対してデジタル的に細かい情報を読み取れますが、数多くの対象の中から一つを絞り込むためには何度もコインを振らなければならないという欠点もあります。
コイン占いとオーラ・メーターを両方使えば相補的に欠点を補って互いの長所を活用することができます。
宿題をやっていると、毎日「なぜこんな事まで判るのだろう」と驚くことばかりです。しかしそれでもコインで測れないのは、人の幸不幸です。吉凶と幸不幸は別だからです。例えば凶の結果が出たとしてもその状況を楽しむということもできるからです。
トラさんから送られたテキストを読んでいて気付くのは、コイン占いに善悪は持ち込めないということ、そして、コイン占いはいわゆる宗教的な神の概念を持たず時空を対等に位置付けていて、それ故に孤独と直面している、ということでした。
テキストには五行説に関する説明も載っていましたが、私が最も疑問を抱いているのは、「なぜ陰陽五行が存在するのか」ということです。
私がコイン占いを通じてやりたいのは常に、時空の解明に繋がる「なぜ」という問いの追求なのです。


●目次
 ○トラさんからの宿題メール
 ○トラさんから次の問題
 ○11/2のニッセンの株価
 ○トラさんのメール
 ○娘のピアス
 ○昨日の宿題の解答
 ○トラさんのメール(日本シリーズの検証)
 ○オーラ・メーターとコイン占い
 ○オーラ・メーターによる株価の予想
 ○「理由」の無い日々
 ○新日鉄
 ○宿題と「奴」
 ○コイン占いの、生き方への影響
 ○トラさんからの宿題
 ○エネルギーの強弱と波動
 ○トラさんからのメール(テロ)
 ○コイン占い講座・・易の宇宙観
 ○コイン占い講座・・コイン占いと神
 ○五行説
 ○コイン占いと未知のエネルギー
 ○どこまで行って、「止まる」か
 ○地軸の傾きから割り出される月日のエネルギー
 ○地軸の傾きから割り出される月日のエネルギー2
 ○五行の授業

トラさんからの宿題メール

以下はトラさんから来たメールです

 占いを狭い範囲だけに使い、短いうちに上達するのは難しそうです。いろいろな分野に使えばこそ、早く身につけるようになります。
 森田さんのように天気や株やなどに使って、上達はもちろんできるが、それをもっと広範囲に使えば、進みが速くなると思います。
 でも、今森田さんのところに占いでの相談に行く人はまだ少ないから、これから私はできるだけこちらで当たった例をメールの形で送って、森田さんの勉強になれば幸いです。
 まず送った例を自分で解読して、わからないところがあれば、括弧の中のヒントの部分を参考にしてください。

 今日は10月24日のある女性が婚姻について相談した例を送りましょう。〇〇〇という卦が出ました。私の判断は次のようにしました。
@もう結婚しています。(官鬼と父母の強弱から)
A1991年に結婚したのです。
B本人は素直な人で、夫を愛しています。
Cしかし夫は別の女性を愛しています。
D本人はもう仏教に帰依しています。
E本人は夫と離縁しようと思っているが、子供への未練があってすぐには離縁したくないです。
Fこの二、三年の金運は良くないです。
Gいま商売をしているが、誰かと共同経営しています。(実際は夫と)
  以上は全部当たったのです。


 私はこの問題の解析に当たりました。
 最初から分からない・・なぜ結婚しているのが分かるのか。
 コインの六回目は、神様、仏様、天使という意味がありますが・・
 ・・わかりました。なぜ「結婚している」のか。愛しているかどうかも、分かりました。
 しかし「ダンナはケチで信用できないので、ダンナを好きではない」・・と出ました(笑)。
 さらに「ダンナは別の女性が好きだが、その女は空亡なので、いまのところ彼を好きではない」・・と出ました(笑)。
 トラさんの言っている「本人は素直な人で、夫を愛しています。」と「本人は夫と離縁しようと思っているが、子ともへの未練があってすぐには離縁にしたくないです。」は矛盾していないでしょうか?愛しているのに、離縁したい???
 でも占いに来た女性は「当たっているわ」といったらしいです・・
 それにしても、どうしてコインにそこまで・・
 トラさんは、振った結果はほとんど記憶しています(信じられないですけど・・)。
 記憶している理由は、なぜ当たらなかったかを追跡したいから・・のようです。
 彼はフェルルの腫瘍についてのコインの目をメモしていません。
 トラさんは、まったくメモをとりません。メモ用紙も持っていません。
 トラさんは、少なくとも、マーフィーの本の64通りは、全て覚えていました。



トラさんから次の問題


 森田さんの答え(なぜ結婚しているかの理由)は大体合っています。
 官鬼は強くて父母も強いです。
 世爻に勾陳が来ているから素直な人です。
 世爻は官鬼を生じるから夫を愛しています。
 しかし、官鬼は応爻を生じて応爻は他人のことで夫は他人を愛しているでしょう。
 子孫は朱雀と同じ爻位にあれば、念仏が好きな人です。
 ちょうど世爻は子孫の墓で子孫は和尚さんなどの意味があり、そう判断したのです。初爻は考えの爻位です。空亡で官鬼を生じないから、離縁の考えがあるでしょう。しかし世爻は子孫の墓で、子供への未練があるでしょう。
 初爻は官鬼の原神で、空亡ですから、空亡の応期のルールから判断すれば空亡と相沖する年に判断しました。

 今日送るメールは10月24日にもう一人の女性が結婚の相談について占いをしてもらった例です。〇〇〇〇が××××に変わるという卦です。判断は次のようです。
@まだ結婚していません。
A今本人と付き合ってほしい男性がいます。しかし本人は相手にしたくないです。
B短気な人で、怒りっぽいです。
C念仏が好きで、仏教に帰依しています。
D1994年に帰依したのです。
Eお寺の影響で金運がよくないです。
 以上の判断は本人に合っています。森田さんは、分かりますか?メールで回答下さい。





11/2のニッセンの株価

 6回のうち、5回も発動しました。いよいよ来るか・・空亡の解けるときが。
 しかし空亡で月日から剋され・・下がる・・またもや役立たずの発動?
 結果は、三円安でした。

 私は「トラさん、エネルギーが洩れるという話は、まだ聞いていないですよ」というメールを送ったところ、次の返事がありました。

 そうですね。本には書いていません。これは中級的な内容で二冊の本に書くつもりです。
 ですから、株の占いは第一冊の本を完全に読んでから、始めて触れる内容で基本的な正克を把握しないと株の占いも正しくできません。
 私も最近ニッセンの株を占っています。大体あっています。翌日の株の変化のほか、前もって一週間の株の変化もやっています。
 また森田さんが山西省に来たら、そのときに正式に株の占い方を教えましょう。





トラさんのメール

 昨日の宿題(女性の結婚問題)について、私の考察結果をメールしたら、次の返事が来ました。

 森田さんの答えはほとんど合っています。理解力が強くて、進歩も早いですね。
 父母は結婚の証明書で、空亡になって、応爻は夫の爻位で、空亡になっているから、結婚していないでしょう。森田さんの解釈も正しいです。
官鬼が強くて発動しているから、付き合ってほしい男性がいるのです。
月は子孫の墓です。子孫は僧侶の意味があり、墓ならお寺になります。

 追伸、洩らされるというのは洩気といい、剋よりは軽いです。株の変化は微妙なも
のですから、こういう理論を使うのです。普通の占いの吉凶へは影響は少ないです。

 さて、今日の宿題です。
 10月25日にある女性はある男性からお金がもらえるかという占いにきました。
 ×××が〇〇〇に変わるという卦です。
 私の判断は次です。
 お金がもらえます。今この男性と同棲しています。
 同棲していることは、前もって知らさせていませんでしたが、結果を言ったら、白状しました。男性の関心を買って、お金をもらいます。
 でも、空亡で今年は無理ですが、来年の7月は空亡が解かれ、大金を入手できるでしょう。
 では、頑張って宿題をやって下さい。


 「官鬼が強くて発動しているから、付き合ってほしい男性がいるのです」
 やはり発動と発情は関係がありそうです・・
 それにしても、どうして同棲しているのがわかるのでしょう・・
 わかりました「相手と家の中に入っている」からです。



娘のピアス

 娘が、ピアスの穴をあける吉凶を占ってくれと言ってきました。
 中三なので、迷っているのです(笑)。
 で、振ってみると、ピアスを開けた方が吉でした。娘はピアスを開けることにしました。
 でも、その吉と出た目に、見覚えがありました。
 それは中国から帰ってからすぐに占った、娘の恋愛運と同じだったのです。
 恋愛運はピアスを開けることが前提となっていたようでした。
 占った日にちが違うので、出た目は違います。しかし、結果は、まったく同じです。
 ちなみにピアスを開けないと本人の恋愛運が空亡になり、それは来年の五月まで解かれません。「五月まで空亡なんて、待てない」ということで、早速開けに行くみたいです。
 ピアスの個数は、娘の場合、三個が一番吉でした。


昨日の宿題の解答


 森田さんの回答は、大体合っています。
 妻財が強くて世爻に来ているから、お金がもらえます。
 この卦に重要なのは発動した官鬼です。動爻は事件の変化のしるしです。
 官鬼が三爻に発動して、妻財を生じる原神の子孫に変わって、官鬼は男の意味で、三爻はベッドの爻位で、そして色情の意味を持った青竜が臨んでいるので、男性と同棲してお金をもらうでしょう。
 深く解釈すれば、官鬼は世爻の沐浴の地で、沐浴するには必ず服を脱ぐ意味から、男と裸でベッドに寝るように解釈されます。
 もちろん、森田さんの解釈したように父母を見てもいいです。
 父母は玄武という六神が来ているから、曖昧の関係があるでしょう。
 父母は契約書の意味もあり、玄武と同じ爻位にあれば、国からの許可がなく、個人的な契約を結んだのですね。ですから、同棲と理解できます


 私は婚姻届が無いことで同棲と出しましたが、色情と沐浴からも出るとは・・
 私は「国家の許可」から、同棲を判断しました。
 トラさんは「色情」と「沐浴」と「裸でベッド」から同棲を判断しました。
 なんか、逆です。普通なら私が後者で判断し、トラさんが「も、森田さん、それは・・(ポッ)」という路線のはずです。意外に平気でスラスラと言うトラさん(笑)。



トラさんのメール(日本シリーズの検証)


 森田さんの日本シリーズの判断は、間違いです。
 試合前に振った一回目の判断・・
 近鉄の爻は月と同じですが、発動して退神となります。
 ヤクルトの爻は月破です。が、日と相合して月破が解かれて、月破でなくなります。
 近鉄の退神は退陣と理解できます。
 そして爻の墓で、ヤクルトの爻にコントロールされてしまって失敗になるでしょう。

 テレビの前で二回目に振った判断・・
 近鉄の爻は月と同じです、日から生を受けていません。
 ヤクルトの爻は月に剋されているが、日から生を受けています。
 近鉄の爻が発動して官鬼に変わります。官鬼は誤りの意味を持っています。近鉄の爻の方はミスが出るでしょう。変わってきた官鬼はヤクルトの爻を生じるもので、ミスで相手に勝つチャンスを作ったのです。
 衰弱から見れば、ヤクルトの爻の方が強いです。なぜかというと、四爻のが発動してヤクルトの爻を生じて強めます。
 ちょっと見にすれば、近鉄の爻は発動してヤクルトの爻を剋するが、原神も発動したから、連続相生になり、ヤクルトの爻を剋できなくなり、やはり近鉄の方がミスでヤクルトに優勝のチャンスを作ったでしょう。

 今日の宿題です。10月28日に北京から年運を占いに来た人がいます。××××という卦が出ました。私の判断は次です。
@官職運が良くないが、目上の近くに仕事をしています。
A去年は金運が良かったです(三十万円を儲けたそうです)。
B今年はお金を入手するチャンスがありますが、うまく把握できず、チャンスを逃がしてしまう恐れがあります(チャンスは二回あったが、失敗しました)。
C2003年から2006年までは金運が良いです。
D度胸が弱い人です(合っています)。
E職業は金屋関係や熱エネルギーを蓄える仕事です(推論を出すと、相手がニヤニヤと笑ったのです。判断が間違ったかなかと思うと、熱エネルギー処理の技師だそうです)。
F心臓の供血が悪いです(合っています)。
  以上、森田さんの判断をメールして下さい。


 ヤクルトが勝ったのはなぜか、やっと理解できました。
 今度やるときは(もうないですが)、近鉄の監督はコインを振って、吉凶を変えるという方法もありそうです。
 宿題は、もう二時間も格闘していますが、手も足も出ません・・

 
『神秘学から見た宗教』

 この本はある人から送ってもらった本です。この本に面白いことが書いてありました。
 抜粋します。

 キリスト教のヒエアラキーですと、下から上にだんだん位階が上がっていって、人間の上に天使がいて、天使の上に大天使がいる、という考え方で、天使より大天使のほうが上なのですが、仏教の考え方では、重々無人の相即相入ですから、ヒエアラキーが高いか低いかを問題にするのではなく、ヒエアラキーが高い存在であればあるほど、低いところで存在を現すのです。
 だから優れた人間か、劣った人間か、ではなく、どこに仏性を見るか、なのです。
 売春婦は、実は観音様かもしれません。
 そういう考え方が仏教ですから、法身というのは宇宙神ですが、それが応身のかたちをとって、言い換えると、人間の姿をとって現れたとき、それが菩薩であろうと、泥棒であろうと、売春婦であろうと、法身が低いわけではありません。
 見たところただの人間に見えるのです。

 ところで常不軽菩薩(じょうふきょうぼさつ)は面白い菩薩です。
 常不軽菩薩はただの人間ですが、どんな人間かというと、どんな人のところに出かけていっても、「でも私はあなたを軽蔑しません」と言うのを常としていた人です。
 どういうことかというと、例えばバーでお酒を飲んでいて、いい気持ちになっているところに、常不軽菩薩がやってきて、「でも、私はあなたを軽蔑しません。敬います」と言うわけです。
 言われた人は人にからかわれたと思って、怒ってぶん殴ります。
 けれどもいっこうに懲りずに、また他所へ行って、今度は仲間をいじめているところに行って「私はあなたを尊敬します。あなたは仏様です」と言うのです。
 どんなにどなられても、追い返されても、また繰り返します。
 そうやって一生を送った人が常不軽菩薩です。
 ひたすら相手をほめあげて、相手をカッと怒らせたりしながら、自分との縁を作る話なのです。
 ともかく自分に対して怒ったり、殴られたりすれば、それだけで縁ができるはずだと言うのです。

 実は常不軽菩薩はお釈迦様の生まれ変わりです。
 お釈迦様は、ともかくどんな縁でも、その人との関係ができれば、その人を救います。
 ところが自分に対して無関心だったら、関係ができません。
 それでどこにでも出かけていって、すごく嫌味ですが、「私はあなたを軽蔑しません、尊敬します」と言うのです。
 酔っ払っている人のところに行って
「私はあなたをちっとも軽蔑しませんよ。尊敬します」
 という言い方をすることで、相手を怒らせ、自分との縁を作るということを一生やって、人々に仏縁を結ばせるのが、常不軽菩薩の考え方なのです。
 ちょっと変わった考え方ですが、これも典型的な仏教の考え方です。
 喧嘩しでも縁ができれば、仏縁になる。
 お互いに無関心で、どうということはない、という状態が、いちばん仏教にとっては良くない、という考え方です。

 以上です。
 私はこれを読んで面白かった個所があります。それは「縁」というものの考え方です。
 縁というと、前世の縁とか出てくるのが常でした。縁は出会いの理由だったりもします。
 しかし、縁は・・ここで単に出会う人でも、縁なのです。
 そしてその縁を深く持つためには、少しくらいの喧嘩もOKというわけです。
 そういうことが無いと、ただの通りすがりの人になってしまうと言うのです。
 私は人の書き込みに突っ込みをいれてしまう方で、それをするとしばし落ち込みます。
 楽しいはずのHPを、そうでないものにし、息苦しいものにしてしまうからです。
 それでもこの本によれば、それは縁作りなのかも知れないと、少しホッとしました。
 それから仏教では偉くなるほど下に降りる・・というのも、すごいと思いました。



オーラ・メーターとコイン占い

 オーラ・メーターの説明書には「株や相場の予想ができます」と書いてあります。
 コイン占いは、基本的に二進数なので、競馬で何頭も走る馬を占うには、何度も投げなければなりません。
 今度の日曜に競馬に行って、勝つか勝たないかというのは、出ます。
 ギャンブルでもOKなのですが、一対一しかだめなのです。
 しかしオーラ・メーターは、アナログ的であり、概略しか分からないかも知れません。
 でも、逆にコインはデジタル的で、ピンポイント過ぎます。
 それで両者を合体する方法を考えました。
 私は日曜日に10年ぶりに「チャートブック」なるものを買ってきました。
 全銘柄の株価のグラフが載っています。
 それを一つ一つ占っていては、何日かかるか分かりません。
 そこで右手にオーラ・メーターを持ち、左手でチャートブックのページをめくっていきます。オーラメーターがある方向に倒れたものが「買い」です。
 それは複数銘柄出るでしょうが、10個程度なら、コインでも一時間あれば占えます。
 数多くのものから絞り込むには、オーラメーターはとても便利だと思います。
 今週中に、ニッセン以外にも一つ、買いたいと思っていましたので、ちょうど良いです。
 これで、すべて不思議世界で株ができるわけです。



オーラ・メーターによる株価の予想

 ローソン・・あまり上がらない
 カネボウ・・まあまあ上がる
 島精機製作所・・上がる
 日本航空・・まあまあ上がる
 NTTデータ・・まあまあ上がる
 セイコー・・まあまあ上がる

 「上がる」「まあまあ上がる」と出たものをコイン占いで調べましたが、決定的なのはないです。また振り出し・・
 牛肉関係は、オーラ・メーターでは吉と出ました。
 ニチレイは、冷凍食品関係で、オーラメーターで吉と出ました。コインでも吉です。
 損はしません。しかし空亡が解けるのは5月です。
 長い・・でも損はなく、待っていれば儲かります。
 ニチレイは捨てがたいです。空亡の解ける時期をトラさんに訊いても良いくらいです。
 日清食品はオーラメーターで吉と出ました。悪くなさそうです。
 キーコーヒーは、業績は良いですが、株はあまり儲からないでしょう。
 雪印乳業は、オーラメーターで吉と出ました。しかし、回復まで時間がかかります。



トラさんからのメール(11/5のニッセンの予想を外した回答もあります)


 ニッセンを占った卦を見て、値動きがなかった原因を検討して、その理由がわかりました。
 用神の妻財と忌神の兄弟が同時に墓に入ったのです。用神が墓に入ったら、上がれません。忌神が墓に入ったら、用神を剋することもできなくなり、下がることもないです。
 言葉が変わりますが、明日は立冬の日で午後の16時37分が節入りです。そのときから来月が始まり、空亡が××になるから、ご注意ください。
 コイン占いの基本的な組み合わせが4096種があります。月と日を入れると、吉凶の変化ができて、2949120種になります。そして、占いの内容などによって同じ卦ができても、吉凶が違うから、占いに含まれた情報はもっと豊富になります。



 
「理由」の無い日々

 トラさんと神坂さん・・この二人はとても似ているような気がします。
 出会った頃も同じです。登場した本も同じです(『不思議エネルギーの世界2』)。
 そして研究テーマも同じです。どちらも「時空」です。特に最近は「時間」です。
 私は神坂さんのことをトラさんに喋ったことがありました。するとトラさんは
 「神坂さんと言う人は、ノーベル賞を取っても良いくらいですね」と言いました。
 神坂さんはトラさんのコイン占いにとても興味を示しました。
 二人のスタンスも同じです。ひたすらコツコツと研究するタイプです。
 さらに、二人とも超能力者ではありません。
 いえ、正確に言えば、トラさんはかなりの力を持っています。
 しかしそれを使ってやろうとはしていません。彼にとってそれはあくまで道具なのです。
 瞑想するのも道具なのです。道具などというと、その手の人に怒られるでしょうか・・
 よく、「瞑想には目的は無い」なとど言いますよね・・。
 しかし、目的は無いどころか、手段なのです(笑)。
 それで、二人とも私と出会い、私が振り向くまで待っていました。私は二人に、五年もかかって振り向きました。五年間にも渡り、彼らは私にサインを送りつづけてきました。
 一体、何のために?? いえ、もう、何のため・・などというのは、無いかも知れません。
 神坂さんは、今まで書いたすべての論文の、オリジナルを私に預けてしまいました。
 トラさんは、今まで開発したすべてを私に伝授しようとしています。
 それでどうなるのでしょうか?彼らに、結果に対する期待感は、あるのでしょうか?
 何を求めて私にこれほどエネルギーを送るのでしょうか?

 それはもしかすると、私が「理由」を言わないからかも知れません。
 忙しいから・・大変だから・・強くないから(気持ちが)・・・
 弱いから(その分野に)・・難しいから・・・時間が無いから・・
 そういう「理由」はどんな理由であれ、相手を(ある程度でしょうが)拒絶するために使われると思います。本当の理由は、たぶん、別のところにあるのです。
 本心というモノがあるとすれば、「理由」にかこつけてそれを言わなかったら、どんなにガッカリさせるでしょうか?
 神坂さんは、全部の論文をくれるとき、言いました。「私には何の目的もない・・」
 これは「私には何の理由もない」というのに、似ていると思います。
 人は理由を求めます。あの人と出会った理由・・ここに来たワケ・・
 理由を見つけて満足します。理由を使って説得します。
 しかし理由を言わずにずっと過ごせたら、素晴らしいと思いませんか?
 私は神坂さんとトラさんから、理由なき生き方をさせられています(変な言い方ですが・・)
 毎日の宿題も、「今日は忙しかったから出来ません・・」などと、絶対に言えません。
 たとえ、本当に忙しくて宿題ができなかったとしても・・です。
 なぜなら彼も「今日は忙しかったから宿題が出せませんでした」などと言ってきません。来ない日は、ただ、来ない日なのです。
 神坂氏にしろ、トラさんにしろ、五年間は、信頼を積み重ねる時間だったような気がします。



新日鉄

 オーラ・メーターとコインでは吉と出ました。
 トラさんにも私の解釈を送りました。以下はトラさんからの返事です。

 妻財は隠れているが、月と同じで強いです。
 日に剋されてバランスが取れているが、原神が発動して生じるから、強くなります。
 この卦から判断すれば、妻財の飛神は月破になって、今月の空亡が解かれるとき上がります。来月も上がります。


 トラさんもこう判断したので「買い」です。
 164円で買いました。初めてオンラインで買いました。

 
宿題と「奴」

 宿題は、簡単です(笑)。だって、リスクを踏んだトラさんの後を追うだけだからです。
 次に書くことは、もうここで一度書いた話題かも知れませんが、それでももう一度書きます。

 息子が大学に落ちた人がトラさんのところに相談に来ました。
 その後の人生をどう生きれば良いかを占ってもらうためです。
 そしてコインを振ると・・なんとそこには、「明日の朝5時に、お父さんであるあなたが息子が受けた大学に行きなさい。そうすれば受かります」と出たのです。
 相談者は言いました。
 「息子はもう大学に落ちたのです。5時に行ってどうするのですか。」
 トラさんは言いました。
 「だってコインに出てしまったのです。朝5時とは言え、毎日ではありません。明日一日だけです。コインにだまされたと思って行って下さい。私も興味があります。」
 彼は朝5時に行きました。すると偶然に昔の同級生に会いました。
 同級生は言いました。「なぜこんなところにいるんだい?」
 彼は答えました。
 「これこれしかじかで息子がここを落ちて、占い師に相談したら5時に来いと・・」
 「息子さんが大学に落ちた? そんなのお安い御用です。私はあれからここの教授になり今は入学試験の責任者です。すぐ合格に変えてあげます。私はあなたに借りがありましたよ。それをお返しできれば私も嬉しいです。しかし私はきょう5時にここに来たのは出張するためです。5時でなければ会うこともできず、入学できるチャンスも、もうありません。いったい何の占いですか。」
 「コイン・・です」「えーー、コイン・・!!!」
 というわけで、大学に入れたのです。

 私はこの宿題も出来ました。でも、相談者を目の前にして、いくらコインに「朝5時」という情報が出ても、ここまで言えるでしょうか?
 これが最初にリスクを冒す者と、後追いする者の違いです。
 さて、私は思いました。「奴」について・・です。
 「奴」はリスクを冒しています。この世界を作ったというリスクを冒しています。
 私達はその後追いをしているに過ぎません。なぞなぞの宿題をこなしているのです。
 しかし、もしも「奴」がいなかったとしたら・・私達はリスクを冒しながら世界を創造し、同時に「理由付け」となるべき宿題をこなしているのです。
 本気で「奴」と対面するには、5時に行きなさいと言わねばならないし、5時に行かなければなりません(笑)。しかし・・奴には・・理由すら、無い可能性もあります・・

 
コイン占いの、生き方への影響

 山西省から帰る時の吉凶を占ったら、それは「順調にいかない」と出ました。
 ハイジャックには会わないけれど、それ寸前の悪い結果が出ました。
 待ち時間の長さ、環境の悪さ、物を取られる・・
 でも、これが出ても・・いや、これが出たから、ある意味楽しかったのです。
 「ふーん、コインはこれをこう判断したのか・・」などと、現実と照らし合わせていけました。
 人の幸せは、コインで測れるでしょうか?トラさんのマニュアルには、「幸せか不幸か」という項目はありません。コインにはそれが、たぶん分かりません。
 吉でも凶でも、幸か不幸かは関係ないと思いました。

 ビルのオーナーが潰れてしまい、不思議研のビルは銀行が差し押さえました。
 うちの敷金も銀行が差し押さえました。その関連で内容証明の郵便物が頻繁に来ます。
 でも、コインで占うと「来年までは何をしても無駄」と出ました(笑)。
 他のテナントがあたふたしていても、私は「不思議の友」の編集に専念できます。
 コインが予測できるのは、横時間だけなのです。それの吉凶は縦時間には関係ありません。横時間の未来に心配な私達・・
 でも、それをズバリと言われてしまうと、踏ん切りがつきます。
 私の場合、縦時間に突入しやすくなります
 私はコイン占いで、行き方が積極的になってしまいました。



トラさんからの宿題


 易に興味を持ったアメリカのあるソフト会社のマネージャさんは山西省にダンさんを訪問にきました。私も同席しました。
 そのとき私に占いをしてもらったのです。数日後アメリカにソフト関係の展示会があり、展示会に参加して、利益があるかという質問でした。
 ×××という卦が出ました。私はこう判断しました。
 今度の展示会は開催されることがないので、利益はぜんぜんありません。
 不意にその日にテロ事件が起こって展示会が取り消されました。
 その理由を述べてください。


 難しい・・これから本格的に取り組みます。
 でもこれが本当だとすれば、コインを振ったアメリカ人は、「知っていた」ことになりますよね・・
 「知っていた」のはアメリカ人でしょうか・・それともコインでしょうか・・

 その後の解答と次の問題です。

 森田さんの答えに間違いがありません。
 展示会が行われない理由は空亡のほか日の墓として××にも入っているからです。
 後で考えてみると、日を直せば官鬼になり、官鬼は敵や悪者の意味ですから、たぶんそれはテロの情報でしょう。



 
エネルギーの強弱と波動

 株の予想を外しつづけています。その大きな原因は、エネルギーの強弱です。
 私にはエネルギーの方向性はわかるのですが、強弱が分かりません。
 というより、強弱は、まだ習っていないのです。
 世の中はエネルギーの強弱関係で動いているのでしょう。
 株を上げるエネルギーが下げるエネルギーより強ければ上がるでしょう。
 でも私にはその「本数」しかわかりません。
 上げのエネルギーが何本で、下げが何本か・・その差し引きで推理しているのです。
 でも、何度も繰り返しやれば、自分でも体得できるのではないかと思っています。
 古代の人は、そうやって開発したのですから・・

 ところでトラさんが出す宿題は、「上がるか下がるか」というようなものではなく、現象の特徴のようなものを捉えるものが多いです。
 私はトラさんの宿題は、大変によくできるようになりました。
 これは強弱関係が少ないからです。
 エネルギーは波動でしょう。その波動の周波数を読むのが、まさに、宿題なのです。
 結婚問題や相性問題や仕事運などは波動の周波数の方なのです。
 この差は何かと考えました。
 株はせめぎ合いで決まります。両者の波動なんて関係ありません。
 波動の方は、人間個人が作り出しているのではないでしょうか・・。
 しかしその波動は、本来、人が内部に持つものなのか、もしくは関係性の「間」に持つものなのか・・。関係性の間とは、自分と「奴」との間のことです。
 今の私は、コイン占いサイドからでも、「奴」との狭間だと思います。
 なぜなら、自分の運命なのに、外部の因子が多いのです。外部の因子、それは変数です。
 トラさんは、その外部の変数を変えることにより、相談者の運命を変えるのです。
 例えば、8匹のうさぎ・・例えば、9個の鈴・・
 外部の変数を変えること、それはカルマの入れ替えともいえます。
 しかし、株は動かせません。そこには波動の周波数が無いから・・

 カルマの代行は、生きたうさぎではなく、置物でもぬいぐるみでもよかったそうです。
 あれ以来トラさんは、生きものを換わりにすることを推薦していません。
 置物だと、そのとき壊れたりするのです・・
 実は、うさぎが死ぬ前から、これは始まっていました。
 なぜなら、「トラを身代わりに・・」という情報が出たんです(笑)。
 トラは飼うことができないので、置物にしました。すると病気は全快したそうです。
 そしてトラの置物は、壊れました・・



トラさんからのメール(テロ)


 コインはテロを知っていたかという問題ですが、コインは意識がないから、テロを知るわけはないでしょう。
 でもなぜコインがそんな予知の力を持っているか、超能力と同じようにまだまだ解明されていませんね。頑張って解明しましょう。


 今のところ、トラさんの弟子の中では、「解明」しようとする人はいないようです。
 「利用」しようとする人がほとんどです。
 トラさんは「利用」には興味は無いようです。解明したいのです。で、私もそうです。
 「トラさん、未来の変え方を早く教えてよ」と言ったら、「未来を正確に当てられなくて、どうやって変えるのですか?」と言われました。その通りです。

 
コイン占い講座・・易の宇宙観

 トラさんのテキストをそのまま出します。

陰陽説
 世の中には男がいれば、女もいます。吉があれば凶もあります。
 つまり、宇宙に存在しているすべての物事が、プラスとマイナスの両面性を持っています。
 宇宙自身も明在系の部分と暗在系の部分からなっていて、陰陽的な存在です。易の考えでいえば、陰と陽は離れて独自には存在できないものです。
 易という言葉は、字面どおりに日と月をひとつに合わせたもので、日は陽で月は陰です。
 陰陽合体を表すように作られた文字で、同時に変化の意味ももっています。すなわち、宇宙は陰陽合体で、陰陽の作用によって変化しています。
 この文字の前に周という文字を置いて、周という時代に完成されたという説もありますが、正しくありません。
 周とは「ぐるぐるめぐる」という意味で、宇宙が一定のルールをもって、類似した重複性と循環とがあることをあらわし、成りたち、留まり、壊れ、空に戻ることを繰り返して、始まりと終わりがないように変化していくのです。
 同時に宇宙のなかのあらゆるものはみなそうなのです。
 人間を例にしていえば、人間は宇宙の精華で、宇宙の縮図なのです。
 人体の謎を解けば宇宙の謎もわかるようになります。
 人間は、陰である霊体と陽である肉体の合体です。
 陰の霊体が天の気(陽気)を受けて肉体を得、地の気(陰気)を取り入れて初めて人間そのものになります。
 ですから赤ちゃんとして、地に落ちて生まれるのです。
 人間は、霊界(宇宙の暗在系)から世の中(宇宙の明在系)に来るのが、陰から陽に変わる過程です。
 人間の性別からいえば、女は陰で、男は陽です。
 人体でいえば、上半身は陽で下半身は陰、背中は陰で胸は陽、左は陰で右は陽、体外は陽で体内は陰、腑は陽で臓は陰です。
 人間の一生も陰陽の変化を示したものです。
 胎児は陰で、生まれた赤ちゃんは陽、小さいときは陰で大きくなったときは陽、若いときは陽で年をとると陰、生きているときは陽で死んだときは陰です。
 ですから、子どもと死にかかっている人は、普通の人よりも陰的な世界が見えやすいのです。
 陰陽はいつでもどこでも存在し、対立しあい、矛盾しあうものなのです。


 実にコイン占いを始めると、この「陰陽はいつでもどこでも存在し、対立しあい、矛盾しあうものなのです」というセンテンスとの勝負なのです。
「奴」はこの狭間にいるとも考えられます。
 でも、人間は陰陽に善悪をつけてしまいました。
 コイン占いに善悪を持ち込むと、大切な何かを見失います・・

 
コイン占い講座・・コイン占いと神

 トラさんのテキストの抜粋です。

 コイン占いで最初に述べるのは、卦をとる方法です。
 ふつうは三枚のコイン(できれば丸に四角い孔のあいた古銅線をつかってください)で卦をとり、擲銭法(てきせんほう)と呼ばれます。
 この方法は、2000年以上前の戦国時代と漢代のあいだに生まれたもので、筮竹から卦をとる方法よりも時間的に短くて簡単にでき、より普及して広くつかわれてきました。
 最初にコインをつかったのは、天・地・人の三元と陰陽との発想からだったのですが、この方法でとった卦で占うとよく当たるということで、コイン占い家に愛用されました。
 ひとつのコインには裏と表があり、それは陰と陽のシンボルです。
 コインの丸い縁は天のシンボルで、真ん中の孔は地のシンボルです。
 縁と孔のあいだにある部分は肉といって、肉体をもった人間のシンボルです。
 つまり、一枚のコインには天地人の三元がそろっているのです。
 三枚のコインをつかったのは、「道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ずる」、という易の宇宙観を示したもので、宇宙のなかのあらゆる事象の変化が、三枚のコインで分かるのです。
 昔の占い師は、卦をとる前にかならず体をきれいに洗って焼香し、神さまに願をかけました。
 しかしコイン占いには、神の存在の認識がありません。
 コイン占いがよく当たるのは、宇宙のすべての情報が時空を超えて存在するという理論(全息論)、および人体磁場とに関係があるからです。
 ですから聞きたいことがあれば、その結果が卦の形であらわれてくるのです。
 一般的にいえば、ひとつの卦に聞かれた情報があらわれるのはもちろんのことですが、コイン占いの達人にとっては、複雑な判断ができるばかりではなく、聞かれた以外の情報まで導き出すとができるのです。


 「コイン占いには、神の存在の認識がありません」なんてすごい言葉でしょうか・・
 ここで言っている神とは意識を持って、我々をコントロールする神のことだと思います。
 もしも神がいるなら、占いはまさに、神の情報を取ってくることになります。
 だから線香で身を清める必要があったのではないでしょうか・・・
 しかし神の存在の認識がなければ、それは開かれた情報から取って来れるはずです。
 もしもその情報全体が「奴」であるならば、我々は「奴」の懐にコインを投げて、情報を取っていることになります。
 しかも、その方法が神がかった何かではなく、まさに神を冒涜しているかのような「コイン投げ」であるのです。
 トラさんはずっとチベット密教の修行をして、その後、禅宗に帰依しました。
 時空の螺旋構造的考え方と、ここでの神の存在を認識しない・・というのは、チベット密教的でもあり、禅宗的でもあり、彼の考え方です。

 さて、古代人は、神を畏れていました。
 人の生死は神の仕業・・雨が降らないのも神の仕業・・
 人の縁も神の仕業・・事故に遭う、遭わないも神の仕業・・
 でもそこに疑問を持つ人がいました。大昔、コイン占いを開発した人です。
 たぶん彼は神を「奴」と呼んだ、最初の人かも知れません。
 そう言えば神坂さんも、「神の一撃は無くても、宇宙は始まることができたはず・・」
 と言っていました。
 私が毎日紹介している事例も、エネルギーと情報から回答を得ています。
「奴」はエネルギーと情報なのかも知れません。
 神に意思など、無かった氈Eいや、意思を持った神など、いなかった・・
 ではなぜ我々は意思を持っているのか・・という質問の前に問うことがあります。
 「この意思は、ほんとうに自分のものですか?」・・・と。
 もしも「自分のもの」などがあれば、そもそもコインは占うことができるのでしょうか・・
 情報とは、エネルギーの波動に、変調をかけているのではないでしょうか・・
 つまり情報は独自では存在しない・・エネルギーと共にありし・・
 その情報を、我々は神と呼んだ・・
 電波に声の情報が乗っているのがラジオ放送です。
 コイン占いは、エネルギーと、それに乗った情報をキャッチするラジオかも知れません。

 「コイン占いには、神の存在の認識がありません」
 これはとても深い問題だと思いました。この言葉のもつ意味は、大変に深いはずです。
 私達は、神を置くことによって孤独から逃れてきました。いえ、神でなくてもかまいません。意味付けでも、いいのです。意味付けも、孤独から逃れる方法です。
 成長という意識・・それも孤独から逃れる方法です。
 でも、「神の存在の認識がありません」には逃げ場がないのです。
 時空の意味は、私達自身で探さないといけません。
 他者としての「奴」がいるより、孤独な旅です。
 「神を認識しない」・・これはまさにコイン占いの態度そのものだと思います。
 他の占いは、運命的なものが多いです。四柱推命は、生まれた日です。
 星占いも生まれた日です。変えることができません、血液型占いも同様です。
 何か、そこには運命というか・・時空側が仕込んだものを感じざるを得ません。
 強大なパワーの下で、運命を背負って生きる小さな人間を感じます。
 しかしコインはどうでしょうか・・私は、仕組まれたものを感じないのです。
 時空と対等・・という感じを受けます。だから、孤独なのです・・たぶん。

 
五行説

 トラさんのテキストからいきます。

 易の思想によれば、五行は物質世界(見えないものも含まれる)を構成した五つの元素です。宇宙のすべての物事にみな五行の成分があり、あらゆる物の変化と事柄の発展に、五行が作用していると考えられています。
 五行を具体的にいえば水・火・木・金・土で、宇宙を抽象的にまとめて五つの元素に分けたのです。
 おのおのの属性を示せば、水、雨、雪、夜、黒色、寒さ、北、潤いなどは水性に属し、炎、光、白昼、夏、赤色、南、暖かいものなどは火性に属し、植物、朝、春、東、生長するものなどは木性に属し、金属、冷たいもの、硬いもの、秋、白色、西、および凝固・収斂の働きをもつものなどは金性に属し、土、山、石、生物を芽吹かせるもの、変化、黄色、中央などは土性に属します。
 五行説は物事の性質を分類しただけではなく、物事の内部運動の規律を述べたものです。すなわち五行のあいだに相生相剋の現象があればこそ、物事に変化が生じるのです。
 五行の相生相剋とは、古代の人が長期にわたって自然現象を観察して、五行の考えで編みだした物質のあいだの生成と制御の規律です。易の占いが、これらの五行の相生相剋の原理によって吉凶のゆくてを判断するのです。


 「五行を具体的にいえば水・火・木・金・土で、宇宙を抽象的にまとめて五つの元素に分けたのです。」みなさん、何気なく読んだでしょうか・・
 でもこれは、「奴」の性質そのものだと思いますよ・・
 ちなみに今日11月16日は・・11月が水で、16日が土です。
 これはコインを振る日の五行なのです。
 もしも占いたいことが木と出れば、「月から生じられて」・・となり、吉となるのです。
 なぜ占う日が関係するのでしょうか・・とても不思議です。
 月日に代表される時間は、エネルギー的な何かの要素をもっているのでしょうか・・・
 「水・火・木・金・土」は、水星、火星、木星、金星、土星・・とも取れます。
 なぜ4でも6でもなくて、「5」なのか・・・それを考えると、眠れなくなります・・
 五角形を書き、その中に対角線を入れていくと、星型になります。
 それは永遠に星型で循環する・・他の図形だと、なかなかそうはなりません。
 そうなる最小の数字が「5」だったのでしょうか・・・

 「生じる」の反対は「剋する」と言います。
 五行のそれぞれの要素は、他のものを生じたり、他のものから生じられたり、他のものを剋したり、他のものから剋されたりします。
 で・・・ここで、「他のもの」とは、自分にとって同じものが出現してはなりません。
 生じるものから剋されたりしては、いけないのです。
 必ず別のものから・・でなくてはなりません。
 こういう関係が成り立つ最小単位が「五」だと、思いませんか?
 「五」以下の数字で、これが成り立つのは、ありますか?
 Aを生じ、Bから生じられ、Cを剋し、Dから剋され・・そして自分はE・・
 ここからイメージされるのは、循環ですね。
 宇宙は、「唯一、その関係で閉じる」というものを作らなかった・・。
 自分Eは、ABCDの全てと関係している・・・
 そして、全体のプラスマイナスは、ゼロです。

 
コイン占いと未知のエネルギー

 今肌色部屋では、神坂さんの論文の検証が行われています。
 ロケットはなぜ飛ぶか・・ニュートンの第三法則(作用反作用の法則)は間違っていたのか・・等々・・
 そして、その延長に、コイン占いがあるような気がします。
 コインを振って落とすまでに、何らかのエネルギーが働いている可能性があります。
 普通なら、表と裏の出る確率は50%のはずです。
 それが占う事象によって変わるとすれば、そこに事象ごとのエネルギーが働いている・・と考えても良いはずです。
 コインは、慣性の法則ではなく、未知のエネルギーの流れに乗っているからではないでしょうか・・つまりコインの物質を作っているエネルギーの渦が、未知のエネルギーの流れに乗っている・・
 コインを振るときに意識すると言う行為は、未知のエネルギーに「流れ」を与える行為・・
 重力と意識と未知エネルギーも、未知のエネルギーの現われだと言えないでしょうか・・
 そこに何も変調がかかってなければ、まっすぐ落ちるだけ・・
 しかし意識が変調を与え、流れを変える・・
 コイン占いが人生をも当てるのは、私たちの人生も、未知のエネルギーの流れに乗ってしまっているから・・未知のエネルギーは時間をも作り出しているから・・・
 未知のエネルギーは時間をも作り出しているとすれば、コインの進路だけに流れを作るのは、簡単なことかも知れません。

 
どこまで行って、「止まる」か

 易経の研究者も、「負け」ます。
 どうしてそうなっているのかと聞くと「陰陽五行でそうなっているからだ」と答えて、そこで「止まる」からです。
 これは電波はなぜ飛ぶのかと聞いたとき「マックスウエルの電磁方程式があるからさ」と答えて「止まる」のと同じです。
 「なぜりんごは落ちるのか」と訊いて、「ニュートンの法則で分かるでしょ」と答えて「止まる」のと同じです。学者は法則で止まります。
 しかし、私には、なぜその法則が存在しているのか・・が問題なのです。
 ここでは、「なぜ陰陽五行が存在するのか・・」が問題なのです。
 誰か、答えられますか????

 ところで、私からは、みなさんに訊きたいのです。
 陰陽五行の要素は、生活の中の「木」とか「水」とか「火」とかから、来ているのでしょうか?それとも太陽系の惑星でしょうか?どちらだと思いますか?
 私は、惑星だという気がしてならないのですが・・・
 その理由の一つに、例えば、トラさんの宿題の解答に「血の意味を持った白虎が臨んだ忌神は発動して」というのがありましたが、「白虎」は天体の星の名前なのです。
 コイン占いの要素は、天体から来ているのではないかと・・・
 最初の開発者は、「奴」を睨んで、天体を見ていたのではないかと・・
 コイン占いはピンポイントの出来事を占いますが、そのバックボーンは大宇宙だと・・
 コイン占いは神の存在を認識しません。
 「奴」は意識体ではなく、時空そのもの・・
 だとすると、星座が出てきてもおかしくないと思います。

 
地軸の傾きから割り出される月日のエネルギー

 トラさんの11月6日のメールに「明日は立冬の日で16時37分が節入りです。そのときから来月が始まり」というのがありました。
 コイン占いでは、月日も大いに関係しています。その基準は、大変に厳密なものです。
 トラさんの「16時37分」という記述を見れば分かると思います。
 さて地球の地軸は約23.5度、公転面に対して傾いているため、黄経(天球上の太陽の通る道筋)と赤経(赤道を天球に投影したもの)は約23.5度の角度をなしています。
 そのため、1年に2度だけ黄経と赤経は交叉し、その交点の一つを春分点として、基準点にしています。
 それを正確に使って分けているのが、コイン占いに使う、独自のカレンダーなのです。
 同じ目が出ても、16時37分に、吉凶はひっくり返るのです。
 同じことを占うとき、日にちが違うと、別の卦が出ます。そして結果は同じです。
 それは地球の公転の位置を、コインの目と比較しているからです。
 何を・・おそらく時空を流れるエネルギーです。
 地球の公転の位置と、地軸の傾きが織り成す何かは、私たちの「運命」に何かしらの影響を持っているのです。奴のシステムです。
 ヨーロッパではこの時代、天体望遠鏡さえなく、おまけに天動説の時代なのに、東洋ではすでに地球の公転と地軸の傾きを計算に入れていました。
 本当にコイン占いは、地球が原産地なのでしょうか・・
 六神にまつわる星座観といい、視点があまりに宇宙的だからです。

 

地軸の傾きから割り出される月日のエネルギー2

 トラさんの11月6日のメールに「明日は立冬の日で16時37分が節入りです。そのときから来月が始まり」というのがありました。
 では、みなさんに質問です。
 16時37分というのは、地球から見てこの時間に立冬になるのでしょうか?
 何を訊いているのかと、疑問に思いますか?
 つまり運気を制御する太陽からのエネルギーは、光速を超えているのかという問題です。
 日の出の時刻は新聞等に出ていますが、あの時間を考えてください。
 太陽から発せられた光線は、地球に届くまでに8分かかります。
 日の出の時刻には、「本物」の太陽はすでに上に上がっているはずです。
 その光が届くのに8分かかるからです。
 ですので太陽に関わる観測データは、特に生活に関わる部分に関しては8分遅れているはずです。
 同様なことは立冬にも言えます。今まで私が調べた範囲ですと(違うかも知れませんが)、コイン占いに使う太陽の位置のデータも、8分遅れているのです。
 「明日は立冬の日で16時37分が節入りです。そのときから来月が始まり」とトラさんは言いますが、「本物」の太陽の位置で計算しているのなら、16時29分に節入りしているはずです。

 なぜ私がここに引っかかったかというと、「観測している者が主人公なのかどうか・・ということです。これなら相対的視点となります。逆に無限大のスピードで考えているのなら、絶対的な視点となります」・・という点です。
 人間という相対的な視点か、絶対的な視点か・・
 で・・コイン占いは観測データーを使っている様子なので、人間の視点なのです。
 「気」は無限大のスピードだ・・などと言いますが、コイン占いと「奴」が結びついているとすれば、「気が無限大のスピードだから、どうしたの?」と言われそうです。
 コイン占いは五感だけで充分なのです。私たちが見える範囲、聞こえる範囲で良いのです。ということは、「予知」は私たちの範疇なのかも知れません。
 もう一つ、視点を変えた言い方をすれば、
 「運が伝播するスビードも、光速を超えることができない」・・のです。
 ちなみに太陽が爆発して無くなっても、8分間は太陽に引っ張られます。
 重力波も光速だからです。運が尽きるのは、8分後です(笑)。
 ちなみに、月は二秒で、土星は確か二時間です。
 コイン占いは、どうも、超常的なものを排除しているように思えます。
 でも、問題は山積みです。自転をどう処理しているのか、イマイチ不明なのです・・・
 自転もかなり「効いている」のです。ある意味、公転以上に・・
 「自転の効き目」とは、毎日吉凶が入れ替わるほどの「日にち」の持つ重さです。
 これは螺旋運動をしているという考え方が無いと、生まれないと思うのです・・・

 しかし・・・東洋の古代人は、本当に地動説だったのでしょうか・・?
 ある程度は、天動説でも可能だと思うのです。それでも、螺旋運動的考え方は無理かも知れません。なぜかと言うと、月のデータより日のデータの方が重いのです。
 日のデータは自転系です。月に生じられるより、日に生じられる方がより「吉」なのです。ここで言う月とは、公転ですよね・・・
 沐浴の地も、地球の自転と公転のエネルギーで、なるべくしてなるのかも・・(笑)
 もともとコイン占いでは、月日から剋されたらアウトなのです。
 しかし、月日から剋されても逃げる手があります。それは空亡です。
 8匹のうさぎや、9個の鈴や、緑の線は、月日のエネルギーとのマッチングにあると言っても、過言ではありません。
 私は女装するとエネルギーが高まります。
 それは月日のエネルギーと関係するのでしょうか・・



五行の授業

「五行の相生相剋とは、古代の人が長期にわたって自然現象を観察して、五行の考えで編みだした物質の間の生成と制御の規律です。易の占いが、これらの五行の相生相剋の原理によって吉凶のゆくてを判断するのです。」(トラさんのテキストより)

「水は木を生じ、木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生じる。」
 理由は「木性に属する草花や木は水がなければ生えることができなく、水のおかげで生長していくことから水は木を生じ」「木性に属する木は燃えて火になるから、木は火を生じ」「火は燃えきると土のような灰になることから、火は土を生じ」「金属を作る鉱石などが土の中から取り出されたことから、土は金を生じ」「金属は溶けて水のような液体となる、あるいは金属の表面に雫が付きやすいことから、金は水を生じる」と考えられたのです。

「水は火に剋ち、火は金に剋ち、金は木に剋ち、木は土に剋ち、土は水に剋つ。」
 理由は「水は火を消すことから水は火に剋ち」「火は金属を溶かすから火は金に剋ち」「金属は木を打ち倒すことから金は木に剋ち」「木は土を破って根を張ることから木は土に剋ち」「土は水の流れを堰き止めることから土は水に剋つ」です。


書き込み期間:2001/11/01〜2001/12/02


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