テーマ:「六爻占術2001.12─トラさんとの宿題のやりとり」
書き込み期間:2001/11/30〜2001/12/10
要旨: 宿題を通して卦の読み方を勉強していくと、物も人も、そして自分も他者も対等にエネルギーを持って動いていることが分かってきます。
例えばコイン占いにおいて自分を表すのは世爻ですが、それとは別に占いの対象である用神というものが設定されます。また、人とそれに付随する物体それぞれに別個の運命があって、その情報も読み取ることができます。
自分だけを中心に考えると見落としてしまう情報もあるのです。 ●目次
○11/30の宿題 ○12/1の宿題
○12/2の宿題 ○12/3の宿題
○12/4の宿題 ○12/5の宿題
○12/7の宿題 ○12/8の宿題
○12/9の宿題 ○12/10の宿題
<トラさんからの問題>
置く場所を忘れた身分証明書を見つけるかどうかと占った例です。
地澤臨が地水師に変わるという卦です。
森田さんに結果や応期などを判断してください。
明日は実際に当たった状況を教えます。
<森田の回答>
身分証明書を意味する父母が月と日と同性五行なので、これは見つかる情報です。
さらに本人を意味する世爻が父母を生かしているので、これも見つかる情報です。
なくした身分証明書がどこにあるかと言うと、坤宮は西南の方向を意味し、初爻は田舎の意味があり、さらに父母に臨む青竜は飲食、酒宴の意味があるので、西南の方向にあるちょっと田舎に行った飲食店に置いてきたのでしょう。
世爻が空亡なので、その空亡が解かれる卯日に見つかるでしょう。
<トラさんの解答>
森田さんの答えはよく出来ました。
事実は正解のとおりですが、見つかった場所はその人に聞いていないからわかりません。
でも森田さんの推断も正しくないとはいえません。
さて、私が出した昨日の判断です。
身分証明書を意味するのは父母です。
父母が月日から同性五行の助けを受けて、強いので見つかります。
しかし父母が発動して空亡に変わって、空亡が解かれる日にならないと見つかりません。
森田さんは世爻の空亡を見ましたが、それは一日のズレを起こします。
ここでは父母の発動の空亡が見つかる日です。実際に甲寅日に見つかりました。
森田さんが判断した翌日です。でも、よく出来ました。
<問題>
ある人は年運を占ってもらい、山澤損が火水未済に変わるという卦を得ました。
次のような判断をしました。
一年に金運が良くないばかりか、六月と七月にはお金の損もあります。
このほか奥さんの体にも気をつけなければなりません。
そのときに病気にかかる恐れがあります。
結局判断したとおりでした。
<森田の回答>
財運を意味する妻財が空亡なので、一年を通して財運は良くありません。
しかも妻財には奥さんの意味もあり、体には気をつけなければなりません。
午月(六月)は妻財を月破とし、未月(七月)は世爻を月破とするので、要注意です。
<トラさんの正解>
今日の答えもよく出来ました。昨日の例の正解です。
妻財が弱すぎます。
世爻に兄弟を持って暗動して、日にある未、三爻に発動した戌土を入れては、妻財が三つの兄弟に剋されるので、一年の運を占えば、一年中金運がよくありません。
妻財に病気の意味を持った白虎が臨んで、妻財は妻の意味もあり、六月は午で、妻財を沖するから、妻が病気になるでしょう。
もともと卦には妻財が暗動した丑土と相合関係ですから沖される月が発生期になります。
12/2の宿題
<問題>
ある人は失くした金無垢の指輪を占い、火山旅が艮為山に変わるという卦を得ました。判断は次のようです。
@見つかります。でも部屋にありません。
A庭の北西にごみの山があります。うっかりしてごみと一緒にあそこに捨てられたと思います。
指示したとおりに探せば、ごみの捨て場からありました。
判断したよりどころを述べてください
<森田の回答>
世爻に子孫が臨んでいるので、金無垢の指輪は、うっかりどこかに忘れたのでしょう。
妻財が月から生じられ、日とは同性五行なので盛んで、しかも世爻が妻財を生じています。したがって見つけようとすれば、見つかるでしょう。
妻財は発動して子孫戌土に変わっていて、戌は北西の方向を意味しますので、北西にあるでしょう。
妻財は第四爻にあり、第四爻はトイレ、ごみためなどの意味があるので、そこにあるでしょう。
(世爻(自分)が妻財(指輪)を生じているから、「見つけようとすれば見つかる」という表現です。もしも逆なら、何もしなくても出てきますよ・・たぶん。向こうがこちらを生じてくれるから・・)
<解答>
森田さんの答えはますます上手になりました。森田さんの答えに間違いはありません。 妻財を用神とします。
妻財が月に生かされて日から同性五行の助けを受けて強いです。
そして発動して回頭生に変わって見つかります。
しかし、妻財は外卦に発動して、なくした指輪はもう部屋の中にありません。
応爻にあるから、別のところにあると判断できます。
変爻の子孫戌土が用神を生じるので戌に対応する場所は指輪を見つける場所になります。
戌は土の属性で、北西に対応しています。それに変卦が艮為山で山の情報があります。
用神の爻位に汚いという意味を持った玄武が臨んでいるので、山ほどになったごみの捨て場との情報が出てきます。
そう判断したら、庭の北西にあるごみの捨て場から占ったとおりに指輪を見つけることができました。
「妻財が月に生かされて日から同性五行の助けを受けて強いです」この部分が重要です。
ここでの妻財の五行は「金」です(出し方は後で習います)。
月の五行は「土」です。「土」は「金」を生じます。
日の五行も「金」です。妻財は「金」なので、同じです。
これを同性五行と言い、生かされるのと同じです。
指輪は妻財です。用神という言葉が出てきますが、これは「目的」の意味です。
ですのでこの占いでは目的が指輪を探すことなので、妻財が用神となります。
ちなみに男性が女性の恋人を探す場合も妻財が用神(目的)となります。
女性が男性の恋人を探す場合は官鬼というのが用神となります。
さて、指輪の件に戻ります。用神は月から生かされ、日からは同性五行でした。
これは月日からエネルギーをバッチリ受けています。ですので無くし物は見つかります。
コイン占いでは、この月日との生剋が最も重要です。
指輪の件だと、用神は妻財になりました。
このほかには世爻という形容詞のような情報も出てきます。
世爻とは自分のことです。応爻とは相手のことです。
指輪である用神が世爻になくて応爻にあるので、自分のところではないという情報です。
つまりコインには、それぞれの立場という情報が出るのです。
12/3の宿題
<問題>
ある女性はトラックを運転して外出し、なかなか戻らない弟さんの帰り日を占ってもらい、風雷益が風澤中孚に変わるという卦を得ました。判断は次のようにしました。
@出した弟さんは無事にいます。
A本日に帰ってきます。
B本日の七時から九時までの間に帰ってきます。
C途中でタイヤがパンクして遅れているのです
理由を述べてください。
<森田の回答>
用神は弟さんなので兄弟寅木です。世爻が空亡なのでまだ留守の情報です。
@外出した弟さんは無事にいます。
用神は日と同性五行で、発動して進神なので無事です。
A本日に帰ってきます。
用神が世爻を剋しているのですぐ帰ってきます。
用神の地支が寅で、それは本日なので、本日帰ってきます。
B本日の七時から九時までの間に帰ってきます。
世爻の空亡が解ける時刻、すなわち辰刻(七時から九時)に帰ってきます。
C途中にはタイヤがパンクしたことがあります。
用神は第二爻にあり、ここは足の意味ですが、今はタイヤでしょう。
青竜が臨んでいますが、これには痛いの意味があるのでパンクしたのでしょう。
<解答>
今日の答えもよくできました。
ただしタイヤがパンクした理由が不十分で正解を読んでください。 用神が強くて発動して世爻を剋するので、すぐに帰ってきます。
世爻が空亡になっても早く帰ってくる情報です。
用神が日の地支と同じなので、本日に帰ってきます。
世爻が空亡で辰の刻になると空亡が解かれるので、七時から九時の間に帰ってきます。
トラックは父母を用神とします。初爻にあれば、車輪やタイヤと解釈できます。
月破になっているから、タイヤがパンクしてしまうでしょう。
用神を二つ作ったことが驚きでした。
もっともトラさんの授業では、前にも出ていましたが、あらためて驚きました。
用神とは、占う対象です。
最初は弟さんの安否でした。それで「兄弟」を用神として判断しました。
私はそこでパンクの情報を「兄弟」が臨んでいる情報から取ろうとしました。
しかし弟さんとトラックは、別の人格だったのです。
トラックには独立した「父母」という用神が与えられました。
「父母」には乗り物という意味があるからです。
そこには確かにパンクの情報が出ていました。
これは「あのトラックはどうしたんだろう」という問いかけでコインを振っても出る情報でした。
トラックの運命は、パンクでした。その運命に、弟さんは付随しただけなのです。
人間を中心にばかり考えたから、私のように、弟さんからすべての情報を取ろうとしたのです。
妊娠の問題でも、同じようなことをやっていました。
私は妻財(奥さんのこと)を用神にして判断しようとしていました。
しかしトラさんは子孫(子供)でした。妊娠は、すでに胎児が主人公なのです。
万物は、その波動の運命で生きているのかも知れません。
そして物と触れ合うのも、その接点なのかも知れません。
物体もエネルギーの真っ只中なのです。人間でも物体でも、平等なのです。
少なくともコイン占いの世界では・・
<問題>
ある女性は婚姻のことを占ってもらい、山天大畜が地天泰に変わるという卦を得ました。次のような判断が出ました。
一生涯には二度と結婚の経験をしなければなりません。
いままでは一度結婚しましたが、1993年に夫がなくなり、1998年に二度目の結婚を迎えてきます。これは1997年に占った例です。
1993年にあの婦人の夫は病気でなくなり、1998年もう一人の男性と結婚しました。いま幸せに暮らしています。そう判断した理由を述べてください。
<トラさんの正解>
今日の答えも大体合っています。用神の官鬼が再現で、一生涯に二度と結婚します。
一度目の夫はどうなったか判断すれば、発動した官鬼寅木を用神とします。
官鬼が弱くて月破になり、回頭剋にかわって、夫がいても凶になる情報です。
動爻は陽爻で過去を表わし、酉金に剋されたので、1993年の地支と一致して、1993年になくなったと判断しました。
1998年は寅の年で、月破になっていた地支が解かれる年で、再婚の情報になります。
<問題>
1997年にある男性は息子の当面の吉凶を占ってもらい、澤風大過という卦を得ました。次のように判断して当たりました。
@お子さんは警察に逮捕されました。
A女性問題で入獄したのです。
B少なくとも三年間の監獄生活をしなければなりません。2000年に出獄します
実際はあの人の息子が旅館に売春婦と泊まったとき、捕まえられて、三年間の入獄懲役と裁判されました。
<森田の回答>
子孫を用神とします。用神は伏神で、しかも空亡で月と相合で、動けません。
澤風大過は遊魂卦で、戻ってこない情報です。
官鬼が暗動して仇神となり、世爻を剋しますので、これが原因でしょう。
官鬼には司法の意味があり、官鬼に望む勾陳は、刑務所の意味があります。
ですので逮捕され、刑務所にいるのでしょう。
もう一つの官鬼に望む玄武には淫らの意味があり、女性との淫らな関係が原因でしょう。
官鬼は日と相沖で暗動となっています。ですので官鬼の地支と相沖する辰の年(2000年)になると暗動が崩れ、出獄できるでしょう。
<トラさんの正解>
今日の答えも大体合っていますが、解釈の足りない部分もあります。正解を述べます。 子孫を用神とします。
用神が隠れて弱いとはいえないが、飛神に剋されてそして訴えの意味を持った朱雀が臨んで訴えられる情報があります。
このほか仇神の官鬼が二つあり、暗動して忌神を強めて用神にとっては不吉です。
官鬼のほうは一つに牢屋の意味を持った勾陳が臨んでいます。
一つに好色の意味を持った青竜が臨んでいます。官鬼にも警察の意味を持ち、もう一つの官鬼は三爻にあり、三爻はベッドの爻位で、よくないエネルギーはベッドや好色警察からきました。
もう一つの忌神には淫らかという意味を持った玄武が臨んでも女性問題で逮捕された情報が出ます。
2000年は辰の年で、忌神が墓に入り、仇神が合されて、剋からのエネルギーがなくなり、監獄から出るでしょう。
1995年に息子の吉凶を占ってもらった例です。
山地剥が水風井に変わるという卦を得ました。判断は以下にしました。
@息子は入獄しました。
A仲間の数人と一緒に人を殴り殺しまいた。
B主犯ではないが、少なくとも12年の刑期にされます。
結局、殺人の同案犯人として12年の入獄懲役にされました。
<森田の回答>
用神を子孫とします。月から剋され、人は同性五行です。
発動した父母から剋され、さらに本卦の父母二つからも剋されて、良くない情報です。
父母には墓の意味があり、訴訟の意味を持った朱雀が臨んでいるので入獄しました。
応爻に発動した官鬼が、これが原因だと思います。
官鬼には犯人の意味があります。しかも流血事件の意味がある白虎が臨んでいるので、殴り合いをしたのでしょう。
官鬼は子孫に変わっているので、これが結果を表し、官鬼は子孫の絶の地にあり、その地支が亥なので、次の亥年、すなわち12年の刑期でしょう。
<トラさんの正解>
昨日の宿題の正解です。子孫を用神とします。子孫が変爻に剋されて、同時に訴訟の意味を持った朱雀が臨んで、入獄した情報が出ています。
原因を分析すれば、子孫が発動して応爻を剋します。
内卦が反吟で、応爻は他人の爻位で、日、世爻、応爻の変爻から三重の剋を受けて、殴りや死亡の意味を持った白虎が臨んで、応爻で表わされた人が誰かに殴られて死亡したでしょう。
剋のエネルギーが三つあるから、一人からの殴打ではないでしょう。
用神の子孫も応爻を剋することに参加したので、殴打事件に参加したとわかります。
しかし、子孫子水が日から生同性五行のエネルギーをを受けたから、他人からの示唆があり、そういう事件に参加したのです。
12年後は丁亥年で、用神が強くなったから、出獄するでしょう。
この例は去年森田さんと一緒にハルビンに行ったとき、ある男性は息子の年運を占ってもらって、得た卦です。判断は次のようでした。
@お子さんは入獄しました。
Aお金のために入獄したのです。
B警察がお宅に行かずに途中でお子さんを捕まえたのです。
C来年(2001年)の二月に出獄します。
実際はあの人の息子も警察の仕事をしています。友達が韓国から乗用車を密輸していました。検査を避けるため、警察の仕事をしているあの人の息子さんを利用しました。
しかし、税関の人はすでに彼らの密輸のことを発見して、乗用車を運転していたところに出撃して、密輸に参加した人たちを捕まえたのです。
でも予測した出獄の時間は実際にあっているかどうか、向こうからの返事はまだ入っていないので、わかりません。以上の理由を述べてください。
<森田の回答>
@お子さんは入獄しました。
用神を子孫とします。子孫は伏神で、しかも飛神は仇神です。仇神は月と日から同性五行で、とても強く、用神にとっては悪いことです。
しかも仇神である父母に、原神は隠れています。
用神には訴訟を意味する朱雀が臨んでいます。
仇神を生じる妻財は月と日から同性五行で強く、しかも発動して仇神の父母に代わっていて、しかも牢屋を意味する、勾陳が臨み、逮捕され、牢屋にいるのでしょう。
Aお金のために入獄したのです。
用神は発動した妻財を生じているので、お金が原因でしょう。
B警察がお宅に行かずに途中でお子さんを捕まえたのです。
発動した妻財は道路を意味する五爻にあるので、途中で捕まったのでしょう。
C来年(2001年)の二月に出獄します。
変爻で鬼神の父母は巳の年(2001年)に沖され、原神は寅の月に力を増すので、2001年の2月に出獄するでしょう。
<トラさんの正解>
昨日の宿題は難しかったが、森田さんの答えはほとんどがよく出来ました。こういう件の占いは中国によく頼まれます。
昨日の宿題の正解です。 子孫を用神とします。用神が官鬼の下に隠れて、訴訟を意味した朱雀が臨んで、そして五爻の動爻は用神の墓になり、牢屋を意味した勾陳がめぐって、入獄した情報が強いです。墓となる六親が妻財ですから、お金のため入獄したでしょう。五爻は道路の爻位で、発動して用神を墓に入らせたので、途中に逮捕されたでしょう。2001年は巳の年で用神が強くなります。二月は寅月で飛神を沖しながら、用神を生じるので、監獄から出てくるでしょう。
<問題>
ある男性は女性縁のことを占ってもらい、判断は次のようにしました。
結婚していますが、妻との情感は良くないです。
夫婦の間にはよく口喧嘩をします。
いまもう一人の女性と付き合って、もう同棲関係になっていますが、来年の一月になると、別れてしまいます。
以上の判断を下すと、あの男性は言いました。
確かに結婚していますが、妻とよくけんかをして、妻への情感がだんだん薄くなっていき、ちょうどもう一人の女性が自分の生活に現れて、まもなく親しくなって、同棲するようになりましたが、別れるのは不可能です。なぜかというと、二人が一緒に一日にいなくてはならないほどの仲です。
しかし、翌年の一月になってから、不意に不和が出来て別れました。
<トラさんの正解>
森田さんの答えは大体合っています。
結婚しているとわかります。しかし、応爻が世爻を剋して、夫婦の間には不和が出ます。
卦にはもう一つの妻財があります。応爻にある妻財と違って発動して、世爻の墓になります。
世爻が墓としての動爻の妻財辰土に入ってしまうから、もう一人の女性の懐中に入ると解釈できます。
辰土は三爻にあり、三爻はベッドの爻位で、家庭以外の女性との関係がすっきりわかります。
そのほか父母が墓に入るのも昨日の宿題の正解です。
結婚届を意味する父母が世爻にあり、妻財未土が妻の爻位である応爻に臨んでいるので、結同棲の情報です。
しかし、妻財辰土が世爻の墓として発動している一方退神となり、空亡に変わって、いくら親しく愛したいたとしても、結局こういう愛の舞台から退陣するでしょう。
空亡に変わったので、この男性の視線から消えてしまいます。
普通退神の応期は変爻で判断します。退陣の中に空亡や月破があれば、空亡であったり、月破であったりする地支を応期にします。翌年の二月は丑月で、そのときに別れると判断しました。
こういう発生期の判断方法は占いの第一冊の本に詳しく書いてあります。
<問題>
ある女性が夫婦縁を占ってもらい、判断は次のようでした。
夫婦の縁を占うなら、もう結婚しています。父母が世爻にあるのもそういう情報です。
@夫と離縁したいです。
A君は性欲の強い人で夫のほかに、また二人の男性ともき合っています。もう肉体関係を結んでいます。
B君の心を留めようと思って自殺を企てたことがあります。ですからいま悩んでいます。
その理由を述べてください。
<トラさんの正解>
答えが大体合っていますが、足りない部分もあり、正解を送ります。 発動した官鬼丑土を用神とします。
官鬼が応爻にあるから夫になるが、三爻と四爻が発動して、それぞれ官鬼に変わって、もう二人の男性と付き合っているでしょう。
三爻(二爻も)はベッドの爻位で、四爻は世爻の沐浴の地で、付き合っている男性とあの関係でしょう。
世爻は墓となる官鬼丑土に入って、男の懐中に入るように解釈できます。沐浴の地(午火)に会い、相談者は性欲が強い人である情報になります。
離縁したいけれど、応爻にある官鬼が発動して回頭剋に変り、丑土は世爻の墓で、世爻をコントロールする意味になります。別れようとする妻を留めたいでしょう。
発動する同時に忌神に変わります。
変爻の卯木が官鬼の死の地で、死ぬ情報があります。
が、月から生を受けて、動爻の午火からも生を受けたので、まだ生きています。
死の地は官鬼自身が変わってきたので、自分で死にたいでしょう。そうすれば自殺の情報が出てきました。
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